日々のあれこれーのんびりくらし

日々のあれこれーのんびりくらし

終の棲家で花遊び❀

外構業者の最終打ち合わせ

新居の工事は順調です。引き渡し日も決まりました。

我が家は一条工務店の提携業者ではないので、引き渡し完了後からの外構工事となります。

現場で外構工事の最終打ち合わせをし、我が家の外構仕様も決定しました!

門柱の素材は大幅変更

当初、我が家はこだわり強めの夫さんの好みで門柱の素材を石タイルにしていました。

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TOYO工業 ロマノグリジオ

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パース図

門柱と階段上がったところの門袖の素材は東洋工業のロマノグリジオという石(白色系の石灰岩)を使う予定でしたが、あまりにも存在感が強いので、本当のところ私は嫌でした。

が、こういうのってこだわりが強い人のほうの意見を尊重したほうがいいので(後で「〇〇にしようと思ったのに反対された」とか言われたくないから)まあそれでもいいかと。

xiaorenretirementlife.hatenablog.com

 

転機が来たのはつい先月のこと、近所で新築工事を見たときになかなかいい感じの素材が貼ってあったのです。

夫さんにご近所さんの門柱を見せに行ったところ「これはいいかも」と言ってくれて「これはなんだろう?」とネットで探してみました。

リクシルのルミノスだとわかり早速見本をお取り寄せ。

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ロマノグリジオと並べてみた

ルミノスは磁器タイルです。幅と面を変えているので雰囲気があっていいのではないかと。ご近所さんで見つけたものも確かにこれ!

外構業者さんに品番を伝えました。

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ハイドロテクトタイルの茶色とあうかも

落ちついた感じになったと思います。

本当に良かった――――♪

しかし、見積はほとんど変わりませんでした。ハンパがでてしまうので余分に材料がかかるとのことでした。

 

照明も減らしました

こだわり強めの夫さんの希望は浮き階段の照明でした。

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階段を照らす照明

でも、普通の家で周りも静かな住宅街なのにちょっとこれは目立つ・・・・とこれも本当は嫌で、それとなく夫さんに言っていました。

 

近所に階段照明の家はないのでどうしようかと思っていたところ、
一条工務店の担当さんが「外構で階段照明を予定してましたよね」と上棟の日に話しかけてくれました。

なんでも、展示場の一条工務店の隣に浮き階段の照明をつけたハウスメーカーがあり、「夜になると煌々と光ってすごーく目立つんですよ。あれは一度ご覧になったほうがいいかもしれないですね」と言う。

それを聞いて、早速見に行きました。

確かにすごーく目立つ✨

さすがの夫さんも「これはいいや」と。照明を諦めてくれました。

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階段照明はなくなりました

暗いように見えますが、我が家の敷地の端に電柱・街灯があり、また玄関横の袖壁にも照明があるのです。(一条工務店のほうで建物につける照明はこの図には載っていない)

夜に現場に行って確認しましたが、暗くて見えないことは全くありませんでした。

これで、照明の素材と工事費が若干安くなりました。

 

GLの確認

それと、最終打ち合わせでGL(グランドレベル)の確認をして、階段の段数を確認しました。段数によって設計と見積が変わるのですが、当初の計算通りで行けそうです。

ただ、解体→地鎮祭の時に比べると庭の高さが明らかに低い。

地面はだんだんと締まって下がるそうですが、一条工務店の工事のときに土を捨てすぎたようにも思えます。

そこで、外構業者さんに駐車スペースの土間コン施工のさいに出る残土を庭に撒いて整地してもらえないか聞いてみる。

残土処分費が節約できるのではないかと思って・・・

結論としては、土間コンの部分の土から建設ガラをより分けて庭に撒いて整地するという作業と、土間コンの部分の土を捨てて、庭に土を足すというのは大きく安くなるわけではないとのことでした。ガッカリ・・・

それでも、土を捨てずに庭に撒く方式で進めてもらうことにしました。

うんと細かいガラは取り除けないけど、それほど悪い土ではないので捨てるのはもったいない。細かい石は庭づくりの過程で私がコツコツ拾います!

引越日も決定!

来月くらいから始まる外構工事、梅雨入りする前にサクッと終わるといいのですが。

雨が降ったときのことを考えて完了予定は余裕を見て決めました。

最悪、隣家との境界の塀と階段工事さえすめば車がない我が家は引越できます。

さあ、引越日も決まったから色々準備をしないと!

夫さんと暮らし始めてからの10年の間にすでに3回引っ越しをしています。

引越慣れはしているけど、もうこれで引越は最後にしたいですね。

 

遠藤周作「女の一生」を読んで

ふと友人とLineをしていて読みたくなったので読んでみました。

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遠藤周作女の一生

本当は1月に友人たちとGOTOキャンペーンを利用して長崎に行く予定でした。が、第三波が来てキャンセル。

図書館で借りてきました。

高校生の頃「沈黙」を読んだことがあります(夏休みの課題図書でした)。

 

 

一部・キクの場合

「浦上四番崩れ」という実話が元になっています。

<ざっくりあらすじ>

江戸時代に隠れキリシタンとして信仰を守っていた浦上の農民たちが幕末にキリシタンであることを表明した後に、幕府によって拷問、弾圧、流罪にされます。明治政府も天皇中心の神道で新国家形成を目指していたので流罪のままでしたが、欧米列強から激しい非難を受け、条約改正などの外交上の障害になると判断して、6年ぶりに農民たちは故郷に帰ります。

