日々のあれこれーのんびりくらし

日々のあれこれーのんびりくらし

終の棲家で花遊び❀

ベランダで春を待つ

我が家のお隣は家と同じ面積の敷地なのですが、二軒のお家が建ちます。

そして、我が家の南西側に。

基礎が終わったと思ったらあっという間に建ちあがり、今は絶賛内装工事中。

来年早々には越してくるのかな。

これまでお隣の庭だったところにも家が建ってしまったので陽が低い冬の今は昼間でも庭にはほとんど日が当たりません。

建物の隙間から光の道が移動はするけれど。

最近この辺の地価が上がっているようで仕方ないですね。

建て物と駐車場だけで敷地はいっぱい。

 

陽が低い冬の間は仕方ないので、種から育てたビオラは花壇に植え付けるだけではなくて、プランターに植えて二階のベランダで春を待ちます。

プランタービオラ

手前のビニールは多肉植物がどれだけ外の寒さに耐えられるか実験中。

紅葉してほしいので見守っています。

アメリカンブルーとレースラベンダーも避難

花壇に植えたアメリカンブルーは先日の霜柱で全滅してしまいました。

もとは1株から増やしたので、せめて1株は残したいと思っています。

ここに2株。

洗面所にも避難所

寒さに弱い子たちをいくつか避難させています。

このところ急に寒くなって霜柱がザクザクしても、花壇に日が当たらないので溶けないので、残した子たちも心配です。

花壇冬・春バージョン

今月上旬にビオラオステオスペルマムユリオプスデージーネモフィラ、セージ、レースフラワーなどを植え付けています。

日が当たらないから成長が悪いかも・・・

春が来たら急にぱあっと育つといいのだけど。

同じ花壇の夏・秋バージョン

夏はマリーゴールド、メランポジウム、セージ、ブルーサルビアなどウクライナカラーでした。

 

春になってどれくらい日当たりが変わるのか、それを見て植える植物も変えないといけないですね。

家への愛が強かった夫さんが見たら心配しそうです。

夏は午後の西日が当たらなくて助かったと思いたい。

アイドルのライブで多幸感

昨日は私の推しのKPOPバンドCNBLUEが所属するFNCエンターテイメントという事務所のメンバーが多数出演する「FNC KINGDOM」というライブイベントがありました。

 

これまで「知らないグループを見ても楽しめないんじゃないか」と思い参戦してきませんでしたが、暇とお金があるので行ってみました。

 

つらつらと感想を書きます。

 

まず、午前中に相続のことで長男とやりあい、図々しい要求をしてくるから「調停になってもこちらは構わない。でも、会社に内緒でバイトしてるような息子の主張を調停委員が聞いてくれるかしら」と言ったら黙った。

さすがに私もそれを会社にばらして解雇とかされたら寝覚めが悪いからしないけど、とりあえず合意。(先週も一度合意したのに、ごねたからこんな脅しをかけることに)

向こうがこれまでの無礼も謝罪してきました。よし、許してあげよう。

でも、気分晴れ晴れとはなりません。

 

 

気分がさがったまま会場の幕張メッセに到着。

初めて来たけど、こんな感じなのね~。

推しの幟をみつける

手前のヨンファが私の一推しです

みな思い思いに写真を撮っています。

FNCは韓国にしては珍しく、アイドルバンドを抱えている事務所です。

アイドルバンドとは言っても、みんなうまいし曲も自分たちで作ってます。

事務所がもっと大手ならもっと売れたんじゃないかな。

日本語もうまいし、「よく頑張ってるわね」と母の目線。

 

しかし驚いたのは、カップルで来ている人たちや小中学生もいたこと。

新しいグループはバンドではなくダンスグループだったり、オーディション番組から生まれたガールズグループだったりするから新しいファン層もいるのかも。

 

昔、夫さんをソウルに連れて行った時に「俺も好きなアイドルとかいたらもっと楽しくなるのかなあ」と言っていたことを思い出します。

美味しいものを食べて、美味しいお酒で十分だけどと笑っていたっけ。

夫さんとはかつて東方神起のライブに行ったことがあります。

友人がとってくれたチケットは東京ドームでした・・・。

CNBLUEがデビュー以来目指しながらまだ一度もできていないドーム公演。

 

そんなことを思いながら私も写真を撮りました。

 

ステージが遠い、遠すぎる・・・

席についてがっかり。幕張メッセは平らなので、身長150cmの私には厳しい。

さらに、私の前の席に身長165cmはあろうかという女子2人組が厚底のブーツで来ました。

オープニングでみんなが出てきて挨拶のときに「終わった・・・何も見えない」とガッカリ。

ステージは見えず、奥のスクリーンに映るのを見るしかなかったです。

 

オープニングは、私の大好きなCNBLUEから。初日のトリはCNBLUEでしたが、2日目はCNBLUEはじまりで、FTがトリでした。

 

が、CNBLUEの演奏が始まるとともに、前の巨神兵は座ってしまうではありませんか。

 

