とっくに工事着手契約を結んでもいいはずが、
空調システムでただいま迷走中です。
現在の状況
我が家は一条工務店のロスガードうるケア(24時間換気システムで、乾燥する冬には自動で加湿もしてくれるもの。水道と直結していて自動給水で手間いらず)を採用しています。
暖房については、一条工務店の全館床暖房があり、
さらに1階にはおまけでついてくるRAYエアコン、
2階には、師匠(夫さん)が考え抜いて再熱除湿エアコンをつけることにしました。
1階は約20帖のLDK、と玄関とトイレくらいしかなく、
2階に夫婦それぞれの寝室とお風呂・洗面所・トイレがあります。
階段ホールの赤いしかく部分(AC②)、ここに師匠こだわりの再熱除湿エアコンを設置。
温度を下げずに湿度を下げるということで冷えすぎずちょうどよく冷えるエアコン(師匠に丁寧に説明してもらっても妻の理解はこの程度。ただ値段が高いらしい?)なので、もしかしたら、この1台で全館冷房が可能かもしれないという。
師匠がいろいろなブログや動画を見て研究し、実験してみたいといいます。
梅雨時のためにここに室内物干しの「ホスクリーン」をつけてもらいます。
普段は外干し、もしくは洗面所で。梅雨時以外はホスクリーンは外してスッキリしておきたいです。
黄色しかくは、システムクローゼットと一体化した本棚です。
そう、この階段ホールは本棚スペースなんです♪
私はここで本を読みたい。
2階に備えとして
保険として師匠の寝室にエアコン用のコンセントと配管用の穴は作っておいてもらいます。
昭和の時代には最高気温が連日35度を超えるなんて思わなかったです。
でも、令和も後半になったら連日40度の日が続くかもしれません。
念のためエアコン用の備えはしておかないと。
師匠と私の部屋は引き戸で区切られていて、いざというときは引き戸を開ければ冷気をもらえます。
師匠の気がかり
ロスガードの吸引口(青いしかく部分・RA)は1階と居室にはつけられないとかで、廊下の少ない我が家はどうしても階段ホールになります。
せっかくの再熱除湿エアコンの冷気が吸われちゃう?
それと、給気口(緑丸部分・SA)と近いのも気になるらしい。
私が一人楽しく奈良旅行をしている間に、一条工務店の営業さんにそのことをメールで相談している師匠。
私が旅行中なので、一人で営業さんと打ち合わせに行ってました。
なんと「さらぽか」導入?
私が大阪の義実家から帰ってきてみれば、「さらぽか」はどうだろう?と言う。
さらぽかというのは、一条工務店の床冷暖房とデシカント空調システム。
湿度を快適に保ち「さらっとぽかぽか」
エアコンの風が当たらないから、冷えすぎることものぼせることもない。
サーキュレーターで空気を攪拌するとか。
気になるお値段は、坪1.5万追加。
でも、再熱除湿エアコンをやめれば、エアコン代、工事代などなどもかからなくなるので、それほどの追加料金ではなさそう(我が家は小さいので)。
営業さんの説明を聞いてきた師匠のトークを聞くととても良さそうに思える。
妻の気がかり
気がかりとしては、サーキュレーターの音問題。私は音が気になります。
天井に着いたサーキュレーターで空気を攪拌する必要があるとか。
それと、床下を冷水を循環させて冷やすといっても、「ひやぽか」ではないあたりそれほど涼しくなさそう。
デシカント空調で湿度を下げて快適にするもので、猛暑の日や人が多い時はエアコンをつけないと暑く感じるそうです。(師匠が営業さんに言われた)
他にもネットでさらぽかを調べると「快適!いれてよかった」という人と、「我が家はやめました」の両論あり。
住んでいる地域にもよりますよね。夏にそれほど暑くないならさらぽかは最強かも。
関東はどうかしら?
体感温度に違いがある師匠と私でサーキュレーターの強弱をどうコントロールするのかな?
(営業さんに質問したら、「各部屋でサーキュレーターのオンオフ、強弱のコントロール、タイマーなどをリモコンでコントロールできる」そうです)
湿度が低ければ快適というのは分かるけど、猛暑の日に備えてエアコンを追加しないといけないのではさらにお金がかかりますよね?
暑がりの師匠は追加のエアコンが必要というところと、さらぽかの導入とメンテナンス費用が高いことも気になっています。
自分が考え出した「再熱除湿エアコンで湿度を管理するという方法」を試したいという気持ちも強いようです。
迷い中
私はどちらかというと「家づくりって素人がやってるんだから、満点のものがたつわけがない。設計士さんだって、それぞれの間取りに応じて完璧な提案をしてくれるわけじゃない。
でも、ある程度好みの家が建ったなら、多少の不満があっても気にならないというか、住めば都で愛着がわくんじゃないの?」くらいに思っています。
でも、師匠は「高い金額をかけて作るんだから、できる限り満足いくものにしたい」
と思っているらしく、色々考えています。
師匠は前の結婚のときに建売住宅を買っていて、「そのときは立地を重視したけど、性能なんて発想はなかった」と言っています。
「だからこそ、終の棲家は満足のいくものにしたい」
「こんなに考えるなんて、これ以上年取ってたら疲れて家を建てようなんて思わなかったかも」とも言っています。
さらぽかを導入した場合の図面と資金計画書を待って、最終的にどうするかを返事して工事着手契約を結びます。
この分だと引っ越しがまた伸びそう・・・
ただ、そうなると一つだけ良いことが。
年齢的に住宅ローンを組まずに現金で家を建てる我が家でも、住まい給付金の対象になるかも?
去年退職金をもらった師匠は令和2年分の課税証明書では給付金の対象にならないので、当初の予定では来年の5月末くらいに完成と言われていたので申請をあきらめていました。
賃貸マンションの家賃を払うより早く引っ越すほうがいいから。
ただし、持ち分を折半するのですが、主婦大家の私は年齢面ではクリアしてても収入要件を越えてしまうので申請できません。
が、引き渡しが6月以降になれば令和3年分の課税証明書になるので、給付金の対象になりそう。
といっても申請自体にお金がかかるし、給付金もたいした金額にはならず、早く引っ越せたほうが家賃がかからない分お得なんですけどね。