日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

角田光代「坂の途中の家」を読んで、夫婦について考える

図書館で何気なく借りた本。この筆者の心理描写があまりにうますぎて、毒気に染まりそう・・・

感想と備忘録です。引用ではなくざっくり書いているので、表現は小説とは異なります。青字は私の感想です。

ちなみに私は子供がいないので、子供のいる女性とは観点が違うかもしれません。

 ネタバレになりますので、ご注意ください。

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角田光代「坂の途中の家」

 物語の設定

2歳イヤイヤ器の娘と夫と暮らす専業主婦が主人公。

乳幼児の虐待死裁判の補充裁判員になったことから物語が進んでいきます。

 

生後8か月の娘を浴槽に落として死なせたとして刑事裁判の被告となった妻。

証人の話から、主人公は被告がどのような人物か知ろうと努めるうちに自分のことを振り返るようになります。

証言1 夫と夫の母(義母)

夫は、妻が育児で悩んでいるとして自分の母親に助けてもらうために家に呼ぶも、「子育てに関する考え方の違い」から妻が義母の助けを不要とするので断った。平日遅くて見られないから土日は子供を自分が見ていた。

妻は保健師さんの訪問や義母の助けも拒絶してどんどん内にこもっていったという。

 

ここまで来たら「いいダンナさんとお義母さんなのに、なぜ?」と思いますが、ふたをあけたら・・・

義母はかわいい孫を殺した嫁が憎く自分の息子はかわいいので、どうしても息子をかばう証言に。残業続きで忙しい息子(夫)に夜泣きで眠れなかったりしたら大変だからビジネスホテルにでも泊まればとか、育児経験のある女性にアドバイスを聞いてみたらと勧め、息子もそれに従っていた。

「どうして専業主婦の妻がいるのに、夫が仕事のかたわら子育てまで協力しないといけないの」という義母。

夫は土日に子供を見ると行って、子供と一緒に外出し元カノに会って食事をしたりしています。そのメールを見て妻は傷つくのですが、公開されたメールは育児の相談やごく普通のお礼などで「やましいところなどない」と夫。

 

主人公は自分が妊娠中に帰りが遅い夫に対して不安になり、携帯を見てしまったことを思い出します。実際何もなく、浮気を疑った主人公は「妊娠中の不安から」だと安心するのですが、携帯を見たことを夫が気づいて恥ずかしいことだと言う。主人公はいたたまれなくなるというエピソードも出てきます。

 

 

元カノに会っても育児相談だけだし、メールも全くのシロですが、主人公はすごく拘りを見せます。

主人公は裁判が進むにつれて、被告の女性に感情移入するようになります。

もしかして、夫は妻を不安にさせるようなことをわざとしたのではないか。だからメールを見ざるを得ないことになって、それを恥ずかしいことと侮辱されることになったのでは・・・

なぜ、そんなことを? 

 

証言2 妻(被告人)の友人

 

妻の学生時代の友人は、学生時代は勉強熱心で目標をもち努力するような女性だったと証言。検察官は被告を「ブランド好きで子供を産んだけど思うようにならずに殺した」というストーリーを作っているから、不利になるかと思い、「上昇志向を持っていた」という言葉を訂正します。

臨月の時に遊びに行った時に見た夫と被告のやりとりから、笑顔で言葉はやんわりとしているのにお互いに傷つけあうような内容なので、居心地が悪い家庭だと思う。その友人は自分に子供がいないこともあって、関わらないようにしてしまったが、この事件が起きて後悔していると証言。

友人は被告が不安がっていたことも証言。経済的なこと(夫の収入が当初妻よりも低く、子供ができて妻が仕事をやめたので収入が減ることを心配)、子育てそのものに対する不安など。そして、「夫が怖い」と言っていたと。「男言葉」や「大声」「不機嫌になると無視される」ことが怖くて、言いたいことが言えなかったと。

夕食のピザの出前に、夫は「ふつうなら友人を手料理でもてなすが、それもできない気が利かない妻」と言う。「仕事をしていた時なら仕方ないけど、やめてもおなじ」と笑顔で穏やかに話す夫。友人は「ふつう」という自分の意見が正しいと相手を断じるところが理解できません。自分より稼ぐ妻が許せなくて、育児を理由に仕事をやめさせたのに家政婦にさせたい? 友人は自分も「臨月なのに遊びに来て夕食まで居座る非常識な友人」だと責められているような気になっていきます。

もしかしたら、被告は夫の話からだんだんと自信が奪われていったのではないかと主人公は思うようになります。そして、その姿は自分にも重なっていきます。

 証言3 妻(被告人)の母親

妻の母親は孫に会ったことがありません。アルバイトのような婚約者の職業に父親が結婚を反対したことから疎遠になり、娘夫婦(被告人夫婦)と会えないようになっていたから。母親は娘(被告人)が結婚後も働いていることを可哀そうに思っています。経済的に困っていると思って自分の夫に内緒で娘にお金を送ったこともあります。

被告人は自分の母親に同情されたくなくて育児の悩みを相談できません。夫とうまくいってないことも。

 

主人公は、夫と義母の関係と、妻と母の関係から自分のことを振り返ります。

主人公も地方出身で、東京の大学を出て東京で就職します。東京の大学にいくことは「女の子なのにえらいわねえ」と言われる(決して褒められているわけではない)。

仕送りの額から住める下宿は貧相で、母親は主人公に向かって「地元の短大に行けば、こんなみじめなところに住まなくてよかったのに」と言います。

娘を愛していないわけではないけど、自分の知らない世界に行くことを応援できない。料理のことは聞けたけど、進学のことや恋愛については母親に相談できなかった自分のことを思い返し、主人公はどんどん被告に感情移入していってしまいます。