キクというのはキリシタンではありませんが、好きな青年がキリシタンで津和野に流罪になったため、その青年を救いたい一心で体を売ってまでお金を用意したりします。そして、最後には病気で亡くなってしまいます。

<感想>

信仰をもたない私からしたら、拷問を受けても信仰を捨てないということに「恐怖」を感じました。どうして耐えられる?信仰を捨てたら天国に行けなくなる?むしろ、肉体的な辛さから逃れるために信仰を捨ててしまっても許す神であってほしいと思う。

それと、同じ人間に対して残酷な拷問をすることも怖いです。嗜好とか快楽というような性質ならともかく、仕事だからと割り切れるのかな?(伊藤という役人はキクの体を自由にして金も巻き上げ、一方で信者たちに拷問を続け、自己嫌悪しながらもそれらの行為を続けています。そんな伊藤に神父が「あなたは救われる」と声をかけるのが偽善に思えて仕方ない。現代社会なら犯罪者ですよね。拷問そのものは仕事だから仕方ないにしても、キクに対しての行いは職権乱用ですよね。)

それと、キクの行為はいくら好きな人のためでもそこまでできるかな?という疑問も。小説だからと言ってしまえばそれまで。新潮文庫で発行されたのが1986年、その以前に書かれたとして、その時代はこの純愛が理解できる時代だったのかしら。

 

二部・サチ子の場合

 <ざっくりあらすじ>

キクの従妹のミツも夫の影響でカトリック信者になります。二部はそのミツの孫のサチ子が主人公。敬虔なカトリック信者で、幼なじみの修平を慕っています。でも、時代は太平洋戦争中、修平は「人を殺してはいけない」という信仰に反する戦争に参加することに悩みます。カトリック教会が戦争を黙認することにも反発を覚えています。(プロテスタント教会反戦運動をして逮捕されたりもしたとなっていました)

迷いながらも兵役を拒否できるわけもなく学徒出陣で学業半ばで出征し特攻隊に志願する修平。修平の無事をひたすら祈るサチ子。そして、長崎に原爆が投下されます。

長崎つながりで、長崎に宣教にきて帰国後アウシュヴィッツに送られ亡くなったコルベ神父の話も前半に並行して出てきます。

 

<感想>

修平が出征するまでの、いわゆる子供時代のサチ子と修平の純愛は微笑ましいです。私はカトリック信者ではないけど、修平が悩む様子にも共感できます。おそらく多くの若者が信仰のあるなしにかかわらず「戦争で人を殺すこと」について悩んでいたのではないかと。

でも、アウシュヴィッツでの描写は正直読むのが辛いです。うすうす知っていたことであっても、小説として読むのでも「どうして人間が人間に対してこんなことができるのか」と。アウシュヴィッツの所長は家では仕事のことを一切話さず、良き夫、良き父です。

コルベ神父の「愛がないなら愛を作らねば」の言葉や、身代わりとなって飢餓刑で処刑されること。実話ですが、もしこれが信仰のなせる業なら信仰があるってすごいことかも。

2冊を通しての感想

「感動する」「心を打たれた」とかいうレビューが多いけど、私は「怖い」という気持ちが強かったです。

信仰のために命を捨ててもいいと思うことに対して、
人間が戦場でもない場所で、憎しみや恨みもない人間を殺すことができるということに対して、
どうして?もありますが、どちらかというと「怖い」が強い。

私は神話が好きですが、はっきり言って日本神話は物語なので信仰するものではないと思っています。でも、私は神社にお参りに行くのが好きだし、神社に行くと清々しい気持ちになるし、なんとなく「八百万の神々」がいると思っています。その神様たちは色々なものや自然に宿っていて、人間が大事にしないと災害を起こすのだと思います。

お寺にお参りも行きます。仏像を見るのも好きです。いいお顔の観音様は大好き。

私は「良心」に恥じない生き方をすれば神様が怒らないのでは?くらいの信心です。はっきり言って「信仰心」は全くありません。でも、不安で心がさまよってしまうかというとそうでもない。心が弱っている人は信仰があったほうが支えになるのかな。

クリスチャンの方が遠藤周作の小説を読むとまた違う感想を抱くかもしれませんね。

パート主婦と個人事業所

年金についての記事を読んで、ふと私の職場は見事に従業員の保険・年金がバラバラなことに気が付きました。

hiro-fukudome.hateblo.jp

今日の記事は、一般的な会社でサラリーマンをしている人にはぴんとこないかもしれません。FPや社労士の勉強をしている人なら分るかもしれません。

小さな会社で働く場合、個人か法人かで全く異なります。

 

<私の職場> 

従業員4人の個人事業所です。本来であれば社会保険に加入する義務はありません。

が、任意適用事業所として協会けんぽに加入しています。

時給は、東京の最低賃金1,013円より2割弱高いです。

 

 <従業員>

Aさん:週5日、1日6時間勤務(週30時間)。雇用保険加入、健康保険(協会けんぽ)・厚生年金加入

Bさん:週4日、1日6時間勤務。(週24時間)雇用保険には加入、任意適用事業所に勤務していても、協会けんぽと厚生年金には加入できません。

   時給が高いので、夫さんの扶養にも入れず国保国民年金に加入しています。

Cさん:扶養の範囲内で働くために月14日以内で調整。(週に20時間は超える)雇用保険は加入。
   健康保険は夫さんの扶養に入り、年金は第三号被保険者です。

そして私:週3日、1日6時間勤務(週20時間未満なので、雇用保険も社保も加入要件みたさず)。

では私の社保はと言うと協会けんぽ、厚生年金加入です。

私の実家が法人事業所(父が社長、私が専務)で、適用事業所です。父は後期高齢者なので、私しか被保険者がいませんが、私は実家の法人の社保に加入するために勤務時間を抑えています。2事業所に勤務する場合の按分などもできますが、そこまではしていません。雇用保険も私の場合入り損です。

