日々のあれこれーのんびりくらし

日々のあれこれーのんびりくらし

終の棲家で花遊び❀

今更ながら自己紹介

私のつたないブログを見つけてくださった方へ

今更ながら自己紹介をさせていただきます。

IDのxiaorenは私の名前を中国語で愛称として呼ぶときの表記です。ふりがなをふるなら「しゃおれん」です。よろしくおねがいします。

 

 

 

私にとってのブログ


初めはso‐netブログで書き始め、次にYahooブログに移り、Yahooブログが終了するというのでFC2も始めたものの書きづらいため、はてなブログにデータを移行しました。はてなブログの「見たまま」編集は書きやすいです。
私にも文章が書ければ旅行記ライターになりたかったのですが、そういう才能はないのでこれまで通り旅行の備忘録、そして、自分で観察することで私のささやかな日常も案外楽しいものだと見直せるように日々のあれこれを書き続けていきたいと思っています。
たまにおかしな私見が出てくることもありますが笑い流していただけると助かります。

 

あこがれの生活

 

旅行が好き。見たことない景色、歴史上の場所などを訪ねるのが好きです。

それ以外の日常は、シンプルに過ごしたいと思っています。物欲が全くないのでだんだんと物を減らしつつあります。服や物など使い切ったらなるべく補充せず、お気に入りのもの、必要なものだけで暮らしたいです。(とはいうものの夫さんの趣味の収集癖が我が家の総量を増やしている)

人間関係も負担を感じる人とは距離を置いてきたのでだんだんと友人が減ってきました。向こうからも同様だったと思います。たくさん友達がいるよりも数人しかいなくても大好きな友人と会うほうが楽しい。

旅行したり読書したりという趣味の生活にあこがれますが、完全リタイア生活ははたして自分に向いているのか?という心配はあります。まあのんびりするのに飽きたら働けばいいのですけどね。私は日雇い派遣バイトのような肉体労働も好きなので。

 

今の私に至るまでのこれまでを以下に続けます。興味のある方はどうか。
ブログの記事の中にもちょいちょい出てくる家族の話も出ています。

 

ざっくり学生時代

 

東京下町で大工の家に生まれる。三姉妹の長女としてしっかりもののお姉ちゃんとして育つ。中学校は時代のせいか土地柄か多少荒れていました(笑)中卒の職人の父に「女は勉強したって仕方ない」と言われつつも、「いい大学を出ていい仕事についてこんな家でてやる!」とガリ勉ですごし、塾にも行かず現役で四谷にあるキリスト教系の私大の史学科にすべりこむ。都立高校で参考書だけで学んだ英語では、外人の先生や帰国子女のクラスメイトの英語が全く聞き取れずそれまでの「優等生の私」のセルフイメージが崩れる。これ以後英語が大の苦手に。

 

しかし、学生時代にバイトしてお金をためて海外旅行に出て、それまでと違った価値観や世界に触れ「百聞は一見に如かず」という言葉を身をもって知る。もっとも旅行者の自分が見ているその国は、その国のほんの一部分にすぎないことも知っている。

 

大学時代に史学科だったので、歴史の舞台を見たいと思い、一人放浪の旅(中国2週間、ヨーロッパ33日間など)やツアーなどお金と時間の都合のつくかぎり旅を楽しむようになる。現在41か国訪問。途中から世界遺産を見たいという目的も追加。

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三国志大好きで車をチャーターして赤壁まで行ったことも

 

最初の結婚

 

学生時代に付き合い始めた最初の夫は、優しく楽しい人でした。でも、色々経験した今から思うと「仕事をやりたいならやりなよ(俺は家事は絶対に手伝わないけど)」「いつもごめんね(でもまたしでかすけどね)」とニコニコしながら言うような人でした。
隠れた( )部分を若いときは見抜けず、優しい人だと思ったけれど、仕事と家事を一人でこなし、お金にもルーズでお酒に飲まれる人を心配することに疲れて、40歳直前に離婚しました。

子供が欲しかったのにできなかったことで、それまで「努力をすればかなう」と思っていたのにそうでないことを知って、それまで「普通の人生」(結婚して子供を産んで幸せな家庭を築くという幻想)を送ると思っていたけど、他人と比べたり、他人からどう思われるかなんて気にしないように考え直し、自分が生きたいように生きようと思いました。

その離婚の準備の時に、その当時の仕事の人間関係にも疲れて、何もかもやめて旅をするきままな暮らしをしたいと思い、中古のアパート一棟を購入。(実家の父がその時すでにアパート経営を初めていてアドバイスにのってもらったということも一助)

 

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退職後行ったウズベキスタン イスラム建築の美に圧倒されます

今の夫さんとの出会い

 

離婚して、アパートの大家として優雅に暮らせるかと思ったら、リーマンショック後のデフレスパイラルにはまり、また築浅のくくりから中古物件になったこともあり、家賃は部屋が空くたびに下げざるを得なくなり、当初の予定とはちがってバイトはしていました。(正社員で働くと旅行ができなくなるので休みがとりやすい雇用形態を選んだ)

そんな中、ランニングのサークルで知り合ったのが今の夫さん。
関西出身で就職以来千葉に住んでいるのにどこか関西弁が抜けない。しかし、とてもまじめで向上心があって、おまけに私の好きな画家カミーユピサロを知っていたので盛り上がる。ただのランニングおじさんじゃなかったー。

「まじめだね」とほめると「関西人にまじめというとほめてるのではなくて人格否定になるからやめてー。おもろいなぁが誉め言葉やで」とかいう。まじめな私が自分にないものを求めて最初の結婚に失敗したので、「おもろい人」よりも尊敬し信頼できる人というのがこれからの人生には大事。不安なことがないおだやかな毎日がとても幸せと感じます。

しかし、熱烈プロポーズをうけながらも6年くらい別姓婚。二度失敗したくないとか、男性は家族になると甘えが出るかもしれないとか、いつでも逃げられるように。

でも、2年前にとうとう入籍しました。今もたまに険悪になることはあってもほぼ毎日おだやかにすぎていきます。このまま二人で年を重ねていけたらいいなと思います。