日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

物件探し始めました

「老後は家を買って住む」ことにしたしゃおれん家です。

 

希望の条件

①日当たり・風通し・静かなど環境の良い所

②土地の形状が良い(旗地は嫌)

③駅から多少遠くても近くにスーパー、図書館(分館でもOK)がある

 

予算は4000万円。

 

中古の戸建て、新築の建売、土地など候補地の駅から徒歩20分以内で検索をかけまくります。

色々ありますねぇ。

 

下見のために遠征しました

不動産屋さんに行く前に精査しようと、候補にあがった場所を見に行くことにしました。

新築の分譲地はネットでは値段が微妙にわからないのですが、場所や区画は分かります。

中古の戸建てや土地の場合は番地までわかるものもあれば、ざっくりした丁目までしかわからないものもあり、外観写真からGoogleマップでつきとめたりもしました(ストーカーか?!)

 

緊急事態宣言が解除になったので、都内から県境をまたいで遠征です。

 

住みたい街の候補は、なかなか静かでいいところでした。

旧分譲地で、もしかしたら高齢者ばかりかも・・・とも思いましたが、新しく立て直した小ぶりなきれいな家も多いし、公園には小さなお子さんと若夫婦という組み合わせも多く、私の理想の住宅街。

繁華街には電車で行く必要があるけど、外食したいとか買い物したいは週に何度もないからちょうど良い郊外。

 

かわいらしい戸建てなら3000万円前後で買える。
でも、庭はちょっぴり。駐車スペースが1台もしくは2台分あるからそこにプランターを盛大に置くことでも良いかも。

 

建売の分譲地は、きれいに整備されているけど、駅からちょっと遠すぎるかなー?

私は車の運転ができないし、年とったら師匠(夫さん)も無理よね。

 

土地は色々でした。

更地で形も場所も良くて駅に近いと思ったら、商業地域だったり。

 

住むつもりのない場所を紹介していただくのは良くないので、気になったところはとりあえず全部現地に行ってきました。

 

好みの場所を見つけた!

そんな中、現況古家が建っていて希望の条件にあういい感じの土地を見つけました。

約200㎡で2300万円です。

写真ではきれいそうだったのでリフォームして住んでもいいかもと思い不動産屋さんに紹介していただくことにしました。

 

不動産屋さんと一緒に行って、実物を見せていただいたのですが、お家の中には売り主さんの物もあるということで中は見せていただけませんでした。

お庭は現況も広く、以前は丁寧に花を育てていらしたことが感じられるお庭でした。

 

築年数が古いので住めないということで、この土地を購入したら解体して新築ということになります。

 

私は知らなかったのです

なんとなく土地を買って新築を建てるなら、土地代+不動産仲介料+建物代+税金+登記費用くらいで建つのだと思っていました。

しかし、実際には外構工事や付帯設備(屋外の給排水など)もかかるし、これがなかなか高額。

今回の場合は解体工事が300万くらいはかかりそうです。

 

土地が2300万

解体工事が300万

仲介手数料は3%+6万だから70万ちょっと。

外構工事や諸費用などを考えると4000万円では家の予算は1000万円を切りそうで、これでは家は建ちません。

 

投資用のアパートを買ったのは10年以上前で、中古のアパートを買ったので普通の家の建て方を知らなかったのです。

私はこんなことも知らなかったです。

師匠はすごく気に入っていたのですが、その場では申し込みをせず少し冷静になってから不動産屋さんに申し込みをしますと伝え店を後にしました。

 

予算の見直し

もともと、予算の4000万円の根拠は特になく、「二人で5000万くらいなら出せるけど、5000万円と思って探すと6000万まで見てしまいそうだから、上限5000万くらいのつもりで予算を考えよう」という程度のものでした。

 

予算は5000万とし、若干超えても良しとしました。

私も半分出すので2500万負担します。

 

2500万の負担で、60坪の土地と家に住めたらすごく良いですよね。

 

でも、ここでけちん坊の私が登場して師匠(夫さん)と話し合いです。

 

2500万で広い土地で好みの間取りの家を建てられたら理想だけど、

実際は5000万になりそうな家です。


そもそも老夫婦が現金で5000万の家を買うのは妥当なの?

二人とも収入も貯金もあるから買えるけれど、
もしこれが退職金があるからと師匠一人だったら買う?

買えるけど老後の預金が半減するよ?

 

とてもしみったれた例えではずかしいのですが、
シャインマスカットという高級ぶどうを私は食べたことがないです。

緑色の宝石のような美味しいブドウらしいですね。
巨峰でも十分美味しいし、なんなら秋の果物は梨やリンゴでも満足だから。

 

食べ物は消費物だから惜しむのに、家には大金を払うのってどうなんだろうと。

がんばれば払える金額だけに悩ましい。

 

その家はシャインマスカットなの?
不動産の実勢価格ってどうなのでしょう?
種無しブドウの価値だけどみんなが欲しいから値段が高いの?
(種無しブドウを貶めているわけではないです。私はデラウェアも好き)

 

しょうもないことを書きました。

 

家を買うのは老後の生活を満足いくものにするためのもので、
これまで師匠が長年働いたことと私のアパート経営のおかげで買えないわけではないのだから、納得して買うべきですよね。

 

いい場所ではあるのですよ。たしかに。

 

「土地は変わらない。家はいずれ古くなる。だから土地にお金をかけよう。家は豪華なものではなくて、機能的で暮らしやすくて安っぽくなければいい」

レナウンのカシミヤセーターでなくても、ユニクロのカシミヤセーターでも自分たちには大差ない。いずれ古くなるし。我が家はユニクロでも満足なんだから」

というわけわかんない理論まで出てきて、

結局不動産屋さんに電話して申し込みのファックスをいれました。

 

少しだけ値段交渉したので、売り主さんの意向を確認してからでないと買えません。

広い場所なので、業者さんも狙っているらしく業者さんなら2棟建てて売り出すかも。

 

10日以内にはお返事いただけるそうです。

 

その間にハウスメーカー探しを始めました。

 

まだまだ「そうだったんだ!」がありそうで、勉強しながら進んでいきます。