自分の推し以外は座ってていいんですね。知りませんでした。

 

巨神兵たちは2020年にデビューしたばかりのボーイズグループの「P1Harmony」のファンだったようで、それ以外の時はほとんど座っていました。

ラストのFTの途中で帰ってくれたので本当にありがたい。

 

おかげで結構楽しめました。

 

私は学生の頃、歌舞音曲の類いが苦手でディスコやクラブとは無縁に過ごしていました。

ライブもそんなに行ったことがありません(大江千里が好きで数回行った程度)。

なので、大人になってからこんなにライブに来ていることが自分でも不思議。

 

とにかく、みんなかわいいしかっこいいし、演奏も歌も踊りも上手い。

古株のホンギなどは日本のアイドルと同じくらい日本語話せるから安心。

(他の子のたどたどしい日本語もかわいらしいけど)

 

俳優のチョン・ヘイン君がヨンファと一緒に「恋しくて」を歌った時は、夫さんを思って切なくて泣いてしまいました。

 

これまで名前だけ知っていて曲はあまり聞いたことのなかったN.Flyingの子の歌がすごくうまくて鳥肌がたって、これから聞いてみよう。

こういうのがイベントの狙いかー。見事かかってしまったー。

 

なんとなく周りが動いているから(場所が狭くて踊るというほどの動きでもない)、曲に合わせて動いているとだんだん気分も上がってきました。

腕に巻いたペンライトはグループのイメージカラーに合わせて色を変える。

(イメージカラーが分からない時は、周りの人たちに合わせていた)

 

先日のテレビで一遍上人踊念仏の話を見たときに、「みんなで大音量の中一体となって踊るのって多幸感あります」とコメントしていたことを思い出す。

これかー。

CNBLUEのカラーはやっぱり青

 

夕方4時に始まって終わったのは夜の9時。

海浜幕張はかつて住んでいたところに近いので懐かしさ満載でしたが、遅いので寄り道せずに帰りました。

イルミネーション

嫌なことがあったときに気分を切り替えるのって一人だとなかなか難しい。

昨日は、相続でのやりとりの嫌な気分がライブで払しょくすることができて、さらに気分の高揚というか多幸感も感じられました。

毎晩寝る前に夫さんの写真に話しかけているのですが、昨日は笑顔で話すことができて良かったです。

胸がざわつく

今日は3か月に一度の通院日。

問診と薬の処方だけでした。

タモキシフェンというホルモン剤睡眠薬をもらっています。

 

ちょうど去年の今頃、夫さんの病気が発覚して悲嘆にくれつつも「頑張ってうち勝とう」と二人で決意し、次に私の病気が見つかったときも「二人で元気になろう」と励ましあったのでした。

 

約束したのに。

 

私は一人残されてなんとなく生きています。

以前はすごく生に執着があるというか元気モリモリで、夫さんにも「無人島に流れ着いても生き延びそう」と言われていたのですが、

最近は、これまでの人生はかなり楽しかったから(最初のクズ夫のことはもうネタにしてます)、もういつ夫さんのそばに行ってもいいかなという気持ちです。

 

もちろん、あえて行こうとは思いませんが、例えば沈没船のボートにあと一人しか乗れないなんてことになったら譲ってあげてもいいかな~くらいの気持ちです。

譲る相手がワガママな威張り散らした老人なら蹴落として私が乗りますけど。

病院にもツリーがありました

 

せっかくこの頃はメソメソはするけど、心穏やかに暮らしていたのに、またしても心がざわつきはじめました。

 

相続についてグチを書きたいけど、あまり人目に触れていない我がブログを、もし相手が見つけてしまったら面倒かなあと思い、全て終わってからご報告しますね。

 

夫さんが亡くなったばかりのときは、夫さんが危篤になってから酷いことを言われたりされたりしたので、相続で私に有利になるような分配をしてその傷の埋め合わせをしたいと思っていました(調停でも裁判でもどんとこい!と戦う気満々でした。正直あまり頭の良くない彼らに負ける気がしない)。

 

でも西国巡礼をしているうちに

「多少譲ってもいいから早く縁を切って、もう彼らのことを考えないようにしたほうがいいな」と思うようになりました。

 

だって、「どうやってやりこめてやろう」「なんて言ってやったら勝てるか」なんてことを考えるなんて時間がもったいない。好きな相手でもないのに。

 

それと、多くの友人たちに「前妻と息子たちにこんなこと言われた、あんなことされたー」と泣きちらしてたら「それは大変だったね」「酷い人たちだね」と慰めてくれたことも傷の癒しになりました。

 

私は夫さんとの思い出とともに、趣味の世界で楽しく生きていきたい。

 

という風な心境になりました。

 

しかし、今回の相手の主張は、「多少譲ってあげてもいい」という私の気持ちとは別次元の主張をしてきたので税理士さんもびっくり。

税理士さんが「それで裁判とかになってもおそらく無駄ですよ」と言ったのに、考えに囚われているから聞き入れないと言う。

 

