日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

初釜に呼ばれて日本文化の深淵を知る

以前の職場のお姉さま宅の初釜にお呼ばれしました。

お姉さまの旦那様の退職を機にお家をリフォームする時にお茶室を作ったのでそのお披露目もかねて。

 

とは言っても、私は茶道のことなんてひとっつも知りません。

お抹茶もお寺などで干菓子と一緒に出してくれるものを飲んだことがある程度。

もう一人のお姉さまが正客となり、私は次客です。

 

床の間に掛け軸、結び柳が活けてあり、御道具にも意味があって、

一つ一つ教わりながら、まるで日本大好き外国人がお茶会に呼ばれて「きゃー、素敵」と感動しているようでした。

お茶室に御釜がありました

お姉さま方は、本当に何も知らない私に丁寧に教えてくれたので、恥ずかしいと思うこともなく、純粋にお茶会を楽しめました。

真の良家の奥様って、恥をかかせない気遣いができるってことじゃないかなと感謝する。

お菓子も美味しくいただきました

お茶室を作るというのは全館床暖房の一条工務店ではできないので新鮮な感じ。

というか普通の家にお茶室や水屋ってすごいですよね。

お姉さまのお家の他の色々な設備も見学させていただきました。

それぞれのお家で家に対する想いをこめて建てているのがわかります。

素敵だわー。

 

だけど、季節ごとに掛け軸やお道具を替えておもてなしをするという茶道の一番の肝が、ミニマリストの私にはなかなか厳しい。

美術館で絵やお道具を見るのは好きだけど、「所有したい」欲がおきない。

(宝ものということでなく、身の丈にあったお道具でも物を増やしたくない)

レンタルでいいのか?

 

正客のお姉さまはマイお茶碗を持参してきましたが、茶道のたしなみって普通なの?

 

私はお生まれもお育ちもあまり良くなくて、努力で今の経済的安定を手に入れたけど、「普通のお嬢さんが当然知っていること」を全く知らない。

七草がゆとかそういった行事的なこととか。

 

物を増やしたくないけど、教養というか年齢相応の嗜みというか、そういったことを身に着けたほうがいいかも。