 

私のように本業(大家)があって、社会参加したくて働いているような中年主婦と違い、他の同僚たちは保育園や小学生の児童を抱える若いワーキングママです。

 

子どもとの時間を優先したいから残業がないパートを選んだ、とか
小学校の役員になってしまったので、学校行事や役員会のために欠勤が続くことになるよりは、とか、
今の働き方を選んだにはそれぞれのお家の事情があります。

代表は「勤務時間を増やせるなら大歓迎」と言っています。みながAさんのように社会保険に加入してもいいと言っています(保険料を折半負担になるので嫌がる事業主もいますが)。

 

と、ここで何を言いたいかというと・・・

①任意適用事業所の場合で、従業員がその勤務時間を増やせないのに、時給が少し良いと国民年金国保になってしまうというのはいかがなものか。

 

上記の例でいうならBさん(週24時間勤務。雇用保険国保・国年)です。

令和3年は国民年金保険料は月に16,540円です。(国保は前年度の収入によるので分かりません)

同程度の厚生年金保険料を探すと月16,470円(標準報酬18万)があります。

我が職場が多少時給が良いとはいえ、週24時間勤務のパートでは18万を稼ぐことはできません。(私は彼女の時給を知らないですが、私と同じ程度として)

でも、社保に入ったら現在のパートの給与に合わせて保険料が決まるのでおそらく負担が減ると思います。

 

これは、私の職場が少人数の任意適用事業所だから起きる問題です。

 強制適用の事業所であれば、給与面・1年以上の勤務見込みなどから加入になります。

(もし私の認識が間違っていたら教えてくださいーー)

とは言っても、雇用保険には加入しているので育児休業給付金はしっかりもらえます。

 

 

でも、逆から見たら

②時給が低くても負担が多くなる。

他県のチェーンのファミレスで働いていた友人は自分で社保に加入しないようにシフトを計算して入れていたと言います。

彼女の時給では手取り減収分を取り返すためには勤務時間をかなり増やさないと働き損になってしまうと言っていました。

扶養から外れると、夫さんの会社の手当が減るとも言っていたかも。

 

 

政府は社会保険料を負担する人を増やしたいなら、

「任意適用事業所」を無くすこと。(個人事業主や家族も社保に入れるようになります)

そして、大福さんのブログにもあったように「社会保障地域格差」を無くすこと。

 

現在の世帯収入を考えるだけでなく、将来的に見て妻も厚生年金をもらえたほうがお得だと思います。

 

コロナ禍の中で多くの非正規雇用の労働者が失業したというニュースを見て切ないです。

失業手当がもらえたならいいのですが・・・

 

お家によって事情は違うので働きたくても働けない(以前住んでいたところは交通機関がとても少なくて子供の通学や親の通院の送迎のためにパートを選択せざるを得ないという状態がありました。)からなんとも言えないのですが、
本当なら女性も自分が困らないだけの収入(将来の年金も含めて)を得られるような社会がいいと思います。

働きたくないし、働かなくても困らないというならそれはOKですが、
それが夫さんに全面的に依存している場合でもし何かあっても経済的な事情で離婚したくてもできないなんていうのは辛いと、私は離婚して良かったと思っているので言えます。(まあほとんどの人はそんなことにならずに仲良く夫婦で力を合わせて暮らしていますが)

 

もっとこう何か世帯収入があがって、可処分所得が増えて、かつ安定した社会保障が受けられる、みたいな方法ってないのでしょうか。

それぞれの家庭に合わせて夫婦で納得して働き方を考えられるように、年金や保険について知識をもっていた方がいいですよね。

その点でも、もっとこうシンプルにならないかなと。

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網戸についていたバッタ

洗濯物を干していたら網戸にバッタがついていました。我が家は8階。どこから飛んできたのでしょう。部屋に入らないうちに気が付いて良かったです。部屋に入られて飛んだりしたらかーなーり嫌です。

紫陽花の鉢植えを買いました

引越前なので、極力物を増やさず捨てていくようにして新居で買い直そうと考えています。

だから、油を敷かないとダメなくらいテフロンが効かなくなったフライパンも買い替えず我慢しながら使っています。

 

ですが、新居で植えたいと思っている紫陽花については、咲いている今の時期に買っておかないと、引越後には季節が終わっているので買えない可能性が高い。

咲いているときに花を見て選びたいし。

 

というわけで、近所の花屋から遠くのホームセンターまでウロウロして可愛いい子を探していました。きれいな花色や花の形が豊富で悩みました。

最近は母の日用のギフトにもアジサイがありなかなか華やかなんです。

そして、結局我が家に連れ帰ったのはこの二人。

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こんぺいとう

コンペイトウという品種のガクアジサイです。こちらは土の酸性度によって色が変わります。

アジサイは一般的に酸性土壌だと青い色、中性からアルカリ性だとピンク色になります。(なかには本来その品種が持っている花色があるので、必ずしもそうならないこともあります。リトマス紙と逆です)

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こんぺいとう

青系だけでは寂しいのでピンク系もほしい・・・

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ひな祭り

花びらのふちが濃くて中心が薄くなりとても可愛らしい。

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ひな祭り

ダンスパーテイや墨田の花火、アナベルなど定番もあり悩みました。

でも、やはりこの二つの花色と形から目が離せなくて・・・

 

近年、紫陽花(ガクアジサイ含む)の園芸品種の改良ってものすごいと思いませんか?

