日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

好かれる年寄りになりたい

週末、一人旅をしてきました。

xiaorentraveldiary.hatenablog.com

この話は旅ブログでおいおい書く予定です。

 

今回もマニアックな一人旅

今回は、御陵印(天皇陵の印)を集めるために大阪、奈良、京都を周る3泊4日の一人旅でした。

とてもマニアックなので、誰もつきあわせることはできず、また力の限り歩き回ってきました。

初日は夜行バスでなんばについて、さんざん歩き回って大和八木のゲストハウスに着いたときには

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歩数計アプリに「新記録!」と褒められました

私の身長から歩幅は60cmと設定されているらしく、この日の歩行距離は27km超。

 

2泊した大和八木の「ゲストハウスはじまり」さん。

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電動レンタサイクルを借りました

コロナ対策のため、4人部屋のドミトリーを一人占有するという贅沢さ。

オーナーさんは若いのにおしゃべり上手でお薦めの観光スポットなども教えてくれました。

 

以下義父のグチになるので、嫌な人はここでやめてください。

 

大阪の義実家へ

 

しかし、奈良まで来ているのに、大阪の義実家を素通りしてもいいものか?

師匠(夫さん)が一緒じゃないから別に寄らなくてもいいとは思う。

だけど、電話で「〇〇(師匠の名前)はワシのことを心配してくれてるんやろか。たった一人の長男やのに」といつもグチを言うし。

(ちなみに、師匠は一人っこではなく妹さんもいますが、お義父さんが面倒な性格なので、用事のないときはみな関わらないようにしている様子)

 

そう、嫁としては、実の子らが高齢の父に対して冷たすぎるのが心苦しい。

だから、嫁が隔週でご機嫌伺いの電話をする羽目に。

まあ、一人暮らしを強いているという負い目も感じていますが、「東京には行きたくない」というし、こちらには東京で仕事があるから仕方ないんですよね。

高齢で弱ってはいるもののボケてないしなるべく一人で頑張ってほしい。

 

今年はコロナ禍を言い訳に義実家に行ってないし、行くつもりもなかったけど、まあ寄ってみるか、と最終日に1泊してきました。

 

私が行くと、大喜びしてくれるから来てよかったとは思うものの、

相変わらず、物があふれ息苦しくなる親の家。

冷蔵庫にぎっしりいつのものか分からない食べ物があるのも苦痛。

 

「このゆで卵いつゆでましたか?」「うーん、3年半前かな」とかボケるし(怒)

私がいつも「この家の食べ物は怖いから、自分で食べるものは持参する」と言っているのに、「これはうまく煮えたから食べろ」とタッパーを出してきたりする。

「これいつ作ったの?」と聞くと「10年前かなあ。よく味しみてるで」とか言う。

 

いい嫁ぶるのはやめました

結局、実家のものは食べないんですけどね(笑)

今回は夕食に阪急梅田の古市庵の太巻きを持参。お土産として一緒に食べる。

 

師匠にも「無理することない」と言われているのと、なんだかんだ言って「お気に入りの嫁」なので強気。

「無理に古い食べ物食べされられるなら、来たくなくなる」とか言ってしまう。

「そう言うな。ワシは昨日も食べたけど生きとる」

「じゃあ、もう帰る。もう来ない」

書いててひどい嫁だと思う。

でも、1月も前に賞味期限が切れてるマドレーヌを食べさせようとするから。

日本の食べ物って添加物のせいか腐ったりしないんですね。

 

嫁にそうまで言われても、来たら喜んでくれるのを見ると、
「もっと来たくなるように、いい性格でいてくれたら」と思う。

 

前にあまりに人の悪口(たんに幸せそうな人へのひがみ)が続くので聞きたくないと伝えると、
「言いたいことも言わないで我慢しろっていうのか」と逆切れされたけど、
言いたいことを言って周りから人がいなくなるのとどちらがいいんだろう。

 

私は人に愛される年寄りになりたいとつくづく思う。

子供がいないから施設に入ることになるだろうけど、スタッフや他の入居者から好かれるようにニコニコと過ごしていたいと思う。

反面教師にして、いざとなったらこういうブログで毒を吐こう。

誰かに聞いてもらっているようで、あまり読まれないからちょうど良い。

 嘘も方便

そんな思いをしつつ、グチや悪口を聞いたりしていると、師匠から様子伺いのLineが届く。

ジャブをうちつつ仲良くやってるよーと返したのに、突然師匠から電話。

「解体現場の確認があるから明日はなるべく早く帰ってきて」とか言う。

義父に家を買う話は内緒だから(面倒くさいことになるから)、「自治会の用事にでなきゃいけないことがおきて」とか「なんだかよくわからないけど、私が行かないとダメみたいで」とかしどろもどろになりながら、明日朝早く帰ることを伝える。

「なんやなんや、明日は買い物につきおうてほしかったのに」とかものすごーく文句を言われつつ、朝食を食べたらすぐ帰ることにする。

 

イヤミを言われつつ翌朝義実家を出て、

東京駅から現場へ直行してみれば何事もなく無事に解体は済んでいる。

(この話もまたいずれ)

「俺が電話したら、早く帰りやすかったでしょ」と師匠。

昼前には出るつもりで話はついてたのに、3時間早く帰るためにどれだけ私が嫌味を言われたか・・・(笑)

本当は帰りに大山崎の美術館にも寄りたかったのに・・・とか、色々文句はあったけど、

楽しい旅行とご機嫌伺いもできたし、まあ良かったかな。