被告人に対して

被告が事実と違う育児日記をPCの中に書いていたことも発覚。育児日記の中では、泣き止まないとか体が小さいとか無表情とか全く触れずに、「とってもいい子、ママの誇り」「赤ちゃんモデルにスカウトされた」なんて言葉もあって、検察官は「事実と理想が違うことが原因で子供なんかいなきゃいいと殺したのだろう」と質問します。

裁判員たちは、裁判に派手な服装で現れた被告に対していい感情を持っていません。そんな中、主人公だけが、育児に悩む姿に自分を重ねてしまいかばおうとします。まるで、自分が裁かれているような気分になっているよう。

 

主人公と夫と子供と義母の関係

主人公はそれまで専業主婦で子供と二人で昼間過ごしていたのに、刑事裁判の補欠裁判員になったことで、朝子供を義母に預け、昼間は裁判に加わり、夕方義実家に迎えに行きヘトヘトになります。まして、子供は反抗期真っ最中。甘い祖父母と遊んで疲れた子供を連れて、義母の作ってくれたずっしり重いお惣菜を持って、バスと電車を乗り継いで帰ってくるのは一仕事。

子供をきつく叱ったところを見たり、ビールでも飲まなきゃやってられない!と飲んでいる姿に、夫からは「キャパ以上のことを引き受けてアル中になっちゃうんじゃない」云々を言われたり、義母に「疲れているのだから泊っていったら」と言われたり。

夫が「たかが補欠なんだから大変ならやめればいい。自分で言えないなら俺が電話でことわってあげるよ」と言う。

そういったことにだんだんと違和感を主人公は感じていきます。

 

色々と同情すべき点はあるとされながらも、判決は懲役九年の有罪になります。

 

この小説は、育児に関する悩みから起きた事件について考えるよりも、夫や母親との関係について考えさせられるものでした。

 

なので、育児をしたことが無い私でも、すごくハマって読んでしまいました。

 

印象に残っていることと感想(感想は青字)

裁判員の女性の中に、裁判に参加したことで毎晩うなされたり晩酌の量が増えた事について、その女性の夫が心配して裁判員をやった人に対するカウンセリングがあるということを調べてくれた話が出てきます。(実際あるみたいです)「そういうものもあると思うと少し気が楽だね」と夫が言ってくれたそう。

それを聞いた主人公は自分の夫にもそれを話す。しかし、自分の夫の返事は、カウンセリングに行くとしたらまた子供を義実家に預けるのかと。さらには、義母から「裁判の後で精神科にかかるかもしれないのね。子供は預かるから大丈夫よ」と言われ、夫が義実家に話したことに傷つく。主人公は、ただ「そんなに大変なんだ。頑張ってるね」と言ってほしかっただけなのに。

すごく分かります!!妻が大変なときに心配してくれるか、応援してくれるか、「大変なんだからやめればいいのに」と言うのか、その大変さの内容にもよりますが、夫の行動ってすごく大事ですよね。それを「精神科にかかる」だなんて大袈裟に悪く自分の母親に言うって何だろうと、主人公の夫に対してすごくイラつきました。

 

被告の義母が自分たちの家にくることになったときも、夫は被告に相談も無しに呼んだことに被告が傷つくとなぜ理解してもらえないのかと、主人公は思う。

 

夫婦で育児の大変さを共有し、話し合いの末に「じゃあ、お義母さんにお願いしようかしら」ということで来てもらうのと、妻に相談も無しに、夫と義母の間で大変そうだから来てやってよとなるのは、信頼関係はどこにあるのかという話ですよね。

 

主人公の夫は、婚約時代に結婚式の準備など「まかせる」と言ったわりに、主人公が決めたことに対して「こんなもの普通は選ばないよ」と言って、選びなおしたことがあったそう。その他にもたびたび「こんなことも知らないの」と笑顔で言われる。

主人公は自分が親との関係が悪かったことに引け目を感じていたこともあり、そんなものかとだんだんと考えることをやめ、夫に任せるようになっていきます。

 

主人公の夫も、被告の夫と同じように、自分を貶め自信を奪ってきたと最後に気づきます。

なぜ?憎んでいたのか?憎まれる覚えなんてない・・・

それが夫の愛し方だから。

妻が裁判員になって、自分の知らない世界を見て自分の知らないことも話し出す。一家のあるじもたいしたことないと気付くかもしれない。だから、「裁判員なんて無理だ」「これくらいのことで飲んでいるようじゃ、働きだしたらアル中になっちゃうかもね」などと言ったりする。

「常識がなくて何もできない妻」だから夫に決断を任せてきたのは、そんな愛し方しか知らない夫に愛されるため。

「こんなことも知らないんだね」と言われるたびに、てへっと笑ってきた。「ひどーい」ということはあっても、じゃあできるようにしようとか、直そうということでもなく。夫もただ君はおかしいと言ってきた。それを受け入れてきたことに気づく。

 

そのことに気づいた後、被告の夫が判決後も離婚せずに被告を待つと聞いた時に、周囲は「許すなんていい夫」と感嘆する中、「あの夫から服役後も逃げられない」と主人公は恐怖を覚えます。

 

この話の結末がこんなことになるなんて、すごく意外でした。この小説が書かれたのは2011年で、2016年に単行本化するにあたって大幅に加筆修正されたとありました。夫婦間のモラハラを聞くようになったのはこの数年ですよね。暴力をふるうことだけがDVではないと知られるようになりました。

主人公の夫も被告の夫も、「妻を愛している」と思っているのでしょう。「妻を心配していい夫だ」と自分でも思っているかも。でも、夫が心配していることを伝える相手は妻本人であって、周囲ではないですよね。

 

