先日TVの「ぶらぶら美術・博物館」で見た東京国立博物館の「聖徳太子・法隆寺展」に夫婦で行ってきました。
「阿弥陀如来および両脇侍像(伝橘夫人念持仏)」の超絶技巧に感動しました。
番組で見て実物を見たくて行ったのですが、番組の解説が丁寧だったので、実際に見ても「その通りだなあ」という感動しかなかったのが残念。かといって、説明無しに行くよりは事前に予習したほうがいいこともあるので、美術館の番組って難しいですね。
予約はアプリで
我が家は二人とも仏像や絵を見るのが好きでよく美術館や博物館には行っていました。
が、コロナになってから美術館に行くことが激減しました。
コロナ禍の感染爆発の中不要不急の外出に悩みつつ博物館のサイトを見ると企画展は人数制限アリの事前予約制。
それならばと予約しようとすると、博物館のサイトではなくて、「美術館ナビ」というアプリで予約するようにとある。
アプリを入れて、会員登録をして日時を指定し、カード決済をして終了。
当日は、指定の時間に受付に行き、スマホの画面を見せます。
東京国立博物館の常設展の入場券も兼ねているので、まず入口でこの画面を見せました。
その後、紙の入場券もくれました。
特に難しくはないけれど、これ、スマホの操作に慣れていない人はどうするのでしょう?
美術館の主な顧客ってご年配の方なのに・・・
と、思っていたら指定の時間に特別展の入場に並んでいたら、スマホを持って待っている人より当日券のチケットを持っている人の方が多かったです。(私が行った時間がたまたまかもしれませんが)
展覧会のチラシにも、予約不要の当日券ありの一文が。(予約客を優先することと、当日券は売り切れることもあると注意書きあり)
博物館は密ではなかった
身長150cmの私は、美術展に行くとご年配のご婦人が帽子をかぶっているとちょうど同じくらいの背の高さで、展示物を見るのが一苦労です。
今回は密を避けるための予約制だったので、特別展はガラガラではないですがゆっくり見られました。
その分お値段も幾分高いですが、これも仕方ないですね。
これも新しい生活様式とやらになるのでしょうか。
時間指定は特別展だけなので、その前に東洋館に行き、特別展の後に考古室、本館とゆっくり見てきました。
いつも途中で歩き疲れるのですが今回は途中で休みをとりながら。夫さんはソファーで昼寝して待ってくれました。
青いタイルが好きで、イスラム文化の国々を旅行したことがあります。(シリア、ヨルダン、チュニジア、ウズベキスタン)もう行けない国もあると思うと切ないです。
この企画展も豪華な宝飾品の細密な細工などうっとりしながらの見学でした。(夫さんはさっさとベンチへ)
特別展以外は空いているのでいつもゆっくりできて心の充電できます。
ミニマリストなので買い物の趣味はないですが、過去の時代や外国へ旅行した気分になれるので博物館は好きです。
でも、やっぱり現地に行って地形や気候や音、臭いなども感じたい。旅行したーい!
今は使えるけれど
私たちは今はまだアプリで事前予約も楽にできますが、そのうちに「アプリのダウンロードってどうやるんだっけ?」「PWなんだっけ?」と、なりそうで心配です。
夫さんにモバイルSuicaを進めたら「機種変したときにデータ移行が面倒くさそう」という理由でやめていました。(私も実はカードのSuicaを使っていますが)
義父(90歳)もスマホに替えた当初(84歳くらいまで)はメールをくれたのに、そのうち「やり方がわからなくなった」というので、スマホのネット機能を解約し電話機能だけで使って料金を節約しています。
今はスマホの電話の取り方を忘れないようにと隔週くらいで電話をしています。(嫁じゃなくて、息子がしなさいよーと夫さんには言うけど夫さんは電話しない)
銀行関連については夫さんと情報共有はしています。
でも、万一のときは相続人ならPWなど知らなくても解約できそうですが、入院してお金を下したいと言うときにスマホのアプリしかない場合はどうするのかしら。
ベッドで寝ている夫さんの指を借りて?無理やり目を開かせて?生体認証するのはねぇ。なんて今はまだ真剣に調べていないけど、これもちゃんと調べておかなくちゃ。