私が依頼した税理士さんはすぐに「もめたら弁護士に依頼してください。税理士は正しい申告書を作るのが本文なんです」と予防線を張る。

遺産分割協議書も本来は税理士は作れなくて(弁護士や司法書士は作れる)、相続人同士が作った態で税理士が作ってハンコもらうのが一般的らしいですが、「もめたら僕には無理です」とすぐ言う。

 

調停にならないようにうまく話してハンコ押させてよー。

 

西国巡礼も次で満願成就を迎え穏やかな日々になると思っていたのに、胸がざわつきはじめました。

 

先日友人と美味しいと評判のパン屋「バックシュトゥーベツオップ」でモーニング。

パンは残ったら持ち帰れる

ラテアート

美味しくいただく。

朝から1300円もかけるなんて。

昔夫さんが『焼いたらイオンの「ベストプライス」のパン(PB商品でも「トップバリュー」よりさらにお値打ち)も十分美味しい!』と言っていたことを思うとかなり贅沢(笑)

ただ、お土産に色々買ったけど凝ったものを選びすぎて今一つでした。ベーシックなパンが美味しいから次回はベーシックなパンにします。

 

最近はPB商品の食パンを食べてないと知ったら倹約家の夫さんは驚くだろうなあ。

でもね、使わないで残したからこんなにもめるのよー。

 

クリスマスの飾りつけ

 

チケット争奪戦四勝一敗

今、話題の東京国立博物館の国宝展、後期日程に洛中洛外図屏風(舟木本)が出てくるので見たいと思っていました。

15日10時からチケット予約開始というので、少し前からネットにつないで、PCとスマホと両方から何回もアクセスするも「切断されました」という文字とともにきれてしまう。

10時半ごろやっとつながったと思ったら完売でした。

がっかり。

 

でも、よくよく考えたら今回の国宝展はすべて東博所蔵の国宝なのです。

私はこれまでに見たことあるのではと調べてみました。

日本美術名宝展は御在位60年記念の昭和61年の開催。日本国宝展は平成2年、法隆寺献納宝物は平成8年。

以前はよく図録を買っていました。

今は重いので買わなくなりました。

時間があるんだから家にある図録をこれからゆっくり読み込もうと思いました。

 

さてさて確認したら、洛中洛外図屏風は舟木本だけでなく、町田本も見ていました。

もはや、生で見たのか教科書で見たのかテレビ番組などで見たのかもあやしい。

 

今回の展示の中で、多分見た事ないのは「古今和歌集(元永本)」、「瀟湘臥遊図巻」「出山釈迦・雪景山水図」くらいではないかと。

刀剣は興味がないので調べていない。

古今和歌集(元永本)」、「瀟湘臥遊図巻」については、テレビ番組で解説を見たので、会場で押し流されてゆっくり見られないよりはよく見ているかもしれない。

 

今回は東博だけの国宝だけど、その他の国宝も見ているしーー。

国宝じゃないけど、皇室の名宝展で御物も見てるしね。

 

はい、負け惜しみです。

今回の展示は創立150周年ということですごく気合が入ってますよね。

NHKでも関連番組が多くて、解説を聞くと実物を見たくなります。

でも、ガラスケース越しよりはテレビ番組のほうがよほどよく見えてるかも。

 

 

「出山釈迦・雪景山水図」については、常設展に出てくる時を調べて見に行こうと思います。

むしろそのほうがゆっくり見られそう。(重ねて言いますが、負け惜しみです)

 

 

これがチケット争奪戦の数少ない一敗。

 

では、残りの四勝とは・・・

先日CNBLUEの武道館ライブに行ったところ、急遽ジョン・ヨンファ君がクリスマスイブにパシフィコ横浜でソロコンをするとの告知あり。

そんなに働かなくても・・・と思うも、空席あったら可哀そうとチケット申し込みしたら抽選にまたしても当たってしまいました。

最近は申し込んだら必ず当たる気がします。

 

9月のソロコン、11月のバンドのライブ、来月はFNCキングダム(所属事務所の他グループと一緒のライブイベント。これは初参加なのでどんなものか楽しみ)、そしてクリスマスイブのソロコンと今年だけで4回もライブに行くなんて、夫さんも天国で呆れているに違いない。

 

今月のライブは左手首にヒビ入ってて拍手しても痛いので、右手でペンライトを振るだけでした

ミニマリストなのに、拍手も声出しもできないからと初めてペンラ買いましたよ。

来月には左手が治りますように。

(手が痛いから庭仕事も右手だけでできる草取り程度しかできません。プランタービオラ植え替えたりしたいけど、土の袋を持てません。涙)

「線は、僕を描く」展と目黒雅叙園百段階段・アフタヌーンティーで非日常を体験する

中学時代からの友人がコロナ禍以来やっと帰郷。

久しぶりに会えました。

我が家に泊まり、夫さんのことなど明け方4時までしゃべりたおしてしまった。

つきあってくれて本当にありがとう。

 