「まかせる」と言われたのに、夫のいうことでひっくり返されるところで、我が家を振り返り思わずくすっと笑ってしまいました。

新居を建てるときに、外構や庭について、我が夫さんも私に任せてくれた割には、口をはさむこと多数。

ここで、私が面倒だからと夫に従っていれば我が家も平和になるのかもしれません。

でも残念ながら、私は夫さんに言われっぱなしになるほど、考えがないわけではなりません。登記や税金のことは、自営業の私のほうが仕組みをわかっていることも多かったですし。感情的にならずに、我が家はちゃんと話し合います。

夫さんは私に言われて不機嫌になることは全くないのがよいです。妻に意見を言うのを許さない夫もいますが。

 

本当に嫌になったら、この家を出て東京で一人暮らしをすることも経済的にも精神的にも余裕でできると思うと、主人公のように恐怖や不安はありません。

 

もちろん、そうならないように(夫さんとの関係が平和になるように)、二人で直すべき点など歩み寄って老後の二人暮らしを進めるつもりですけどね。

 

「引っ越してきてから、前ほど夫さんを好きでなくなった」と先日伝えてしまうほど(笑)

言われてかなり驚いていましたけどね。あれだけ口うるさく言っていてそれでも好意が減らないと思ってたなんてすごい自信だと私は逆にビックリ。私は「永遠の愛なんてない。常に更新されていくものだ」が持論です。

 

来年から、退職して家にずっと夫さんがいると思うと、私も反省点は多いです。

夫さんは多分世界中で最も私を理解してくれる良きパートナーなのですが、完璧な人間でないことを私もいい加減分からなきゃ。勝手に減点して「好きじゃなくなった」なんてひどい妻ですね。

「絶対幸せにする」「君のやりたいようにしていいよ」「そのままの君でいいから」なんて口約束を信じるなんて女子高生かよ(笑)

 

これから結婚する人は、男女を問わずこの小説を読んだ方がいいかも。

自分の愛し方がが間違っていないか。「幸せな結婚だと周囲に思われたい」と思って、自分の中の違和感を無理に消していないか。 二人でちゃんと話し合えるか。

 

あまりに引きづられそうだったので、しばらくこちらの筆者の小説はやめようと思いました。わくわくはしても、感情移入ができそうにない塩野七生ローマ人の物語」くらいがちょうど良いかも。

 

ここまで読んで下さった方、今回も長々とお付き合いいただきありがとうございました。

雨の日の洗濯とエアコン事情

この週末は豪雨災害が各地で起こりました。

毎年のように起こる災害にどのように対処していったらいいのか(インフラ整備で対応できる?もう移転しかない?)考えさせられます。

一条工務店がさかんに宣伝している水害に強い家も、浸水被害には対応できても土石流には勝てないと思うと建てられる条件が限られますね。

我が家の近所も土砂災害警戒区域に住む人は非難するように防災無線が流れましたが、我が家はハザードマップでは安全な場所なので自宅で様子を見ていました。

i-smartの家はトリプルガラスなので雨音もよく聞こえず情報をこちらから見に行かなければ、これほどの豪雨だったとはわからないほどです。

 

さて、今日は雨の日の洗濯について書きます。

今は洗濯乾燥機が普及しているので、雨でも関係ないかもしれません。

でも、我が家は乾燥機は縮みそうであまり好きではありません。(なので洗濯機能のみの洗濯機使用)

i-smartの家は冬は全館床暖房なので家の中でも乾きそうですが、床暖房以外の時はどうするか。

 

我が家のエアコン事情

我が家は2階に再熱除湿エアコンをつけました。

夫さん曰く温度を下げすぎずに除湿することができるエアコンだそうです。

暑くないけど、ちょっと蒸し暑いなんて時に便利です。

「さらぽか」に一瞬夫さんがよろめきましたが、これからの酷暑の時代に「ひやぽか」でないのは結局エアコンを追加でつけることになりそうでやめて、我が家は採用せず。

 

xiaorenretirementlife.hatenablog.com

 

エアコンを1階と2階にそれぞれつけました。

2階のブックコーナーにエアコンをつけ、そこにホスクリーンという室内用物干しをつけました。

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AC②がエアコン、オレンジ□(物干し金物)がホスクリーンです

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ホスクリーンに使っているのはお風呂の物干し棒

あれほど考えたのに・・・

本当は再熱除湿エアコン1台で全館冷房をしたかったのですが、この位置から1階に冷気は降りて行かず夫さんの試みは残念ながら失敗です。

もし、1階も冷やしたかったらエアコンをもう少し窓の方に寄せなければダメみたいです。

でも、廊下を伝って2階はちょうどよく冷えるのでまあ良しです。

2階に冷房をかけるのは寝るときだけなので、その時に1階まで冷えたら逆にもったいないかも。

 

さらに、ホスクリーンの位置も失敗でした。

ブックコーナーで本を読むときにホスクリーンがあったら邪魔と思って手摺の上につけてしまったのですが、これでは洗濯物がかけられません(階段に当たってしまう)。

結構考えてつけたのに、案外気が付かないものですね。

 

というわけで・・・

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こんな風に干しています

手前の本棚が空で良かったです。

当然この時はブックコーナーにはいられませんが・・・

エアコンの反対側、廊下の突き当りにサーキュレーターを置いて風を当てれば洗濯物の量にもよりますが4時間かからず乾きます。

ふう、あれこれ無駄にならずに良かった。

 

部活やっている子供がいない我が家はどうしても急いで洗わなければというものがないので、毎日洗濯しなくてもどうにかなります。

 

雨でも空が明るければエアコンかけても発電のほうが上回るので、それほど心苦しくなくエアコン使えます。(根がケチなので消費電力が気になります)

 