 

そして、私は紫陽花よりもガクアジサイのほうが好きかも・・・とアレコレ見ながら思いました。 

 庭でどこに植えるかもざっくり決めています。早く引っ越しして植えたいーー。

設計変更11,000円也

あと1月ほどで新居は完成します。GW明けには引き渡し日も決まるとのこと。

そんな中、ちょっと気になったことがあります。

 

垂れ壁からの下がり天井について

LDKの一部分を庭側に突き出して机を置く書斎スペースを計画しています。

老後の夫婦の机を並べてそこで趣味の時間を過ごす予定。

そのスペースの上はバルコニーなので、そのスペースには垂れ壁が付くことになりました。

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赤丸部分が垂れ壁です

すみません。写真がちょっとボケてます。

この垂れ壁から窓の部分まで下がり天井にする予定でした。(壁が目立たないと設計さんが言うのと、机を置くから高さが下がることに抵抗はなかった)

今借りているマンションなどにも配管を通すために天井が下がっているアレをイメージしていたので。

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こんな感じで下がるのかなーと

現場を見た師匠(夫さん)が「この壁、窓にかかるんじゃないの?」と言い出す。

現場監督さんに聞いて測ってもらったところ、窓の上枠は隠れるとのこと。

えぇー、聞いてないー。機能的に問題は無いと言われても、窓の上枠が隠れる??

隠れないように、天井を上げてもらうことはできるか監督さんに確認する。

現場監督さんは、棟梁にも聞いていました。

「この垂れ壁は必要だけど、天井は高い方が絶対スッキリするよー。」と棟梁。

「ボードもこれからだから大丈夫だよ」と言ってくれます。

ほっと一安心と思ったときに、営業さんと監督さんの相談が始まります。

設計変更

なんでも、届出た設計図と変わることになるため一度設計担当に連絡してきちんと設計図を直さないといけないそうです。

現場で施主の言うとおりにして、後で問題になったらいけないとか。

数年前までこの程度のことは、現場で対応していたそうですが、もしこれで雨漏りとか何かあったときに本来の設計図と違うとなると問題になるそうです。

言われたらそうかも。

でも、強度とかの計算もないこの設計変更の費用が11,000円しました。

うーん。

このお金がもったいないから、窓の上枠が隠れてもいいとは思わないですが、
なぜ、設計さんは窓の上枠が隠れることを最初に教えてくれなかったのでしょう。

これが出来上がってから気になって直してもらうだと、資材代もかかるのでもっと高額になるので、この段階で気が付いて良かったと思うようにします。

 

仕様選びの時に、窓の大きさと窓の高さはすごく気にしていました。

でも、まさかそれが天井にかかるとか、そんなことに考えが及ばなかったです。

 

営業さんの変更

そして、完成まであとひと月くらいにせまったこの時期。

なんと我が家の営業さんが異動になって変更になりました。

営業所の異動ではなく、営業部から他部署への異動なので引き渡しは別の方になります。

思えばこの営業さんは、我が家が一条工務店の展示場に行った時に説明を受けた人でした。

 

xiaorenretirementlife.hatenablog.com

 

我が家は師匠が早期退職したときの退職金と主婦大家の私の預金があるので、ローンは組まず現金で家を建てます。

なので、予算の上限がありました。これから昇給する見込みなどないから、老後の暮らしを考えての予算建てです。

そんな中で、機能と快適さを優先して一条工務店で家を建てることにしました。

希望もi-smile→i-ⅽube → i-smart と変わり、当初の予算より高くなりそうだったので、予算を守るために徹底して建築面積を考えて(夫婦二人なのでそもそも小さい家で大丈夫)間取りやオプションを考えるときはとても楽しかったです。

i-smartで、グランセゾンの床や設備が選べたのも、i-smartへ変更するきっかけになりました。

我が家の師匠は呆れるくらい細かいので、営業さんも大変だったと思います。

何度も質問のメールを出していて、本当にありがとうございました。

外構についても、私たちは一条提携の業者ではないのに、我が家の外構案を覚えていてくれてアドバイスをくれたこともありました。

(これが私にとっていい援護射撃だったのです。外構については後日)

 

「営業さんが嫌だからこのハウスメーカーと契約しない」という意見を見ますが、それはもったいないような気がします。家を建てるのは営業さんではないから。

でも、相性のいい営業さんだと家づくりがより楽しくなりますよね。

設計変更のための契約書に押印の必要があり、営業所に行った時に新しい営業さんに引き継がれました。

前の営業さんは私たち夫婦と同年代でベテランだけど穏やかーな方です。

今度の営業さんはイケメン風の若手のホープな感じ。これから家を建てる方は若い営業さんのほうがいいのかもしれませんが・・・。

完成が待ち遠しいです。

 

 

 

