日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

ドラマの感想備忘録2024.7

暑くてついダラダラとドラマを見てしまう。

「卒業」

ウィ・ハジュン氏「卒業」

実は最近気になっているウィ・ハジュン氏。

CNBLUEの大阪公演と日にちが被っていたので、日本初ファンミは諦めた。うっかり行ってみようかと思うほど気になる存在だが、強気の値段設定に気持ちがやや冷めた。

このドラマはなかなか良かった。

恋愛ドラマというより、お仕事ドラマとして楽しんだ。

8等級(成績最下位)から1等級に上がり、名門の高麗大に入学できたイ・ジュノ(ウィ・ハジュンが演じている)は、高校時代の予備校の国語教師だったソ・ヘジン先生(チョン・リョウォン)が初恋の女性。

卒業後10年たって再会した二人。ジュノは大企業をやめて、ヘジン先生と同じ予備校で塾講師として働き始める。(当初、ヘジン先生と両親はせっかく入った大企業をやめて塾講師になることに大反対した)

ジュノは会社員でいるより塾講師となって、早く大金を稼ぎたいと言うが、自分が高校時代ヘジン先生と出会えたことで将来が開けたので、自分もそういう生徒を増やしたいという思いもある。

韓国の受験戦争が激烈で、受験のドラマは多く見たけど、これは、塾同士、塾講師同士の競争や、学校の教員と塾講師の立場とか、興味深かった。

国語の成績が上がって、他の科目の成績も伸びたジュノは、国語を教えるときに、予想問題を提示して、解き方を教えるのではなくて、読解力や鑑賞方法などを教えて、「知らない文章を見ても自信をもって解けるようにしたい」と考える。

(国語力を伸ばすより、とにかく試験で点数を取れるようにするのが仕事と考えるヘジンと対立したりする)

生徒が教師や講義を信頼しているところも良かった。

いい先生に出会えると成績って伸びるから。

 

韓国って受験戦争がものすごいけど、出生率が1を切っていて、教育産業は近いうちに斜陽産業になりそうな気がする。

それにしても、チョン・リョウォンさん43歳とは思えない美しさ。

個人的には、国語課の新人講師ナム・チョンミ先生が、前向きで努力家で、義理堅くてかわいいというキャラで好みだった。

タイムリープも、異世界の人も出てこなくて、現実的で良かった。

副塾長の裏切りも、結局は「経営者もいい人じゃないと立ちいかない」ということで落ち着いて良かった。

 

「財閥家の末息子」

財閥家の末息子

またしてもタイムリープものを見てしまった。

財閥の創業家一族にいいように使われていたヒョヌが殺されそうになり、目覚めてみたら、財閥家の孫として1987年に生まれ変わっていた。

スニャングループ創業者チン・ヤンチョルの孫チン・ドジュンとして、一度目の人生の記憶をもとに成功して、創業者一族の相続争いを勝ちすすむ。

財閥家の兄弟たちはとにかく強欲で、自分たちの利益のために、庶民が犠牲になろうと意に介さず。

どん底にいたヒョヌとしての記憶があるので、ドジュンは系列会社を買収しても雇用を維持するとか、911テロにときもプットオプションではなく株を買い続け市場を正常化させるなどしながら、嫡孫ではないが創業者に能力を認められる。

 

財閥家のみなさんが本当にろくでなしで、忠義を尽くしてきた側近を簡単に切り捨てて逆に裏切られたり、攻守の入れ替わりが激しくてスリル満点なドラマだった。

所々に入る当時の映像(日韓共同W杯で韓国が勝った映像とか)が懐かしい。

次の展開が気になって、3日くらいで一気に見てしまった。

 

きちんと納税して、社会に還元するような篤志家の財閥は韓国にはいないのか?

日本の政治家も政治資金パーティーで裏金集めたり、自分の事務所に寄付して税控除受けてたりするから、おんなじか。

主役のソン・ジュンギは好きだけど、一族の長ヤンチョルを演じていたイ・ソンミンさんが強烈すぎて、影が薄くなってた。それにしても、豪華キャストだった。

 

「ラブソリューションー愛の解決策教えます」

原題は「最高の解決士」

ヒロインがイ・ジアさん、久しぶりに見て、40過ぎに見えない若さに驚く。

そして、相手役がカン・ギヨン氏。細身のスーツの似合うメガネ男子というのがドストライク。人が好くて誠実な感じの役がよく似合う。

一話の検事時代はメイクがちょっと濃くて変だったけど、だんだん慣れた。

 

ヒロインは名門弁護士事務所の嫁だったけど、姑と夫に陥れられ違法行為をしたことにされ収監までされ、離婚され息子も取られてしまう。

息子と再び暮らしたいと姑と元夫に復讐をしながら、職業として結婚生活で悩む人を助ける「離婚解決士」というチームを組み、人助けをする。

社長やチームの仲間もいい感じ。

 

「結婚に失敗はない。結婚を続けているか、終えているかの違い」「離婚おめでとう。祝・新しい人生のスタート」とか、

「恋愛がお荷物にならないのは、終身型じゃないから。結婚だってそうあるべき。そう思えば、もう少し相手に寛大になれるはず」(こんな主旨の言葉を、結婚する部下の二人へ贈るヒロインってすごい)

なんて言うセリフにその通り、と思う。

自分はプロポーズされても、「結婚も5年ごとの更新制にしたい」と返事して、

「じゃあこれから指輪を君に10個プレゼントする」と返すギヨン氏もいい。

なかなかいいセリフも多く、気楽にみられるラブコメ

ヒロインの元夫ユルソン(castオ・ミンソク氏)が、高スペックのクズ男を演じていて、やっぱりクズすぎるほどドラマが盛り上がると思う。

勧善懲悪で大団円となってスッキリ。

 

最愛の夫さんに逝かれてしまった私としては、ダンナの愚痴にイラっとする。仲がいいのは別に気にならない。

なかなか再就職しなかったのもそのせい。

前の職場で主婦パートはダンナの愚痴大会だったんです。

その時は夫さんがいたから、そんなに気にならなかった。ただ、たまに「そんなに嫌なら離婚したらもっといい人に出会えるかもしれないですよ」と言っていたが。

ダンナさんの悪口を延々と言うくらいなら、離婚すればいいのに。
離婚するほどじゃないなら愚痴なんか言うな―!「いなくていい」とか言うな―。

自分が選んだんでしょ?お似合いなのよ、きっと相手もそう思ってるの。
(あ、すんごい毒吐いちゃった)

私は離婚して、夫さんに出会えて本当に幸せでした。

ま、私の場合、離婚しても大家として経済的に全く困らなかったから決断できたんですけどね。女性も経済力大事!

 

韓国で大ヒットしたドラマ「ソンジェ背負って走れ」がU-NEXTだったので、31日間の無料期間を利用して、他のドラマも見ました。

U-NEXTは高いから、できればネトフリでやってほしい。