小さい家はエアコンがよく効きます

先週は酷暑の日々が続きました。昼間家の中にいてもエアコン無しではいられません。

が、ベランダが日よけになり、またハニカムシェードを時間によってしめれば、1階にいる私は28℃設定のエアコンで快適に過ごせました。

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一条工務店からもらった温湿度計

ちなみに外の温湿度計はベランダの下の直射日光が当たらない高い所につけたのですが・・・(朝は日が当たるので、朝の温度はむやみに高い)

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ベランダの軒の下

 

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1階の間取り

私が昼間いるのは☆印。机かソファーかカウンターキッチンです。

掃き出し窓横のRAYエアコンを28℃設定にして、青丸の位置にサーキュレーターを置いていたら、LDKはどこでも大丈夫です。

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LDKを遮るものがない

老後の家は小さくというけれど、その通りと思います。

 

リタイア後の計画

このところブログの更新がマメなのはたんに時間があるから。

というのも、今月末で事務のパートを辞めるため有休消化をしています。

月の下旬は忙しいのと引継ぎで出勤しますが、先週と今週は週1出勤でした。

 

今の仕事

本業は1棟アパートの経営です。でも隔週の共用部分の掃除と記帳くらいで、トラブルがなければ特にすることはない。

副業の一つが実家の工務店の役員。といっても、社長の父が高齢のため本業よりは不動産賃貸業がメイン。何棟も持っているので その管理と修繕。私も掃除を手伝います。

そして、それだけでは社会と繋がっている感がないので、事務のパートをしていました。

事務のパートは社労士事務所で色々勉強になります。

私は20年以上前に社労士試験に合格し、労働保険事務組合で働いたこともあるので、労働保険・社会保険の仕組みはざっくりわかりますが、給与計算は初めて。

かなり苦戦しました。

給与ソフトや電子申請の仕組みも・・・年を取ると柔軟に対応できないのが悔しいです。

 同僚の若いワーママの皆さんはとても親切で居心地も良かったのですが、都心の事務所まで片道1時間20分もかけて通うほどの仕事かしらと。

テレワークもできますが、給与明細の発送などは印刷するから出勤が必要だし、コロナ感染も怖いくらいに拡大しているので、これもいい機会かなと退職することにしました。

 

妻の収入と支出

9室の1棟アパートのローンは完済し、自主管理なのでこれだけで生活に困りません。

実家の役員報酬は社保料、iDeCoと小規模企業共済を払ったら残らないくらいですがもらえるだけありがたい。

事務のパートはそもそも生活のためではないです。

 

 

家を建てたので今後の家賃もかからず、夫さんと生活費を折半負担。

それ以外は各自のお小遣いです。

コロナ禍で友達と会うこともできず、外食もしない。

物欲が全くなく、ブランド品にも興味なし。

アパートのペンキ塗りなどの修繕や庭づくりも自分でできることは自分でする。

日常でほとんどお金を使うことがないのです。

一番の趣味の旅行は現在コロナ禍で全くできないのが悲しい所。

私は42か国訪れているくらい旅行が好きです。

好きで何度も行っている国もありますし、国内も歴史マニアらしくあちこち行っています。

行きたいところリストは更新中。

 

夫さんが退職したら行こうと話している国もありますが、早くコロナが落ち着いてくれないとこちらが年取ってしまいます。

 

 

しかし、当面の問題は

パートをやめたら何しようです。

物件の掃除も隔週くらいで十分です。

 

ランニングして、庭をいじって、読書して、いつか行きたいところのリサーチくらいでしょうか。

リタイアしている人たちって何をしているのでしょう。

お得な情報などないブログを書くのは、自分にとって精神的には良いですが・・・

ご訪問くださったみなさま、私の拙いブログにお付き合いくださりありがとうございます。

 

長年の計画

実はここ数年考えてはいるものの実行に移していないことが一つあります。

私のアパートは9室なので、「事業的規模」ではなく青色申告も10万円の控除しかききません。

転居の都度、所轄の税務署に聞いてみるも「1棟アパートは10室程度から」と言われてしまう。

新居のある税務署でも同じ回答。

事業的規模になれば65万円の控除になるのですが・・・。

自主管理で経費もかからないし、減価償却費も年々下がるし、青色専従者もいないから本当に税金が高くて嫌になります。

 

では、あと「1戸」を増やすのはどうか。

狙うのは築古戸建て。投資用マンションは興味ありません。

利回りがいいのは築古戸建てというのを聞きます。

そのために、最近不動産情報を見ています。

 

 

私の物件は中古で買って実利回りが8%を超えて満室です。

これくらいの利回りを目指しています。

 

まずは、土地勘をつけるためにリタイアしたら、不動産情報で相場を研究して、気になる沿線を歩いてみようと思います。

ハザードマップ

・人口構成(子育てしやすいのか、年寄りが住みやすいのか)

・都市計画の有無

・町のイメージ

いい場所があったら、その町の物件が出るのを待つ。

もしくは、「これは!」と思うのが出るのを待つ間に土地勘を養っておく。

 

自分が住むわけでもないし、どうしてもあと「1戸」が必要でもないから、いい物件が見つからなければ買いません。

それくらいの気持ちで焦らず探してみようと思います。

基本は散歩のつもりで。

家を建てるときに貯金をはたいてしまったのですぐには買えないのが現状なのですが。

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ランニングの時に見た朝焼け

 

退職した夫さんを扶養に入れるときの最適解を教えて下さい

夫さんは先月60歳になりましたー♪

昔なら赤いちゃんちゃんこ来てお祝いするところですが、今は「おじいちゃん」というより「おじさん」ですよね。おじいちゃんって年齢より見た目や動作で決まる気がします。

まだまだ我が夫さん、おじいちゃんではありません(孫は5人いますが)。

 

さて、2年前に上乗せ退職金をもらって33年務めた研究開発の仕事をやめた夫さん。

のんびりするはずが、1年契約の調査研究の仕事に転職しました。

そこそこお給料も良いのですが、前職は外資系だったのでちゃんと休めたのに、今はバリバリ日本企業なので、自由に休めないしサービス残業もあるみたいです。

なので1回更新しましたが、60歳にもなったことだし、来年3月で更新せずやめるそうです。

 

ここで、我が家で今悩んでいる疑問があります。

 

DC年金を一時金と年金の併用でもらおうと思っています。年金として貰うときの金額がお得なのはいくらなのか?