歴史小説読み比べ

このところ歴史小説にはまっていました。

冲方丁「はなとゆめ」

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冲方丁「はなとゆめ」

華やかな装丁。主人公は清少納言です。清少納言一条天皇の皇后定子に仕えた才女として「枕草子」を書いたとして有名ですよね。

この小説は、定子が宮廷で見せてくれた「華」や「夢」のような生活について清少納言の視線で描かれています。

なので、当然定子は心映えがよく周りへの配慮も忘れない貴婦人であり、一条天皇は定子を心から愛していて、父藤原道隆は気さくでおおらかで、定子の兄伊周は貴公子として描かれています。

実際はどうだったのでしょう。実家が傾いた後も寵愛は変わらず子供も3人も生まれているので(この当時外戚の力が弱い親王の立場は不安定ですが)、やっぱり若い一条天皇は定子を愛していたのではないかなあと思います。

これまで色々この時代の歴史小説を読んだけど、定子が悪く描かれることってほんと無いんですよね。

彼女の不幸は父が早く亡くなって兄弟が小人物で、叔父の道長に敵わなかったから。この小説もそのパターンでした。

ただ、この小説、私としてはちょっと苦手でした。

清少納言は「宮仕え」というものに強い憧れを持っていて、いざ出仕したものの中年(28歳)だったので、気後れして恥ずかしかったということが延々と書かれています。「枕草子」でハキハキと受け答えして褒められた話からは想像もつかないくらいのモジモジっぷりが読んでいて歯がゆくてイライラします。

めんどくさいこじらせ女子みたいでした。

「私」の目線で描かれる小説がうっとおしく感じるって年のせいかしら。

 

 永井路子「この世をば」

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永井路子「この世をば」

こちらは、先ほどの「はなとゆめ」の逆の立場から見たものです。

主人公は藤原道長。「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることも無しと思へば」

という有名な歌からタイトルがついています。

ただし、この小説での道長はいつもの老獪なイメージではなく平凡児が、幸運によってこの地位に登れたというように描かれています。

末っ子の道長は、兄たちに出世が遅れたものの、運よく疫病を逃れ高官たちの死によって官位が上がる。姉は一条天皇の生母で道長と仲が良く引き立ててくれる。

平凡児だったからこそ、バランスを重視しておごり高ぶることもなくうまく渡ってこれたようになっていました。

倫子がよくできた妻に描かれていました。道長には正妻の倫子と明子くらいしか妻として認識される女性はおらず、二人の下に子供がたくさんいます。倫子の娘たちが天皇の后になり、例の歌が詠まれることになるのですよね。

晩年に倫子が夫が変わったと思うシーンがあります。平凡児も高位に登ると傲慢になってしまうのですね。

小説の中に「あ、このエピソード知ってる」というような話が散りばめられていて、同じ事件でも定子側から見るか、道長側から見るかで全く違った話になるのが面白かったです。

私は今回は永井路子さんの小説のほうが面白いと思いましたが、読み比べもいいかもしれません。

 

灰原薬応天の門

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灰原薬応天の門

こちらはマンガです。5巻くらいまで読みましたが、まだまだ連載中で終わらないと思います。だって、いくらでも続きそうな話なので。

在原業平菅原道真が京で起こる事件を解決していく話です。

途中史実に基づいた歴史的エピソードもありますが、応天門の変や道真が流罪になるまでだいぶかかりそう。だって、まだ道真は少年なので。

写真の表紙の目つきの悪い少年が菅原道真です。文章生としてまだ官位もないですが、その知識を活かして、少将の在原業平が持ち込む怪異などを分析して解決するのでスッキリします。

平安時代ってとにかく物の怪や得体の知れない何かに襲われたりするのですが、今のように夜も明るくて科学も進んでいたなら何でもないことなんでしょうねぇ。

右の表紙に出てくる美女は藤原高子。業平とかつて駆け落ちしたこともある女性ですが、良房ら兄弟の出世の道具のために入内させられます。

まあこの平安初期は藤原氏の権力固めのために他氏排斥がすごくて権謀術数の嵐。

それが過ぎると、道長たちのように同じ藤原氏の中で派閥争いが起きて、実資などは僻みきった「小右記」なんか書くようになってしまうのですが。

もう少し道真が成長したらまた読みたいと思います。大人になって右大臣になって、時平とどう渡り合うのか、とかを見たい。

 

司馬遼太郎功名が辻

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司馬遼太郎功名が辻

高知城に行った時にまだ司馬遼太郎の「功名が辻」を読んでいないことに気づいたもののすっかり忘れていてやっと読みました。

山内一豊の妻といえば日本一の妻としても有名ですよね。一武士から国持ち大名まで出世させたのですから。

妻の千代と伊右衛門(一豊)が主人公ですが、1,2巻のまだ下っ端でいくらでも功名をたてる余地のあるころはワクワクと楽しかったけど、後半は読み飛ばしながらになってしまいました。

それにしても、千代はできた妻ですが、そんな妻に任せてくれる夫もできた夫だと思います。自分はそれほどの能力が無いとわきまえて、妻に相談することを恥とも思わず助言も聞く。(妻はうまーく操縦しています)自分は妻に恵まれたと思い、妻のために功名をたてようと思い奮戦する。そして、妻はそれを褒めたたえる。

子どもは娘が一人。しかも地震で夭折してしまっても、側室も迎えず妻一人を守る。

家臣も大事にするし、上司にもこまめに相談したり、「律儀だけが取り柄」とだけ思われ、特に大きな武功もないのに生き延び、軽んじられないのは人徳。

妻ばかり褒められてるけど、ここまで育て甲斐のある夫もなかなかいないですよね。

私ももし同じ立場だったら心を尽くし、頭をフル回転させてバックアップして国持ち大名を目指しますよ!