久しぶりに会ったので、どこかおでかけしようということで(彼女も博物館が好きで、我が家に来る前に上野の科博に一人で5時間いたという)、前から気になっていた目黒雅叙園の百段階段に行くことにしました。

ついでに、アフタヌーンティーも満喫しちゃおうという贅沢っぷり。

目黒雅叙園・百段階段

百段階段は、目黒雅叙園の中にある戦前に建てられた建物で、戦中は海軍の病院として使われていて赤十字の旗があったので焼失を免れました。

とはいえ、空襲にはあわなくても、本館と二号館の一部は類焼してしまい焼失。

現在残っている部分は、贅を極めた装飾が残った部屋と階段で、様々な企画展が開かれています。

 

百段階段の横に客室(展示室)あり

廊下の天井にも日本画が描かれ、窓の枠なども素敵でした。

昔の建具って丁寧だと思います

格天井に日本画

欄間も螺鈿

映画で使われた作品

展示は、水墨画を題材にした漫画「線は、僕を描く」とその映画とコラボ。

劇中作品や小道具、水墨画の描き方など初心者でもわかりやすい解説が展示されていました。

劇中で使われた小道具

水墨画の描き方の解説

漁礁の間の豪華な彫刻の柱

「漁礁の間」は、中国に伝わる「漁礁問答」をモチーフに春と秋、海と山など相対するものを描いています。欄間は平安時代の貴族風俗になぞらえて五節供を表しています。

 

節供の彫刻

こんなに豪華な彫刻の部屋では寛ぐのは難しそう。

 

格天井も彫刻

このお部屋は天井も彫刻でした。

 

湖峰さん(江口洋介さん演)の作品

アトリエの再現

鏑木清方の間がアトリエになっているなんて、贅沢ですね。

鏑木清方は年取ってから好きになりました

展示してある作品は写真撮影不可のものもありますが、劇中作品などは撮影OK。

これまで水墨画について全く知らなかったので勉強になりました。

 

「線は、僕を描く」について

今やマンガって思いもよらないものが題材になるのですね。

水墨画」って・・・

マンガ原作

今回の展示は、映画の公開に合わせての企画。

後でカフェに行った時に、店員さんが「今回の企画はかなり攻めていると思いますが、ご好評をいただいています」と言っていました。

水墨画で描かれた霜介

友人はマンガを読んでいて、私はここに来る前に映画を見てきました。

映画は、すーっと筆を運ぶ音や仕草がとても気持ちがよく、絵力や音が良かったです。

水墨画は地味に思っていたけど、迫力もありますね。

見たものを描くというより心象表現という感じ。

映画でなければ表現できないことも有ると思います。

展示室では、作品や調度品を鑑賞しながら、ずっと映画のサントラが流れていて、映画を思い出し、そして、墨のアロマが焚かれていて、お習字をしていた子供の頃を思い出し(墨の香って好きです)、なかなかセンスがいいと思いました。

墨のアロマはお土産にしました。

おまけに天井画のハガキを頂く



マンガ原作4巻を映画にするのって、だいぶ省略されているようで(友人と話していて分かった)、仕方ないとはいえ、見ていて納得できないところもありました。

 

そう映画では、家族を災害で亡くした主人公が、偶然出会った水墨画に打ち込んで、その悲しみを乗り越えていくのですが、「こんなことで哀しみを乗り越えられるの?」と不思議でした。

マンガではもっと丁寧だと友人は言っていましたが。

 

夫さんがいなくて淋しくて泣いている私も、何かに出会えれば乗り越えられる?

私の場合、パートナーがいなくて淋しいのではなくて、夫さんがいないから淋しいのです。

楽しいことがあったときに「良かったね、楽しいね」と共感してくれたり、嫌なことがあっても話を聞いてくれて気分を軽くしてくれた夫さんだから。

今も、普通に暮らしてはいるけど、心から楽しいと思えない。

どうしたものでしょうねぇ。

 

結庵のアフタヌーンティー

チケットとセットになっているアフタヌーンティー

これまでケチケチして暮らしてきたから、たまにはね。

秋のアフタヌーンティー

おしゃべりしながら、美味しいものを食べて。

友人は話し上手で、辛抱強くて私の話にもつきあってくれて本当にありがたい。

笑いながら話せるのに、どこか冷めているというか・・・

以前なら「帰ったら夫さんに話してあげよう」と思うのに、今は写真に話しかけるだけで答えはない。

共感力の高い夫さんがいたからこそ、私は「喜び2倍哀しみ半分」で暮らせていたのですね。

夜はミニ同窓会

夜は地元でミニ同窓会。

といっても、女子は結婚して地元を離れていて、地元で家業を継いだ男子数人と近しい友人でこじんまりと。

私の話に驚いていたけど、同級生の中にも既に鬼籍に入っている人が数人いて驚く。

 