 

①前職を辞めたときに退職所得控除は使っている。それから2年しかたってない。

②妻は会社員(実家の法人は協会けんぽ加入)なので、その扶養に入れたい

 60歳以上だから国民年金は加入しなくてもよいので、健康保険料を浮かしたい。

③あわよくば、妻が配偶者控除が使えて節税になるのではとも思う。そのためには夫さんも非課税にしたほうが良い?

 

我が家で色々調べた結果は

①夫さんは雇用保険を多分受給しないので、退職したら妻の扶養に入れるのではないか。年収130万以下になれば扶養に入れるはず。

②さらには夫さんが65歳までは非課税になるような年額に抑えたほうがいいのでは?その金額を超えるぶんはDC年金の一時金でもらうようにする。

 

そうすると、年額108万(年金等の雑所得の控除60万+基礎控除48万)がいいのか、それとも扶養に入れるギリギリの129万までもらっても大丈夫なのか(この場合は夫さんに所得税が発生しますが)。

この金額で悩んでいます。

それとも健康保険料くらい払ってもいいから、年金でもらう金額を増やし、一時金にかかる税金を減らしたほうが総額として良いのかも?

 

正解はーーー?

 

夫さんの年金は私は全くアテにしていないのでどちらでもいいですが、工夫次第でもらえる総額が増えたほうがいいですよね。

 

夫さんが年上で定年退職した場合で妻の扶養に入れるというときの最適解が見つけられません。

妻が扶養内で働く場合ばかり見つかる。

夫さんは働く気はないそうで、年金だけの雑所得で扶養に入りたいのです。

株の配当などもあるようですが、源泉徴収されているから関係ないと言ってます。

うーん、FP3級のテキストでは正解が分かりません。

ちゃんとFPさんに相談したほうがいいのかしら。

 

それにしても「扶養」と書きたいのに、「夫さん」と入れると「不要」が予測変換で出てくるのが怖いです。

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ランタナも盛大に咲き始めました♪

ちなみに私は、まずiDeCoをもらい、5年後に小規模企業共済をもらいます。(会社員といっても家族経営なので退職金などない)

ただ一つ惜しいのは

終の棲家を建てる場所を探す際に我が家が重視したポイントは次の通り。

(必須条件)

ハザードマップで災害のリスクが低いこと

②駅からは歩いて15分以内。車がなくても困らない場所(私が運転できないから。そして夫さんも今年60歳。あと10年ちょっとしか車に乗らないから)

③買い物とかかりつけ医に困らない

④一気に建てる分譲地ではなくて、色々な年代がいる地域。ニュータウンは30年後に年寄りだけになるのが怖い(これは私だけが気にしていました。夫さんは前の結婚のときにニュータウンの建売住宅を買っていた)

⑤足立区の私の物件に行くのに不便でない路線にあること

 

(さらに言うなら)

①形がよい土地

②第一種低層住居専用地域(マンションの影になる心配がない)

③近くにランニングや散歩に良い遊歩道などがあればいいなあ

④図書館が充実していたら言うことなし

 

(そしてやっぱり)

ご近所さんがいい人ばかりだといいいなあーーー!

(実はこれが一番重要だけど事前に調べようがないことですよね)

 

 

そして、住み心地

新居は程よい郊外でご近所さんもいい人ばかり。

回覧板やゴミ当番も周ってきます。

子供もいるし、お年寄りもいます。犬の散歩の人が我が家の花壇をいつも見ています。

近所に空家もありますが、建て直している家もあり。

駅には歩いて15分くらいかかりますが、近くにスーパーがいくつかあり買い物も便利です。

近くに内科と歯医者もあります(どちらもまだ行ってないけど)。

静かだしとってもいい場所を選んだなーと夫婦で思っています。

が、私たちに子供がいないので、保育園や学校のことは全く調べていません。学校の程度とか全く知りません。

 

ランニングコースはいい感じのところを見つけました。

 

 

終の棲家を建てる場所を探すときに重視したポイントはもれなくクリア♪

 

のはずが、一つだけ残念ポイントが・・・ 

図書館が小さいのです。

 

私はゆるミニマリストなので、本はよほど気に入ったもの以外は買いません。

頼りは図書館なのですが、近所の図書館は「分館」でとっても慎ましい。

そして「中央図書館」も結構ささやかでした。

新刊が少ないし、雑誌も少ない。

日本史の古代史部門はかなり古いものしかなかったです・・・

園芸本もかなり年季が入っていて最近の園芸品種が載っていなくて、土と肥料の本を借りました。(こちらはとても勉強になりました)

残念です(涙)

新居を買うときに「分館」はチェックしていて「中央図書館から取り寄せすればいいか」なんて思っていましたが、リサーチ足りませんでした。

とはいっても、図書館のことだけでこの場所を諦めることはありませんでしたが。

 

故郷足立区も東京23区内では平均年収が最下位とか言われていたけど、図書館はこちらよりかなり充実していますよ。

以前住んでいた千葉市も「中央図書館」は立派で読みたい本がたくさんありました。

図書館って市の規模によるのですね。千葉市も一応政令指定都市ですものねぇ。

 

来年から住民税しっかり払うから、もっと蔵書を増やしてくださいーーー。

(今年はまだ足立区に収めているので)

 