これから、我が家には老後の二人暮らしが待っているけど、千代を見習ってうまく夫さんを操縦しなくては。夫さんは幸い私一筋でいてくれますが(当然?)、プライドが高いので、家事を教えるのも一苦労です。

そうはいっても、自分で気づかせるって家事程度では難しいですよね。

 

晩年に土佐の国主となり、長宗我部の元配下たちを鎮圧するために虐殺めいたこともしていたことになっています。
この時には、初めて妻の意見を退け家老たちの意見をもとに独断しています。

それを妻は「遠州六万石程度の人物が土佐25万石の大身になったものだから無理が出た」と批判的に見てしまう。

 

この小説から私が読み取ったことは、「自分の能力を的確に見極め、それほどでもないとわかったら周りの助言を素直に聞いて成長するほうが良い。驕りは自滅の始まり」「妻は自分の描く道に夫を歩ませるために賢さを隠し夫をたてることが必要。そして夫は妻の言うことをバカにせず聞くことが大事。(妻の上に立つ、というか支配することにたいして意味はない)」かな。

エンタメ小説として楽しみました。

 

主婦大家のDIY・ペンキを塗ってみた③階段終了~♪

前回、階段ホールの天井と壁まで塗りました。

 

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 壁のアイボリーは階段の前に塗り上げました。

 

さて、いよいよ残るは階段です。金曜日に行ってきました。

まず掃除。

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変な緑色でところどころ塗料がはげている

内階段だし、さびてるとかはげてるなどの文句などここ13年言われたことなどない。

が、どうせなら塗りなおそうと頑張りました。

(塗り直すつもりだったので、天井や壁のときの養生が甘くて階段に垂れまくり)

 

今回も塗料はアサヒペンの油性スーパーコート。色はブルーグレー。

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これは壁を塗ったときのアイボリー缶

すぐ乾くのですが(晴れた日なら2時間かからず乾く)、さすがに通行止めにはできないので、半分ずつ塗りました。

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半分ずつ塗りました

ちゃんと「ペンキ塗りたて」「こちらを通ってください」の張り紙はしました。

平日昼間は、9時半くらいに〇〇さんが遅めの出勤で、14時に飲食店にお勤めの〇〇さんが出勤する以外はほぼ通らない、はず。

郵便屋さんも1階の集合ポストに入れるしね。と思っていたら、宅配業者さんが軽快に上がってきたので恐縮しました。

 

金曜の昼過ぎには半分は塗り終わり、先に塗ったところが手で触ってもつかないくらい乾いていることを確認してから帰宅。

土曜日は天気が悪くて窓を閉めていたので、ペンキの匂いがこもってしまい、日曜の朝に窓を開けに行きました。

 

土日はみんな出かける用事もあるだろうと外して、いよいよ月曜に仕上げ。

 

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うっすら真ん中に線が・・・

素人にしてはまあまあではないでしょうか。

ただ、同じ色でもロットが違うのか微妙に半分ずつで色が違う。違わないように見えるところもあれば、真ん中にうっすら線が入っているように見えるところもある。

まあ、いずれ汚れてくれば分からなくなるでしょう。

塗っているときは、濡れてるから色が違うのかなと思っていたら、乾いても微妙に違う。

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元はてすりも緑色でした

とりあえず、錆び止めにはなったと思います。印象も結構変わったし。

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1階から2階にかけてはうす暗いのでムラもよく分からない

 

買ったものはペンキ、ペンキ薄め液、養生テープ、刷毛、ローラーなど。刷毛やローラーもきちんと洗えばまた使えるのですが、わざわざ洗うための薄め液などを買うのがもったいなくて使い捨てにしてしまいました。

刷毛は「徳用万能刷毛」3本セットで惜しみなく。ローラーの継ぎ手とかしばらく使わないのに1,078円は高かったけど、これが無かったら作業は無理でした。

総費用20,370円(税込)かかった期間はペンキ塗り半日×4回、事前の掃除4回でした。

 

実家の父は大工さんですが、父に頼むとなんと人工代をとられる。他人に頼むとぼられる可能性があるから、どうせ頼むなら父なんだけど、一日2万とか請求されるから、できるところなら自分でやります。

我が愛する夫さんは「いずれ退職したら手伝うよ」などと言っていましたが、手伝ってもらって「疲れた」「大変だった」を言われるくらいなら私一人でやるほうが気楽です。

 あとは引越前に境界上にある木の枝をバッサリ落としておくくらいかしら。 

新居に引っ越したら、遠くなってしまうから今のうちに気になっていたところを直せて良かったです。

今回塗り直したところが何年かして剥げて来たら次こそはちゃんと業者に頼もう。

居室は開いたときに直しているところもあるけど(エアコンやボイラー、壁紙とか)、今はみな長く住んでくれているので、次に空いたところから流しとか必要に応じて直して行かないとと考えています。

 

床暖房入りました

新居の工事は予定通り進んでいるようです。

我が家の工事監督の方は若い女性で、とてもしっかりしています。

その代わりとてもしっかりしているので、現場を見たいというときなど進捗状況を確認して「〇〇を見たいのであれば、〇日となりますがいかがでしょうか。何時にいらっしゃいますか」と次の予約を入れておかないと「今日は暇だし見に行ってみようかなー」が許されない印象です。

 床暖房

今回は2週間前に「〇日〇時に伺います」と予約していた「床暖房が張ってある様子を見る」ために行ってきました。

 

