夫さんが有休を消化し退職したので、夫さんに代わって色々手続きしてきました。
退職の手続き
オミクロン株が猛威を振るうなか、体力が落ちている夫さんが出かけるのは危険ということで、私が代わって夫さんの職場に返却物を持参し、私物を持ち帰ってきました。
事前に職場から送付されてきた書類にサインをしておき、入館証や保険証などを上司の方に返却し、「退職を受理する」旨の辞令と「健康保険資格喪失証明書」などをもらってきました。
上司の方に「優秀な方だったので残念です」と言って頂きましたが、職員の補充はできるけど夫さんの補充はできないので、笑顔でスルー。
夫さんの代わりに突然の退職のおわびとお礼をいって帰りました。
健康保険の手続き
その足で年金事務所へ「被扶養者異動届」の申請と「健康保険の資格取得証明書」の申請に行きました。(郵送で事務センターか電子申請が一般的ですが、夫さんが通院中のため急いでいたので)
これから夫さんを私の扶養家族にするためです。
私が被保険者本人なので年金事務所の窓口で申請可能です(本人以外は委任状必要)。
事前に電話で問い合わせして書類を整えていましたが、受付の時にも一緒に確認してもらって受理されました。
1時間半ほどで「資格取得証明書」も発行されましたよ。
これで、通院も安心です。
保険証のほうは二営業日後に発送され実家に取りに行きました。(私は父が代表の家族経営の零細企業の役員であり、主婦大家の個人事業主)
保険証が届いたので「資格証明書」は返送しました。
電話の問い合わせのときも、窓口の担当者の方も親切で良かったです。
高額療養費
夫さんが病気発覚後割とすぐに仕事をやめることにしたので、前職では限度額適用認定証をもらいませんでした。
なので、高額療養費の申請をしました。
昔働いていた国保組合では該当者に申請書を送付していたけど、協会けんぽは自分で申請するんですねー。知らなかった。(申請書は協会けんぽのサイトからダウンロード)
先月は、入院と通院と投薬とレセプトが数枚に分かれて、それなりに高いけど、どれだけ戻ってくるのかしら。
高額療養費の計算って複雑ですよね。
夫さんの高額療養費は「80,100円+(総医療費-267,000円)×1%」で計算されます。だけど、入院と通院と投薬の21000円以上をどのように計算するのか???
3か月後くらいの記帳が楽しみです。
限度額適用認定証の区分はエ♪
退職日の翌日にすぐに手続きをして、保険証は二日後に発送してくれたけど、保険証ができてからでないと限度額適用認定証は発行されないというので、申請は後日行いました。(協会けんぽへ郵送しました)
夫さん自体はこれから私の扶養に入り非課税になるけれど、主婦大家の私の総収入はそれなりに高い。でも、協会けんぽの報酬月額は低い。(家族経営の零細企業の役員報酬はささやかなので)
その場合の限度額がいくらになるのか限度額適用認定証が届くまでドキドキでした。
なんと!「区分エ」でした!(標準報酬月額26万円以下が該当。自己負担限度額は57600円です。)
協会けんぽは私の収入なんて知らないから当然と言えば当然なのだけど、マイナンバーで紐づいてわかっちゃうのかなと心配だったのです。
4か月以降は「多数該当」となり自己負担限度額は「44,400円」になるのですが、それまでも一般的にいわれる区分ウの限度額に比べるとひと月の負担額が低いので助かります。
病院の医事課に診察券と限度額適用認定証をFAXしてと言われたので送りました。これで切替後の今月分は適用してくれるようです。(となると返ってくるのかな?後日どうなったかご報告しますね)
点滴って一回18万もするんですよ。
怖い怖い。
この他にも薬代が毎回3万くらいするし、診察・検査料も毎回それなりにする。
限度額適用認定証を提示しても、医療費控除は必要ですね。
はあぁ。命には代えられないとは言っても。
健康こそがコスパが良いですね。
夫さんが一連の手続きのお駄賃として交通費込みで五千円くれたけど、交通費を抜いたら時給900円でした。これでは最低賃金以下だわともらしたところ、日ごろのケアのお礼として夫さんが、「春の種・苗代を俺が全部出す」と大盤振る舞い。
すでに「ニンテンドーswitch」と「リングフィットアドベンチャー」「あつまれどうぶつの森」を買ってもらっているというのに・・・
サカタのタネとタキイ種苗のカタログを取り寄せました♪ウキウキ読み込んでいます。うふふ。
学校で教えるべきは社保や税金の申告の仕組みでは?
社会保険の手続きとかって、申請しないともらえないから知らないと損をすることが多い。
情報弱者は不利ですよね。
投資のことを学校で教えるより、社会保険の仕組みを教えるほうがいいと思うのだけどどうかしら。
毎年のように変更があったりするから教えるのは難しいかもしれないけど、どういった制度なのかくらいは教えてもいいと思います。
無駄に高い生命保険に入らなくてもよくなるし、国民年金の未納者も減るのではないかしら(負担になるなら免除や納付猶予もあると教えたい)。
これまで病気をしたことがないから夫さんは傷病手当金のことも知らなかったし、高額療養費と医療費控除がごっちゃになっていたし、限度額適用認定証のことも知らなかった。
何度も聞いてくるのでとうとう「メモして」と怒ってしまった。
総務の人にメモをとるでもなく何度も同じことを聞いたら怒られるでしょ。妻だからって何度も聞くな。妻がちゃんと手続きしているんだから信じて待ってて。
天引きで手取りしか給料を見ていないサラリーマンは、総務の方に丸投げしているけど、もっと当事者意識を持ってもいいと思います。
そして、サラリーマンも扶養対象配偶者も全員が確定申告する。
源泉徴収では納税の意識がなくて、政治家の無駄使いも気にならないけど、自分で納税することになったら、もっと税金の使われ方に意識が高まるのではないかと思う。
夫さんを非課税の青色専従者にしようと思ったのですが、月に2万円の企業の年金が出ることと、1月のお給料があるので、青色専従者に払える給料としては40万くらいにしかならないことが判明。今年はとりあえず配偶者控除で対応することにします。
60歳以上の夫さんが被扶養者で年下の妻が給与所得+不動産所得がある場合の、世帯全体の手取りを増やす方法って、これで合っているのかなあ。
ネット上では、パートで働く妻を夫の扶養にする場合の例ばかりで、年上の夫を働いている妻の扶養にする例ってなかなか見つけられない。
年上の夫が全くの無収入ならいいけど、企業年金を少しだけもらっていたりするからまた面倒。
まあ医療費控除は全額私のほうで申告するので来年はかなり税金が安くなりそうです。