というわけで、まだ捨てていなかった足立区の図書カードを使います。

隔週で私の物件の共有部分の掃除に行くたびに図書館にも寄ろうと思います。

物件の固定資産税は東京都に収めているからいいですよね。

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ブルーデージー咲きました♪

 

 

土壌改良も費用ゼロで

台風が来ています。飛びそうなものは片付けて、ブルーベリーの支柱も見直しました。

鉢植えも風の来ない所へ避難。

 

新居に引っ越して、庭仕事を始めました。

まずレイアウトに沿って花壇を作り、人工芝を敷きました。

花壇の土も、苦土石灰、油粕、たい肥、腐葉土などなどすきこんで元の土よりも地力があがったのではないかしらと思っています。

でも、けっこう腐葉土やたい肥も費用がかさみます。まだ手を付けていない部分も同じようにするとなると・・・

ということで自分でできることはないか考えました。

 

生ゴミコンポスト

我が家は引越当初から生ゴミコンポストを始めています。

前にマンション暮らしだったときは段ボールコンポストをやっていました。

そのときより管理が楽ですね。

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アイリスオーヤマ 101L 3300円(税別)

こちらを2基買って勝手口の裏手に埋めて、野菜くずや果物の皮、コーヒーかす、卵の殻などを捨てています。

しかし、夫婦二人でほとんど食べつくす生活をしていて生ごみがないので、このコンポストがいっぱいになるのは何年後?って感じです。
(説明書には3-4人家族で一年分の生ごみを処理するとありましたが)

魚は塩分があるので、食べ終えた骨はコンポストに入れないようにしています。

 

ちなみに新居のある自治体のHPを見ていたら、コンポストに対する補助金制度がありました。半額(上限1万円)が補助されるというもので、領収書をつけて早速申請。2基分なので3685円が返ってきました♪

 

身近なものでたい肥はつくれる

そんな中、図書館で借りた本にものすごく影響を受けました

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図書館で借りてきました

ぼかし肥料とは、有機物を発酵させて作るぼかした(穏やかな)肥効の肥料を言います。牛糞たい肥などのことを言うのですが、こちらの本は身近な材料でそれを作ろうと提案しています。

とはいっても、こちらの本に登場する方々は農家の方ばかりで、

給食センターから出た生ごみを引き受けて畑の隅で落ち葉と重ねて発酵させる」とか「畑の剪定くずや刈った草などをうさぎにあげて、家庭の食べかすは鶏にあげて、それらのふんもあわせてたい肥を作る」とか相当本格的。

でも、「とれる野菜は甘くおいしくなった」「化成肥料より病気に強い」とか「町をあげてゴミを減らそうとしているので貢献できてよい」とか、なんだかいい感じ。

(とはいうもののこの本は2009年発行なので、後継者がいなかったら途絶えているかもしれません)

 

住宅街の片隅のコンポストでできるレベルではないのですが、
「工夫すれば土壌改良に使うたい肥は自分でも作れるかもしれない」と考えました。

 

生ごみたい肥の作り方のポイント

①水分60% 

水分が多いと腐って臭うのでご近所迷惑に。よく水を切って混ぜること。60%というのはぎゅっと握ったときにわずかに湿り気を感じるくらいだそう。

(我が家は野菜や果物の皮がメインなので、コンポストに入れるときには乾いているけど、これは逆に水分不足かも)

 

②C/N比のバランスを20に

C(炭素)とN(窒素)のバランスは20がベストだそうです。

C/N比が低いと発酵しても、Nが残ってアンモニアガスが発生して作物に障害が出たり、臭いがきつくなるそうです。そこでCが多い乾いたものを入れると発酵がゆっくりとなり臭いも出ないとか。

 

生ごみはC/N比が低いそうです。

例)野菜くず10-20,肉・魚6-10,ご飯類15-30。

なので、生ごみたい肥を作るときには次のようなものをいれ、出来上がりが20くらいになるとよいそうです。

例)牛糞たい肥15-20,落ち葉30-50,米ぬか20-30。

 

おからも肥料分が高いそうです。(おからのC/N比は本には載っていませんでした)

ただ、おからをタダで手に入れる術が私にはないので挑戦しない。

 

卵の殻は98%が炭酸カルシウム。アルカリ分が多いので酸性土壌の改良にもOK。

ただし、細かくしないとなかなか分解されないです。

コーヒーかすや茶かすもこれまで入れていましたが大丈夫そう。今後も入れます。

生ごみの塩分や脂分はよく水を切っておけば大丈夫とありましたが、やっぱり心配なので魚の骨はこれからも入れません。

 

と、本からメモしたことを見返しながら

量を増やすために費用をかけずに加えられるものを見つけました。

 

発酵材はコイン精米機からもらう

本当は、コンポストには発酵材を入れないといけないのです。

コンポスト用菌床(5L 416円)

発酵促進剤(2Kg 1030円)

でも、こちらは補助金の対象ではなかったのでケチな私は買っていませんでした。

しかし、こちらの本では、「米ぬかは微生物を増やすぼかし肥料の絶好の発酵材」とありました。

それなら米ぬかを代用しよう!

 

米ぬかが発酵材になると知って米ぬかをもらえそうなところを探していたら、

自転車で行ける範囲に「コイン精米機」を発見♪

これまで住んでいた足立区にはなかったのですが、精米したてのお米を食べるための精米機というのがあるのですねー。

しかも、その裏手からは米ぬかを自由に持ち帰って良いのです。

「ヌカはご自由にお持ちください。駐車場を汚さないように掃除してください」と注意書きあり。米ぬかをまき散らさないよう注意しながらウキウキ持ち帰る。

米ぬかは軽いのでもうもうと粉が舞ってしまう。でもいい匂い。

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米ぬか大量投入

この後、よく混ぜました。ちゃんと発酵してくれるといいなあ。

 

落ち葉ももらおう

C/N比のバランスを考えると落ち葉が欲しい。

(牛糞とか鶏糞とか買わないと無理なのであきらめる)

土をふかふかにするにはやっぱり腐葉土ですよね。

 

でも、近所の公園はいつも掃除が行き届いて今の時期は落ち葉がない。秋になったら落ち葉をもらえたりするのかな?