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奥は師匠(夫さん)のウォークインクローゼット

見事に銀色ですね。この日はこの床暖房の溝にチューブを入れていました。

2階はすでに耐火ボードも貼ってあり、クローゼットも収まりスッキリしていました。

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妻の部屋から師匠の部屋を見る

角などのタイルも貼り終わり、バルコニー手摺もついていました。

足場に登ることは安全面から不可だったので、監督さんに太陽光パネルと外壁やガルバリウム鋼板などの動画を撮ってきてもらいました。きれいに施工されていました。

 

超耐震の板

我が家は一条工務店の新しい「超耐震」の工法で建てるのですが(他に最近水害対策の工法もありますね)、
我が家の担当の営業所では初めての施工例だそうです。

新居で「超耐震ってどこを見たらわかりますか」と師匠が聞いたところ、この壁だと教えてくれました。

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柱と柱の間にある茶色の板

ミッドプライウォールという強い壁が外壁はもちろん、内壁にも入っています。

そして、頑丈そうなビスがしっかり留まっています。

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柱の間に頑丈そうなビス

この後で断熱材が入ってボードを貼ってクロスなどの壁の工事になると思います。

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階段の内側には入らない

内壁は全部入ると言っていましたが、階段の内側というか中側には入らないものなんですね。

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階段の外側というかキッチン側の壁にはミッドプライウォールあり

釘の数もしっかりたくさん打っています。

 

外構もいよいよ現地打ち合わせ

連休中は作業はお休みなので、次に現場を見に行けるのは連休明けになりそうです。

そろそろ住宅設備なども入ってくるのではないでしょうか。

 

来週には足場がとれるということで、そろそろ外構業者との最終打ち合わせです。

外構については、妻に任せてくれるはずがさんざん夫さんに振り回されイライラが募っていましたが、ここへきて妻の当初言っていたようなイメージになりそうです。

近所の新築現場を見て、妻の意見を聞き入れてくれました。

お隣さんとの塀問題も、妻の笑顔の交渉でうまく解決しました。

 

ただ、やっぱりイライラします。

妻に任せると言っておきながら、外構業者の担当さんに送るメールの下書きを見せたら細かいところまで書き直されたので。

「打ち合わせをお願いします」→「打ち合わせをお願いできればと考えております」

こんな感じに数か所直されました。

仕様についての質問なら書き直されてもいいけれど、さんざん会っている担当さんにわざわざこんな風にまわりくどく書く必要あるかなー。

その場の雰囲気が悪くなりつつあったので、そこでは言わずここに書きました。

 

何はともあれ終の棲家が完成に近づきつつあり楽しみです。

 

主婦大家のDIY・ペンキを塗ってみた②階段

中古で買った私の所有物件はそこそこ古いですが、
都内で駅3分猫可なので満室経営が続いています。

(今は滞納問題がありますが・・・)

 

入居者の方々から文句は出ないけど、大家としてはあちこち直したいです。
(居室のほうは、劣化度に応じてリフォームしたりクリーニングだけだったりと色々ですが)

以前、ポスト周りを自分でペンキを塗ってみました。

 

なかなか楽しかったので、他のところも・・・と思っていましたが、

冬はペンキの乾きが遅いし、なによりこの冬は腕が肩より上がらないという五十肩(?)に泣かされていました。

でも、最近は気候も良いし、肩も治ったし、事務のパートも週4から週3に減らしてもらったので、いよいよ決行することにしました。

新居に引っ越す前にやりたいという気持ちも強かったです。

(ペンキついた手や服で電車に乗りたくない)

 

階段のサビ

一番気になっていたのは階段の裏側のサビです。

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数年前から気になるサビ

それと手摺のペンキがところどころ剥がれてサビっぽくなっているのも気になる。

さらにさらに、階段の色が黄緑色というのも嫌。(どうして前のオーナーさんはこんな色にしたのでしょう)

 

ということで塗ってみました。

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蛍光灯についてしまった!

下準備として、デッキブラシでこすり、コテで落ちるサビは落としてから塗りました。

なかなか大変でしたが、やって良かったです。

素人なので、ところどころダマになっていたりもしますが、よく見なければ分からない。前よりはマシだと思います。

私は身長が150cmしかないので、ローラーは継ぎ手を使い、刷毛も高所部分はクイックルワイパーの持ち手につけて一生懸命塗りました。

ペンキはアサヒペンの「油性高耐久鉄部用塗料」1.6L

「サビの上からでもそのまま塗れる」と書いてあります。

 

階段ホールの壁

壁にも小さいヒビがあったり、くすんでいるような気がしたのでこちらも塗ってみました。

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塗ったけどよく分かりません

 

まず壁を洗うのが一苦労。外壁ではないので、それほど汚れてはいないけど(むしろ外壁のほうが雨で汚れが落ちるのかしら)、デッキブラシで泡だてて、スポンジで濡らして、モップでふき取ってと大変でした。(水道がないのでケルヒャーとか使えないのです)

凸凹の吹き付けの上に塗るので、壁にはこちら。

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アサヒペン 油性スーパーコート

屋内外のなんでも使えそうな高性能シリコンアクリル樹脂で超耐久とあったので。

元の壁の色のアイボリーにしました。

すごく大変だったのに、それほど変わった感じがせずがっかり。

「こんなに頑張ってもよく分からない」と思い、3階の階段ホールの途中でやめてしまったというていたらく。

ローラーで境をうまくぼかしてきたけど・・・

 