その場にいた男子は、「夏に血を吐いたから肺がんかと思って覚悟したけど、煙草の吸い過ぎなだけで大丈夫だった」と言って、まだ吸ってる。

「下の子はまだ小学生なんでしょ、やめなよー」と言われても、

「しゃおれんの旦那さんみたいに節制してもダメになるなら、俺はもう好きな物食べて死ぬんだ」という。

本当にね、夫さんはランニングもしてたし、煙草も吸わないのに肺がんになっちゃったからねぇ。

〇君は子どもの頃からタバコ吸ってビール腹で、血を吐いても治って、元気だものねぇ。

世の中って不思議。

私も節制とかしないで好きなもの食べて好きなことだけして暮らそうかしら。

 

これくらいの年になるとみんな色々あるけど、こうして会えるのはいいことですね。

 

この数日前に庭で転倒してレンガ花壇に手をついて、左手首にヒビ入っていてギプスにはならなかったものの痛くて仕方なかったけど、こうして非日常の中にいると痛さを忘れました。

 

碧野圭「書店ガール」を読む

図書館で偶然見つけた本

「書店ガール」シリーズの3巻まで読みました。

面白かったので続きも図書館で予約。

1巻は返却済、2.3巻です

 

吉祥寺の書店を舞台にしたお仕事小説。

40歳の独身女性店長と27歳の新婚書店員が書店、出版業界の内幕、また恋愛、家庭や仕事のことなど、大変ですが前向きに乗り越えていく元気になる小説でした。

私は本が好きですが、ミニマリストの傾向があるので基本図書館で借りて読みます。

最近買ったのは「三十三か所めぐり」の本くらいです。

図書館も利用しないと存続が危ぶまれると思うし、住民税かなり払っているのでね(笑)

 

でも、本当に本が好きなら「図書館で予約」はダメでしょうねぇ、買わないと。

 

3巻は、東北の老舗書店を傘下にいれた新興堂書店(主人公たちの勤務先)。東北エリアマネージャーも兼務する主人公は、そこで震災から二年半たった被災地の現状を知ります。

1.2巻は気楽に興味深く読んでいたのに、3巻はすごく深い内容でした。

 

先日、東北旅行したときに石巻の門脇小学校という震災遺構を見学したばかりだったので引き寄せられたように感じました。

xiaorentraveldiary.hatenablog.com

 

なるほどと思ったところを長いですが、引用します。

p251津波が引いた直後の生々しい店舗の様子を撮影した写真冊子を見た吉祥寺在住の主人公と仙台店の副店長との会話です。

「辛いことだから思い出したくない、という気持ちはもちろんあるのだけど、同時に、これほどの大きな体験を忘れちゃいけない、という思いもあるんです。後世にこの悲劇を伝えなきゃとかそんな使命感とは関係なく・・・自分たちの人生を一瞬で変えたものすごく大きな出来事を、なかったことにはできないじゃないですか。それがどんなものだったかをちゃんと覚えておきたい、だからこれを作ったのでしょう」

「なるほどね」

「こうして本という形にしておけば、見たい時にはすぐ取り出せる。だから、安心して忘れることができるんです」

「安心して、忘れる?」

「ええ、辛いことにいつまでも意識を向けるわけにはいきませんからね。そこばかり見ていたら、前に進むことはできないし」

(後略)

 

震災遺構も残すかどうかについて議論がありましたよね。

 

震災遺構を見学したからって、よそ者に何がわかると思われたらどうしようとも思いました。

東日本大震災について、私は被害はなかったけど、でも「関係がなかったからって、なかったことにはできない、忘れてはいけない」とこの文章を見て思いました。

多分起きるだろうと言われている首都直下地震も、地震を止めることはできないけど、日ごろの備えなどで被害を抑えることはできると言われていますよね。

 

うまく書けませんが、本を読んで何かを考えるというのは本の持つ力だと思いました。

 

シリーズものなので、理子(吉祥寺店の店長)と亜紀(熱血書店員、一児の母。悩んだ末に現場を離れ本社勤務を選択)の今後が気になります。

出版業界、書店業界は本が好きなので興味深いです。

 

(追記)

7巻完結まで読み終わりました。

4巻からは、それまでサブキャラだった若い世代が就活や店長としての悪戦苦闘ぶりを描いたり、ライトノベルとコミカライズなど出版業界の話なども出てきて、本は好きだけどそういったことは全く外からうかがい知ることができないので読んでいて面白かったです。

登場人物たちが、少しずつリンクしあっているのも面白い。

このシリーズ、読んでいて楽しかったです。

来年の福岡旅行で、ランプライトブックスホテルという本屋さんのあるホテルを予約しました。

 

 

さつま芋の収穫

晴天が続いたのでやっとさつま芋を収穫しました。

 

xiaorenretirementlife.hatenablog.com

買ってきたさつま芋を芽出しして、5月上旬に花壇に植え付けました。

日光を求めて隣の空き地にどんどん伸びて行ったのですが、新築工事が始まったので、はみ出た部分は全部刈り取りました。

ぼうぼうになったさつま芋

とりあえず、作業に邪魔なので葉っぱ部分を取りました。

 

