今日は3か月に一度の通院日。
問診と薬の処方だけでした。
ちょうど去年の今頃、夫さんの病気が発覚して悲嘆にくれつつも「頑張ってうち勝とう」と二人で決意し、次に私の病気が見つかったときも「二人で元気になろう」と励ましあったのでした。
約束したのに。
私は一人残されてなんとなく生きています。
以前はすごく生に執着があるというか元気モリモリで、夫さんにも「無人島に流れ着いても生き延びそう」と言われていたのですが、
最近は、これまでの人生はかなり楽しかったから(最初のクズ夫のことはもうネタにしてます)、もういつ夫さんのそばに行ってもいいかなという気持ちです。
もちろん、あえて行こうとは思いませんが、例えば沈没船のボートにあと一人しか乗れないなんてことになったら譲ってあげてもいいかな~くらいの気持ちです。
譲る相手がワガママな威張り散らした老人なら蹴落として私が乗りますけど。
せっかくこの頃はメソメソはするけど、心穏やかに暮らしていたのに、またしても心がざわつきはじめました。
相続についてグチを書きたいけど、あまり人目に触れていない我がブログを、もし相手が見つけてしまったら面倒かなあと思い、全て終わってからご報告しますね。
夫さんが亡くなったばかりのときは、夫さんが危篤になってから酷いことを言われたりされたりしたので、相続で私に有利になるような分配をしてその傷の埋め合わせをしたいと思っていました(調停でも裁判でもどんとこい!と戦う気満々でした。正直あまり頭の良くない彼らに負ける気がしない)。
でも西国巡礼をしているうちに
「多少譲ってもいいから早く縁を切って、もう彼らのことを考えないようにしたほうがいいな」と思うようになりました。
だって、「どうやってやりこめてやろう」「なんて言ってやったら勝てるか」なんてことを考えるなんて時間がもったいない。好きな相手でもないのに。
それと、多くの友人たちに「前妻と息子たちにこんなこと言われた、あんなことされたー」と泣きちらしてたら「それは大変だったね」「酷い人たちだね」と慰めてくれたことも傷の癒しになりました。
私は夫さんとの思い出とともに、趣味の世界で楽しく生きていきたい。
という風な心境になりました。
しかし、今回の相手の主張は、「多少譲ってあげてもいい」という私の気持ちとは別次元の主張をしてきたので税理士さんもびっくり。
税理士さんが「それで裁判とかになってもおそらく無駄ですよ」と言ったのに、考えに囚われているから聞き入れないと言う。
私が依頼した税理士さんはすぐに「もめたら弁護士に依頼してください。税理士は正しい申告書を作るのが本文なんです」と予防線を張る。
遺産分割協議書も本来は税理士は作れなくて(弁護士や司法書士は作れる)、相続人同士が作った態で税理士が作ってハンコもらうのが一般的らしいですが、「もめたら僕には無理です」とすぐ言う。
調停にならないようにうまく話してハンコ押させてよー。
西国巡礼も次で満願成就を迎え穏やかな日々になると思っていたのに、胸がざわつきはじめました。
先日友人と美味しいと評判のパン屋「バックシュトゥーベツオップ」でモーニング。
美味しくいただく。
朝から1300円もかけるなんて。
昔夫さんが『焼いたらイオンの「ベストプライス」のパン(PB商品でも「トップバリュー」よりさらにお値打ち)も十分美味しい!』と言っていたことを思うとかなり贅沢(笑)
ただ、お土産に色々買ったけど凝ったものを選びすぎて今一つでした。ベーシックなパンが美味しいから次回はベーシックなパンにします。
最近はPB商品の食パンを食べてないと知ったら倹約家の夫さんは驚くだろうなあ。
でもね、使わないで残したからこんなにもめるのよー。