やってもやらなくても・・・ですが、ペンキも残っているし自己満足のために次の休みに続きを頑張ります。

 

やって良かった

今の塗料ってすぐ乾くのですね~。

一応張り紙をして、「本日昼間にペンキを塗ったので注意してください」と書いて来たけど、文句を言ってくる人はいない。

というか、帰る前に触ってもとりあえず手につかないのは確認済。

どちらの塗料も2時間もあれば乾いてしまう感じです。

(夏は1.5~3時間とあったかな)

 

階段の鉄さびのときには小ぶりのローラーにしました。

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予備のローラーも買いました

刷毛で角や淵を塗ってからローラーで広い面を塗りました。

 

壁のほうは凸凹があるし広いので、毛足の長く幅の広いローラーにしました。

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桃虎というローラー

だけどペンキをすごく吸ってしまって重くなり、
私は要らない洗面器にペンキを入れてローラーに吸わせていたのですが、
洗面器の中でローラーを回転させられないのでまんべんなくペンキを吸わせることができなくて、とりあえず壁にペンキをつけたらローラーで伸ばしていく、といった感じで作業しました。

幅の狭いローラーのほうがむしろ機動力があったかも。

それと、洗面器ではなく、ちゃんと四角くて平たいペンキ塗り用の道具を買えば良かったのですが、お金を惜しんでしまうのが素人の悲しい所。

でも、まあなんとなく塗れたので良いでしょう。

 

次はいよいよ最後の階段です。

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どうしてこんな緑?しかも2色使いです

すぐ乾くといえど、平日昼間でも通る人はいるので(2日行ってみて、だいたい平日昼間に通る人が分かりました)、半分ずつ塗ろうかと。

前は小さいお子さん連れのご家族がいたけど、今はみな若い人しか2,3階に住んでいないので半分ずつ塗って「気を付けて通って」と言えば大丈夫でしょう(?)

 

すでに、アサヒペンの油性スーパーコートのブルーグレーを2缶買ってます(2日に分けて塗るように)

GWまでには終えます!

気密測定に立ち会いました

先月の上棟から着々と工事は進んでいます。

 

先日、気密測定に立ち会いました。

営業所によっては立会い不可のところもあるようですが、私たちの現場は立会いOKでした。

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一条工務店の垂れ幕がかかっていました

気密測定

小さい家なので垂れ幕が目立ちます。

ヘルメットを借りて屋内へ。

気密測定はこの機械で5回測定し平均をとるといいます。

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階段下収納の部分に機械が設置されていました

説明は師匠(夫さん)が聞いていたので任せて私は測定が終わるのを待っていました。

今回の数値(C値)は0.5。かなり良いようです。(経年劣化するようですが)

1.0未満であれば、気密性と遮音性が高いと言われています。

昔の戸建てのように隙間風が入るということはもうないのですね。

工事完了の報告書に結果を載せてくれるそうです。

 

 

その後、屋内を探検しました。

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リビングダイニング

奥に勝手口があります。石膏ボードや他の材料があるので部屋が狭く感じます。

予算の都合で小ぶりの家にしたけど、もう少し大きくすればよかったかも・・・

壁の中の電気配線や換気の管は通っていますが、石膏ボードはまだ貼ってないので上棟のときとあまり見た目が変わっていません。

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階段を登って2階へ

階段ホールには明り取りの窓を2つ付けました。

この階段ホールには書棚もつけました。

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180cm幅の本棚

この本棚の前に読書用にヨギボーでも買おうかしら。

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2階の師匠の部屋から妻の部屋を見る

夫婦の部屋は別室にしたのですが、通風を考えて壁でふさがず引き戸にしてしまいました。今思うと年々ひどくなる師匠のイビキに耐えられるかしら。

 

さっくりと見ただけで30分も現場にはいなかったです。

この後境界の塀のことでお隣さんとお話をして懸案事項も解決しました。

この日は作業の方がいなくて、監督さんが案内してくれただけでした。

次は床暖房の銀色の板が張ってあるところを見に来たいと希望を出しました。

 

火災保険について

一条工務店から火災保険・地震保険の案内が来て、保険の代理店からも案内の電話がかかってきたりして、「引き渡しまでに申し込み完了してください」と営業さんからもメールが来ていたので真剣に検討しました。

火災保険・地震保険のうち地震保険の家財を除いたプランからさらに水害リスクを除いたプランに申し込むことにしました。ハザードマップから我が家は水害リスクは低いだろうと。

見積金額を聞くために保険代理店に電話をかけて簡単に説明も聞く。「このお電話で申し込みなさいますかー?」「あ、主人に聞いてからでいいですか」といったん電話を切って帰宅後の師匠に報告。

師匠からもGOサインが出て、「じゃあ申し込むかー」と電話をしたら「契約者ご本人様からお電話してください」などと言う。

不動産は共有名義ですが、保険料の引き落とし口座は師匠の名義の口座にする予定だったので、契約者も師匠にする予定でした。なので、今回は申込はせず。

この間の説明のときはそのまま申込もできそうだったのに。

というか「お引き渡しの日はいつですか」と言いだす。

引き渡しの日が決まっていないと申し込ってできないのですね。(当然と言えば当然ですが)

なんだか、初めに電話したときに教えてくれればよかったのにと釈然としない思いで電話を切りました。

引き渡しの日が決まったら、土日に師匠から保険代理店に電話で申し込みをしてもらう予定です。

 

着々と進んできて楽しみになってきました。