がん患者は牛・豚肉と塩分、糖分は控えた方が良いという食事療法を行っています。
料理を二種類作るのが面倒なので、健康な私も同じものを食べています。
先日は、大豆からできたひき肉で餃子を作ってみました。
4分ほどゆでて流水で軽く洗ってから使います。
これをさらに刻んで、キャベツやニラ、しょうが、にんにくを混ぜて餃子を作りました。
減塩醤油とお酢を半々にして、ラー油をちょっと垂らして食べます。
野菜多めでにんにくを利かせたから美味しくできました。
ただ、大豆なので肉汁は出てきません。
麻婆豆腐やハンバーグにも、とあったけど、ハンバーグはつなぎを多めにしないとまとまらないような気がします。
でも、今度挑戦してみよう。
そもそもこれまでが夫さんは全てがたっぷりでした。
生姜焼きに追い醤油とか、けっこう甘めのポテトサラダに追いマヨネーズやウスターソースをかけるときもあり、つけものに追い塩昆布とか。
食事を変えてから早10日。味覚は慣れのようで夫さんに隠れて残っていたチョコレートを食べてみたら「あっまーい!」
残っていたお菓子も処分しないと。
夫さんはあんこも甘くて食べられないというので、大好きなお汁粉も食べなくなりました。
今、我が家のおやつは甘栗と干し芋。
干し芋は炊飯器で炊いてから干すとしっとり甘くできあがります。
きれいに切れなくて不格好だけど美味しくできますよ。
晴れた日に外で干し、夜は室内で干します。乾燥しているi-smartの家ならまる二日でほぼ干し芋。
カチカチに乾く前にジップロックにいれて冷蔵庫で保存し、食べるときに軽く温めて食べています。
夫さんは毎日「色々と考えた料理を作ってくれてありがとう」と言ってくれますが、ふとこれが逆の立場だったらどうだろう?と思いました。
私は自分が病気だったら徹底的に食事療法(効果があると信じて)を行うけど、健康な夫さんがこんな味気ない食事に付き合ってくれるかな?
一人で「吉野家行ってくる」とか言いそう。
かといって、自分が食べない濃い味の食事を作りたくはないしね。
こう言ってはなんだけど、夫さんの病気を機に私も薄味の食事で健康になろうと思うのでした。