暴走シートが結構汚れていたので後で裏返しました

マルチを剥がして、掘り始めたけど子供の頃のお芋掘りのイメージと違って、スポッと抜けない。

というか、どこにあるのかわからずシャベルで探す。

3株植え付けてこれだけ

巨大なものもあれば、小さいもの、掘っているときにシャベルで割ってしまったものなど多数。

手間はほとんどかかっていないけど、場所をあれだけ取ってこの収獲というのは割に合わないような気がします。

もう来年はやりません。

小さめのをレンチンして食べたら全く甘くなくて驚き、パンケーキにしてバターとはちみつかけて食べたら美味しくいただけました。

パンケーキにしてみました

ネットで見たら追熟が必要とのこと。

残りは階段下収納で1か月くらい追熟させます。甘くなるかしら。

 

家庭菜園は少し休ませて土壌改良材などを入れて秋冬は小松菜とブロッコリー、にんじんを育てようと思います。

空いているところに増えすぎた苺を植えました。

 

来年春夏も育てようと思ったのは、にんじん、ミニトマト、パプリカ、なす、ミニカボチャ。

オクラときゅうりはうまくいきませんでしたが、来年リベンジしようかしら。

 

隣にお家が2軒建つので(敷地は我が家と同じ面積を2等分)敷地いっぱい建物が迫っています。

我が家は小さいので家には日が当たるのですが、庭がこれまで通りとはいかないので、少し考えないといけません。

ウッドデッキには当たるから、花壇はシェードガーデンで、ウッドデッキでプランターでお花を育てるとか?

 

 

紀行文と旅ブログの違いって?

最近旅行づいているので紀行文を読んでいます。

 

太宰治白洲正子

太宰治津軽

青森の妹に会いに行くといったら、青森旅行したことのある友人が貸してくれた本。

金木の斜陽館にも行ったそうで「あれを見ると、周囲と違い過ぎて太宰がひねくれた理由がわかる」と言っていましたが、今回は金木には行けず次回に延期。

 

太宰は好きではないのに、「津軽」は面白かったです。

最後のねえやの「たけ」との再会シーンは泣ける。

小説に出てくるような素朴な「たけ」が堰を切ったように話すところはたまらないです。

 

三週間をかけて津軽を旅行しているのですが、昭和19年というのに旅先で知り合いのところで飲んだくれてばっかりいて、愛にあふれた津軽ディスリで満ちている。

読んでいて青森に行きたくなる。

こういうのがいい紀行文ですよね。

 

ただの飲んだくれおじさんの旅行記でないところは、文章が格調高いから?

 

津軽富士と呼ばれている1625メートルの岩木山が、満目の水田の尽きるところに、ふわりと浮かんでいる。実際、軽く浮かんでいる感じなのである。したたるほど真蒼で富士山よりもっと女らしく、十二単衣の裾を、銀杏の葉をさかさに立てたようにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく、静かに青空に浮かんでいる。決して高い山ではないが、けれども、なかなか、透きとおるくらいに嬋娟(せんけん)たる美女ではある。」

 

金木から見た岩木山の描写ですが、こんな文章書けないなー。

それが文豪の紀行文と一般人の旅ブログの違いですね。

 

世の中に旅ブログはあふれているけど、私は自分が行った時の備忘録として書くのが第一義なので、多くの人に見てもらえるかどうかはさておき、自分が楽しければ良し。

妹は「すごいね、いい趣味だね」と褒めてくれたけど、身内だから(笑)

 

いつか拡張高い紀行文を書けるようになりたいものです。

まず語彙を増やす?

 

 

白洲正子「西国巡礼」

私が西国巡礼始めたといったら薦めてくれた本。

昭和40年頃に、西国巡礼をして、この本は昭和60年に再版されたもの。

文庫本に載っている写真は古刹そのもの。

白黒だから?今なら違う撮り方をするはず。

 

出てくるお寺の中には既に私がお参りしたところもあり、当時の様子と比べて読むのも楽しかったです。

昭和40年代ともなればどんどん道ができて便利になったようで車で周っていて、私よりもはるかに効率が良さそう。

おそらく、当時の白洲さんは私と同年代。車で周っても、参道や石段は自分の脚で歩かないといけないので、『巡礼をはじめてから丈夫になった』という。

 

最後の文章引用します。

「当節は万事略式になって、第一番の那智と、三十三番の谷汲へお参りすれば、事足れりとするものが多いと聞く。昔とちがって、時間的にも経済的にも余裕がないことはわかるが、それではふつうのお参りと何ら変わるところがない。巡礼の意味は旅するところにある。一つの札所から、次の札所への「道中」にある。それにつけても、得難い機会を与えられたことに、私は何と感謝していいかわからない(後略)」