 

というわけで、どこか落ち葉がたくさんあるところないかなーと自転車パトロールしていると見つけました!

ショッピングモールの駐車場横の生垣。

掃除が全く行き届いていなくて、落ち葉がつもっていました。

しかもあまり通る人もいないのでタバコやゴミも混ざっていない。

大きなゴミ袋とチリトリを持って遠征です。

猛暑の昼間は人が通らないし、マスクして日よけの大きな帽子をかぶっていたら顔も見られないし・・・とはいえちょっと恥ずかしかったです。

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落ち葉でコンポストがいっぱいに

腐葉土を作るには本当は広葉樹がいいのですが、あの本ではどんな葉っぱも腐葉土にできるとありました。(松の葉は分解が遅い分水はけが良い、と短所を長所にしていた)

 

もらってきた米ぬかと落ち葉をよく混ぜます。

大量の落ち葉と米ぬかの間で野菜くずやコーヒーかすは分解されていくでしょう。

そのうちに発酵・分解が進んだら量が減って隙間があくので、また落ち葉と米ぬかをもらいに行って追加します。

 

未熟な腐葉土は植物に負担をかけるのでよく完熟させようと思います。

 

ケチケチ土壌改良、長い目で見ないと成果は分かりませんが、しばらくこれでやってみます。

 

肥料過多も作物に障害が出るので、吸肥能力の高い野菜を育てると良いとか。

トウモロコシ→空心菜ブロッコリーかカリフラワー 

 

湿った畑に米ぬかをすきこんでマルチをかけて太陽熱消毒すると、微生物が増えて前の作物の残渣もなくなり、病原菌もなくなるとか。

 

へぇえ。

植物を育てるだけでなく、土を育てる感じも楽しい。

育てた植物も終わったら循環させるためにコンポストへ。

見るとゾゾっとするけど、ミミズがたくさんいる土を目指して。

 

 

鶏とうさぎを飼って生ごみたい肥を作っている女性の言葉が素敵でした。

「私は残飯をほとんど出しません。(中略)私たちが毎日食べているすべてが土からの恵みです。だから土から出たものは土にお返しする。当たり前のことだと思うのです。 この命の循環が途切れたら私たちの命だって危うくなります」

 

食べ残しを出さないは当たり前。

野菜の皮や庭から出る花ガラや葉っぱなども燃えるゴミにしてしまうのももったいない。

ごみとして燃やしてしまうのではなく、土に返すことができたらいいなと私は思います。

 

※落ち葉に含まれるかもしれない放射線量などは私はあまり気にしていません。それを気にしだしたら日本の水源なども心配になるので。でも、気になる方はこの方法はとらないほうが良いと思います。

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最後はアメリカンブルーの花の写真で

ブルーベリー収穫♪

庭にブルーベリーを植えました。

左がティフブルー、右がホームベル。これからますます温暖化が進むと思い、ラビットアイ系の御三家のうちから2種を選択。

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ブルーベリーの間にあるのは紫陽花(コンペイトウブルー)

苗を買った時にすでにティフブルーは実がついていました。

庭に植え付け待っていると熟したので収穫♪

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しまった、天下一品の醤油皿で撮ってしまった

ラビットアイ系は甘みもあるけど酸味が強いと本に載っていましたが、十分甘味があって美味しかったです。

一度にいくつも取れないので、熟したら一人でひっそり食べています。

(夫さんにも最初はあげたけど、そのうち育てた人特権として一人で食べてます)

 

問題は来年うまく受粉させることができて来年も収穫できるかどうか。

今年は15粒以上収穫できたけど(そしてまだ実は多少残っています)、

来年はティフブルーだけでなくホームベルも収穫したい。

夢は広がります。

 

それにしても、お隣さんとの共有のブロック塀は古いです。

ご近所さんだから無理強いはできないとはいえ、あの時直しておきたかったです。

 

xiaorenretirementlife.hatenablog.com

 

せめて高圧洗浄機で洗ってモルタルでも塗っちゃおうかしら。

 

2回目の打ち合わせでほぼ決まった間取り③2階 その2ー空調問題解決♪

こちらも過去の記事に現在の感想を加えてアップします。

 2回目の打ち合わせで決まった間取り図の2階です。

空調問題が解決しました。

 

 

2階の変更点 

こちらがもともとの案。

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2階間取り図

こちらが第二案。

1,2階とも面積は変わっていません。2階は13.73坪(45.41㎡)

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間取りの変更はありません

 

 

再熱除湿エアコン搭載!

そして、ここに夫さんこだわりの再熱除湿エアコンを設置。(間取り図②部分)

温度を下げずに湿度を下げるということで冷えすぎずちょうどよく冷えるエアコン(夫さんに丁寧に説明してもらっても妻の理解はこの程度。ただ値段が高いらしい?)なので、もしかしたら、この1台で全館冷房が可能かもしれないという。

 

夫さんがいろいろなブログや動画を見て研究し、実験してみたいといいます。

1階にも標準でエアコンはつきます。(こちらは2階のエアコンの補助とするそう)

この試みが成功するといいのですが。

 

実際には、エアコンの位置が階段の上にあれば、冷気が1階にも降りて行ったのかもしれないのですが、この位置(図②部分)では冷気は1階には降りていきません。

ブックコーナーはとっても快適です♪

1階にいるときは1階のエアコン、2階で寝るときは2階のエアコンをつけていますが、28℃設定で私には十分快適です。

(夫さんはお風呂上りなど2階のエアコンの前で26℃に下げて涼んでいることもあります)

