日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

「海賊とよばれた男」読みました

図書館で長らく待たされた「海賊とよばれた男」一気に読んでしまいました。
 
出光興産の創業者出光佐三をモデルに、
創業時から大企業となるまでの波乱万丈な一代記。
社員は家族、就業規則もなく労働組合も、馘首も無い。
個人的な利益よりも時として国のために利することであれば
企業として身を挺してやり遂げる。
当然、敵も多いけど、
企業理念に賛同して援助者も必ず現れる。
 
上巻をワクワクして読んでたけど、
途中から冷めている自分もいたりして。
 
第二次大戦で焦土と化した東京で社員とともにどんな仕事でもして再建しようと誓い、
社員たちもそんな店主(社長ではなく店主というらしい)に死力を尽くしてついてきて、
GHQにも理不尽なことには毅然と対応して、
石統のお偉方とも対決して・・・・
 
これ、あまりにもきれいに作り過ぎてないーーー?
本当にこんな人がいたの?
と、思っちゃう私は、現代日本の資本主義社会に夢も希望も持ってないから^^;?
師匠は「この話はできすぎだ」と言って、上巻だけで読了。
 
これが、ベストセラーというからには、
これを読んだ社長の方々、実践してほしいな。
社員を信じて、教育してクビにせず労使一体となって会社を盛り上げるってね。
 
でも、久しぶりにカッコイイ男の話を読んだので勢いづいて
北方謙三三国志」を再び読み始めちゃいました~。