 

旅する事が巡礼の意味という言葉に魅力を感じました。

泣きながら過ごしていた日から、西国巡礼の目標ができて、旅をしながら夫さんを思って泣いたり、美しい景色に癒されたり、行程の大変さに張り切ったり。

ただの旅行でないところがいいのでしょう。

満願成就したら、少しは元気になれるかな。

 

 

白洲正子「近江山河抄」

白洲さんは西国巡礼をしてから近江にすごく関心をもったようで、滋賀のお寺、神社などを周っています。

近江は日本古代史においては重要な地域で、読んでいて「そうそう」と思い出す事柄も多いのに(天智天皇近江大津宮跡には私も行ったし)、

読了後特に内容を覚えていない。

せっかく読んだのにと思うも、読んでいる時は楽しかったのだから、そういう読書も良しとする。

 

旅行代理店の対応

このところの旅行には2019年にふるさと納税でもらった旅行ギフト券を使い切りたくて、某旅行代理店に何度も足を運びました。

その時の対応について思ったことを書きます。

ギフト券に有効期限はないものの実店舗が減ってきていることと、ギフト券は店舗でしか決済できないといわれてこの際早く使い切りたいと思いました。

 

でも、来店予約しないと受け付けてくれず、一回の接客枠は1時間と厳しい。

しかも、我が家から一番近いお店でさえ往復2時間弱1000円近く交通費がかかります。

でも、使いたいから仕方ない。

 

私は、事前に行程表を綿密に作って、「◎:◎◎東京発新大阪のぞみ◎号で、宿泊は・・・」とほぼ空きがあるかどうかだけを調べてもらって手配してもらうようにしていても、1時間てすぐ経つ。

 

全国割が始まってからは、来店予約も取りにくくなり、私が店舗にいるときに「全然予約とれないのに、店にお客なんていないじゃないのよ」と怒鳴っている来店者もいて(実際、客は私一人)、こういう代理店ってバックヤードに何人いるんだろう?と不思議に思う。

怒鳴る人には奥から人が出て来て対応していたから。結局声の大きい人が得をするのか。

 

今回の東北旅行は、当初は全国割が発表になる前に予約したから対象外と言われて諦めていたのに、5日前に「適用になります。返金するのでお店にきてください」と言われ、64000→43000円になるのでウキウキ来店。

浮いた21000円とクーポン3000×3日は大きかった。

この時も「◎日の◎時なら空いてますが来れますか?」と言われ、暇だから行けたけど働いている人だったら難しい。

 

私のようにもとがふるさと納税で「安くなったらすごくラッキーだけど安くならなくてもしかたない」と思える人はいいけど、最初から全国割を充てにして大家族で予約して安くならなかったら、怒鳴りたくもなるなーと。

 

今はネットで予約もカード決済もできて便利なのに、お店に行かなければならないのは面倒でした。

でも、年内の西国巡礼も含めて使い切ったから気が楽に。

年内に西国巡礼は満願成就できそうです。

 

 

 

テレビを見るのが忙しい

ネットフリックスは去年の12月から夫さんとハマって見ていましたが、夏くらいからそれほど見ていない。

月に1490円ならそのままにしていてもいいけど、また見たくなったら入ってもいい。

 

現在一人暮らしの私は、後から身内にサブスクの請求が来るのは避けたいと思ったのです。

 

今月の支払の〆日まで見られるのでこのひと月はかなり必死に見ていました。

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「社内お見合い」「偶然見つけたハル」等々

韓流時代劇も好きだけど、最近は気楽な現代もののほうがいい。

それにしても、韓流ドラマってよくできてる。

 

実は、ネットフリックスをやめようと思った最大の理由は別にあります。

今月からNHKの番組モニターが始まるので、月に12本の番組を見て感想・評価を書いて送らないといけないのです。

担当の番組とその他指定されたものの中から月に12本選んでレポートすれば15000円。

ただし、放送から5日以内に送るとか、担当番組が私の場合全く興味のない科学番組とかなかなか厳しい。用語とかメモをとりながら見ています。

いいことばかり書かなくてもいいというので、素直に「内容がわかりづらい」とか書いてます。

歴史関係の番組ならもっと熱意をもって書けるのに。

規定に満たないと減額されます。

 

でも、意見を言えるというのは面白いので、来年度分も応募してみました。(採用されるかはわかりませんが)

11月1日が応募締切なので興味のある方は応募してみてください。

 

 

そんなこんなで今月は旅行中はダウンロードしたドラマを見ていたし、家にいるときは録画した番組を見てレポート書いて・・・

テレビを見るのが忙しいです。

もともとテレビっ子なんですけどね。

 

夫さんが好きだった「相棒」がまた今年も始まりました。

寺脇さん演じる亀山さんが戻ってきて、夫さんの写真に報告してから見ました。

「相棒」も出演者はみんなおじさんというかおじいさんばかりになって、年月を感じます。

さし芽で増やそうとしています

お隣は現在は基礎が終わって材料を搬入済なのですが、ここ数日の雨のなかブルーシートがめくれて木材が濡れているので、他人事ながらすごく気になります。

 