夫婦二人なので、起きているときはたいてい1階に、寝るときだけ2階にいるような生活なので2台同時につけることはほとんどないです。(寝る少し前に2階にかけるのでその時は1階と2階に同時につけています。でも、その時は1階は消していることが多いかな)

南西向きのマンションに住んでいた頃より、はるかにエアコンが効くような気がするのは高気密・高断熱だからなのかも。

 

 

梅雨時のためにここに室内物干しの「ホスクリーン」をつけてもらいます。

(間取り図③部分)

普段は外干し、もしくは洗面所で。梅雨時以外はホスクリーンは外してスッキリさせます。

 

保険として夫さんの寝室にエアコン用のコンセントと配管用の穴は作っています。

 

最近の酷暑に備えておかないと。 

冷気をもらいたい

第一案ではそれぞれの洋室にエアコンがありました。

でも、私の部屋は狭いので冷風直撃は嫌だからと夫さんの部屋と私の部屋の間に引き戸をつけて、夫さんがエアコンつけたときは冷気をもらうことにしました。

  

こうして夫婦の部屋の間に引き戸ができました。(間取り図④部分)

 

現在は、廊下のエアコンを28℃にして、扇風機で2時間タイマーをかけて夫さんの部屋に冷気を送るようにしていれば、私の部屋もなんとなく涼しくてよく眠れます。

28℃以下だと夜中に寒くなって目が覚めるほど冷房がよく効きます。

今くらいの暑さなら、夫さんの部屋にエアコンはまだ要らないですね。

 

 

まあ、とりあえずこれで寝る前の無駄話もそれぞれの部屋にいたままできるし、夏のエアコンの冷風直撃も心配なくなりました。

唯一心配なのは、一条工務店の家は外の音は聞こえないけど、中の音は良く聞こえるとか。

いびきが嫌だから別室で寝るのに、引き戸じゃ丸聞こえなのではという心配があります。 

だんだん生きる力が弱まっていく中年(初老?)夫婦なので、お互いの気配を感じながら寝た方が安全かもしれないですけどね。

 

これは案外大丈夫でした。

もちろん、いびきはうるさいです。でも、うるさい時には引き戸をしめればまあ眠れます。(以前の賃貸は線路沿いで電車の音のほうがよほどうるさかった)

それと、まだこれは気のせいかもしれないのですが、一条工務店の家に引っ越してきてからの方が夫さんのいびきが静かになったような気も・・・・

外の音(雨音さえ聞こえない)が聞こえなくて「ぐっすり眠れる」という夫さん。深く眠っているのでいびきが小さい?

むしろ庭仕事で疲れて私がぐっすり寝ている?

 

何しろ、夫さんのいびきは家庭不和を招くくらいの破壊力がありました。

「工事現場の夢を見た」とか「バイクに乗っている夢を見た」と自分のいびきでよく眠れないと夫さんが言っていたほど。

私も旅行中はこれがないと安眠できません。

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工事現場の騒音対策用ヘッドホン(3M)

新居に越してからも夫さんが夕食にお酒を飲んだ時などはこれのお世話になるけれど、引き戸でもまあなんとか眠れています。

主寝室に夫婦二人で仲良く眠れるご家庭が羨ましい。

 

 

間取りはほぼ決定ですが、窓の大きさと照明とコンセントについてはこの後迷いまくります。正解がわからなくて。

 

そちらについては別記事で書きますね。

あまり参考にならないかもしれませんが、これから間取りを考える方に何かのお役に立てればと思います。

2回目の打ち合わせでほぼ決まった間取り②2階 その1お気に入りのブックコーナー♪

こちらも過去の記事に現在の感想を加えてアップします。

 2回目の打ち合わせで決まった間取り図の2階です。

お気に入りの場所ができました♪

 

2階の変更点 

こちらがもともとの案。

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2階間取り図

こちらが第二案。

1,2階とも面積は変わっていません。2階は13.73坪(45.41㎡)

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広さの変更はありません

 

読書コーナー創設♪

大きく変わって気に入っているのがこの場所です。

(間取り図では①部分)

ロスガードが北西側の階段横にあったのを、洗面所に移動。

このスペースにシステムクローゼットとブックシェルフが一体型になっている「SQC-60FX」を選択。

当初の案では、1階の書斎スペースの横にブックシェルフを置くようにしていたのですが、リビングを広く使いたいと思い2階に移動しました。

 

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お気に入りの読書コーナー

幅90cm廊下に無印の「リビングでもダイニングでも使えるシリーズ」のソファを置いて読書コーナーにしています。

このちょうどいい狭さが落ち着きます。

180cmの本棚は右半分が妻、左半分が夫さんです。

ソファの前は妻のお気に入りの本たち♪

引っ越す前に本をかなり整理したので、本棚は空きがあります。

 

ここにはホスクリーンという室内物干しもつけているのですが、その使い勝手については別記事で紹介します。 

 

ファイン手摺はあきらめました

我が家の階段はボックスステアなのですが(オープンではなく、折り返す形)、このスペースを明るくしたくて、ファイン手摺を希望していました。

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オプションです

アクリル板でこの部分が明るくなるかなーと。

しかし、ファイン手摺だと強度が足りないと設計士さんに言われる。

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ボックスステア

オレンジ矢印の部分を支えられないとのことでした。

 

実際には、アクリル板より普通の壁のほうがよりかかるのに安心なのと、このちょうどいい圧迫感(狭い所が好きというのはお生まれのせいかしら?)が落ち着きます。

階段ホールにダウンライトはありますが、ここにコンセントをつけてスタンドを置けるようにすればよかったというのが一つ惜しい所。

 

 

2階の変更点の続きは別記事でお知らせします。

エアコンについて夫さんがいい案を考えてくれました。