日々のあれこれーのんびりくらし

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研究者夫さんと主婦大家ののんびり二人暮らし

高田城「三重櫓」と城下町高田観光

友人宅へ遊びに行く前の3時間ほどのショートトリップ。

 

 

三重櫓

高田城址公園へ行き、三重櫓を見学しました。

高田駅から歩いて25分ほど、バスなら「高田公園入口」から歩いて5分。

バスを待つ時間が惜しくて歩いてしまいます。

 

公園はとっても広いです。もとの高田城の区画を旧陸軍第13師団が入城する際に土塁や濠を壊して現在の形にしたそうです。もったいない!

春は桜の名所ということでパンフレットの写真がきれいでした。

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松平光長公時代の絵図 広い!

 

高田城は、慶長19年(1614)大阪冬の陣の前に完成し、家康の六男松平忠輝が入城しています。忠輝の舅伊達政宗が普請総裁として指揮を執り、前田氏、上杉氏などの大名も参加して4か月足らずで竣工。

 

松平忠輝は、家康の実子でありながら冷遇されつづけ、家康の死後改易され飛騨に流されるも長寿を全うします。

この嫌われた理由が「見た目が醜い」とか「(当時嫌われていた)双子で生まれたから」とか、家康の死に目にも会わせてもらえないってどれだけ可哀そうなのよ。
改易の理由は大阪の陣に遅参したとかお決まりのご乱行の噂など、でも高田城の資料館はあまり触れてなかったです。

その後、御三家に次ぐ家格の松平光長が入府して高田藩は栄えたそうです。
(その後越後騒動などあれこれあるけどここでは割愛)

 

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濠の向こうに見える櫓

もともと高田城には天守閣がなく、三重櫓が天守のようなシンボルだったのですが、明治の廃城の際に取り壊されてしまいました。今の櫓は1993年に古文書などをもとに復元されたものです。

 

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石垣がなく土塁の上にあります。

入場料は300円、団体さんとちょうど一緒になり大混雑。

中は資料館になっていました。

 

旧師団長官舎

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高田城公園から徒歩15分

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旧師団長官舎

明治43(1910)年に、旧陸軍師団長長岡外史中将によって建てられた官舎を移築したもので、1階の公的スペースは洋室、2階は和室になっています。

入場無料です。

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師団長室

 

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男子応接室

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婦人応接室(応接室が男女で分かれていたのはなぜだろう?)

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歴代師団長 右端が秋山好古

 

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鴨居は低いけど天井は高い

高田まちかど交流館

 

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高田まちかど交流館の中は旧第四銀行高田支店です

昭和6(1931)年に百三十九銀行本店として建てられた鉄筋コンクリート造の建物で、平成31(2019)年3月に「上越市文化財」に指定されました。

と、上越市のサイトで見ましたが、第四銀行高田支店ともあるし、両銀行の関係はどうなってるのー?(ちなみに第四銀行は現在も存在するナンバー銀行では最古です)

建物の内部はギリシア風の柱などがあってゴージャス。フロアは、イベントなどに借りることができるそうです。

イベントがなかったので、銀行だったときの金庫などを見学することができました。

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金庫室

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上の小さい扉は下の扉を誤って閉められたときの脱出用

 

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頭取室

 

町屋交流館高田小町

 

 

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古い町屋を改造した高田小町

 昔の町屋の作りがわかるようになっていました。

この高田小町の向かいに「高田世界館」があります。現役で営業上映している映画館の建物としては日本最古。

よく知らなかったのでふーんと見過ごす。

 

高田小町のほうはカフェや雑貨屋さんもありますがこの日はお休み。

見学者も私だけだったので休憩がてらのんびり天井の高さを感じていました。

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天井高い!

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上から見下ろしてみた

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雁木通り(ごく一部)

この地方はとにかく雪が多くて昔は積雪300cmなんてざら。
高田小町にあったグラフでは平成になってだんだんと減ってきているので温暖化の影響かしらと思う。

 

「王華飯店」の「雪室酒粕白麻婆豆腐湯麺」 

 まちかど交流館にあった「上越ならではの新名物ガイド」というパンフレットに「お米や大豆を使った上越らしい名物があったらいいな」ということで紹介されている新商品として酒粕ラーメン、豆腐カツ、焙煎玄米シリーズ、米粉バームクーヘンがありました。

交流館のすぐ近くにその一つがあったので、さっそく行ってみました。

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ピンボケ写真ですみません

「王華飯店」上越市仲町3-7-9 11:00~14:00 17:00~22:00

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雪室酒粕白麻婆豆腐湯麺

 実はお酒が全く飲めない私。酒粕入りなんて大丈夫?!と思ったけど、心配ご無用。ほかほかと暖かく、山椒の辛さがあるけれど豆腐でまろやかになり、桜エビも散らしてあり、スープも飲めちゃう美味しさでした。量もたっぷりで900円です。

 

前島密の故郷

駅前の郵便局では前島密のパネル展示がありました。高田出身だったんですね。

いつも旅先から絵葉書送ってくれる職場のお姉さまに旅先からハガキを送る。

電車の中で書いたので字がキタナっ。(笑) 千葉の皆様元気かしら。

 

そうこうしていると電車の時間。高田駅の反対側は寺社町で多くの寺社があるそうです。時間があれば巡りたかったなあ。

後ろ髪惹かれる思いで駅へ。

 

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高田駅 雁木をイメージ

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駅名のパネルの絵は妙高山

改札は駅員さんと挨拶しながら通過。

「ようこそ上越市へ」のポスターには「けんけんず」のゆるキャラが。

謙信・兼続・兼続に助けられた犬という3人(?)だそうです。

 

 

 

開府300年祭り

 

この日いくつか見学した中で見た資料で、
「高田開府300年祭り」の展示がとても興味深かったです。

今から約100年前の1913年(本当は1914年が300年目だけど数え年だからいいみたいです)に、盛大なお祭りが開催されたそうです。

ライト兄弟から10年しかたってないのに国内唯一の民間飛行家の「飛行機大会」とか、講演、演芸、武道大会、神社の法要、連日の花火などのイベントだけでなく、街が化粧をしたかのように華々しく飾られたとか。

何十万人もの人が訪れ、高田駅を何万人という人が利用したそうです。

驚いたのは、期間中の収支が黒字、街にも莫大な経済効果があったということ!

(数字をメモしていなくてすみません)

2014年には「開府400年祭り」が盛大に行われたようですね。

 

資料を見ながら思ったのは日本はあと100年たったらどうなんだろうということ。

この日、平日の雨の午前中だったためか、高田駅から公園までの道にほとんど人影はありませんでした。櫓の中で団体さんと一緒になったけど、バスであっという間にどこかへ行ってしまいました。

100年前にこの街がそれほどすごい盛り上がりを見せていたなんて。

上越地方では地下資源の採掘や水力発電の建設、陸軍師団の誘致で雇用の拡大もあって活気があったようです。

雪が多いこの地方は雁木通りと呼ばれるアーケードが連なっていて、商店街はきれいで道も整然としています。東京の下町のようなごちゃごちゃ感はないですが、人がいないので出演者到着前のドラマのセットのように感じてしまいました。

 

今、東京はものすごく発展しているように見えるけど、あと100年したらどうなっているかわからないなーと。

オリンピックが来年あるけど、その後毎年のように来る大雨や台風などの自然災害や地震で、首都移転してるかも・・・そもそも日本でさえどうなのかしら。

 

なんてことを思っていました。まあ、さすがの私も100年後は生きてないので見届けることはできないです。