信仰は人を救うのか

ちょっと大げさなタイトルにしてしまいました。

 

我が家のお墓事情

先日夫さんの納骨が終わりました。

イナゴ兄弟たちは相続はともかくお墓のことに興味なさそうなので呼ばないし、大阪の義妹さんも来ないというので、私の父と妹たち甥姪と私の身内だけでした。

 

私たちに子供はいないので、樹木葬式のお墓にして、夫さんの後で私が入って13年経ったら合祀されてお墓は無くなるという形式。継承者がいなくても大丈夫ということでこちらにしました。樹木葬にも色々ありますが独立したお墓で土に還るわけではありません。

 

墓石は自分でデザインするので、二人の好きなものや庭の花を私が手書きして墓石に刻んでもらいました。

なかなかいい感じでした。妹たちは海外の墓地みたいと言う。確かに植栽が多くて卒塔婆がなくて明るいかも。(日本の墓地はなんとなく暗いイメージ)

 

お寺の一部にある霊園なので、たんに納骨するのではなくて、本堂で法要もしてもらえるというので、檀家になるわけではないですが法要ということでお経も読んでもらいました。だけど胸がいっぱいでご住職の説話(講話?)も私は頭に入らず。話し上手で父は喜んでいた。

 

墓前でも再度読経してもらってからいよいよ墓石を閉じたときはやっぱり泣いちゃいましたね。

 

普段、信仰をもたないのにただお骨をお墓に入れるだけだと淋しい気がして法要をしてもらったけど、夫さんには戒名もつけていない。(私は夫さんの名前が好きなので、お金を出してわざわざ別の名前をつけたくない)

夫さんはどこに?

毎晩お線香をあげながら写真に向かってしゃべってるけど、お骨を入れてしまったからこれからはお参りしたときにしゃべるほうがいいのかな。

といいつつ、まだ写真に向かってしゃべっているけど。

仏壇も位牌も作らなかったし、信仰がないので形式も定まってないです。

 

夫さんはどこにいるんだろう?

 

誰かは「いつもそばにいてくれてるよ」という。

「天国から見守ってくれてるよ」と言う人もいる。

夫さんはいい人だったから天国に行ったと思うけど、一応仏教徒だから極楽かな?

クリスチャンの友人宅で

先日クリスチャンの友人宅に遊びに行った時にご尊父もいらして、子供の時から知っているので「お久しぶりでーす」なんて話していたのだけど、
その時にキリスト教では亡くなったら天国に行って、友人も家族もみなそこにいるから必ず会えると言うので驚きました。

クリスチャンの方は生まれ変わらないそうですよ。

夫さんと「生まれ変わったらまた結婚しようね」と言っていたのに。

どっちが救いになる?

 

友人には私が弱っているときに何度も家に来てもらったりして助けられたからその感謝を言うとご尊父は「神様のご加護」という。

「神様のご加護ではなくて、〇ちゃんが優しいからではないですか?」と思わず反発してしまう。

「許すことが心の平穏になりますよ」と優しく言ってくださったけど、イナゴ兄弟を許して安らかにいられるかどうか・・・ここにも反発。

友人には「年取ってきてみんなに『そうですねぇ、はいはい』と聞き流されてるのに、久しぶりに食って掛かられて、今日はかなりしっかり話していたから話につきあってくれてありがとう」と言われてしまった。

 

西国巡礼も

今回は1番青岸渡寺~5番葛井寺と24番は中山寺



西国巡礼は、観音様をお参りすることで極楽往生に繋がるというけど、作られたものだと分かっていてあえて始めました。

何か目標が欲しかったから。

本当に極楽往生するかどうかは分からないです。

古代史好きで、八百万の神様も好きだし、仏像を見るのも好き。

神仏に祈るし、お詣りもするけど、信仰というのとは私はちょっと違う感じ。

真剣に願っても叶うとは限らないということが分かってるから。

そもそも現世のご利益のために祈るのか?

 

夫さんと一緒に行こうねと以前話していた那智大社に行き、朝早く誰もいない熊野古道で夫さんの名前を呼び泣きながら歩いていた。

 

私に信仰があれば心は楽になる?

 

そうとも思えないのですよね。

「チ。」というマンガで、親を亡くした子が「神様の思し召しだから、悲しんではいけない」と他の村人に隠れて泣くシーンが印象的で、

よく「乗り越えられない試練は与えない」とかも聞くけど、そんな神様なら信じたくない。

 

某宗教団体が多額の献金をさせて信者が被害にあうニュースを見て、信仰って何だろうと疑問がわきます。

親が狂信的信者で、子どもが経済的に困窮していると聞くと子供は可哀そうだけど、心が平穏になれるから親は幸せなのかな。

 

私は献金を必要とする宗教には入信しませんけどね。