日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

妄想古代史(笑)

来月友人のお家にお泊りに行くことに。
その時に車を出してもらって北九州の古代山城を見に行けることに♪
大野城という大宰府の防衛のための古代のお城、
石垣が残っているそうなので楽しみ。
もちろん、私の好みの切り込みハギではないことは百も承知ですが・・・
 
ということで、今一度日本古代史を読み返すことに。
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「新 もういちど読む 山川日本史」

懐かしいーーー。
うすうすは知っていたけど、今の日本史って私が学んだり教えていたりしていた〇十年前とは違っていたのですねぇ。
仁徳天皇陵大仙陵古墳というし(建築年代と古事記に出てくる仁徳天皇の年代が異なるため)、
継体天皇も出てこないし、大化の改新は政変後の改革のことをいい、蘇我氏を打倒した政変のことは乙巳の変というそうですよ。
はっ、これって書きだしたらキリがないのでやめますね。
 
この山川の日本史、大人はもう一度読んだほうがいいです。
高校の時に世界史を学んだことがない師匠(夫さん)は世界史を読みたいというので、
こちらも図書館で予約。
師匠の時代は、日本史・世界史・地理・政経のうちどれかが必修だったようで世界史を学んだことがないようですが、今は世界史が必修で日本史を学ばない学生もいるらしいですね。
将来的に日本史と世界史が融合した歴史が必修となるそうですが、どんな内容なのでしょう。
とても気になります。
 
 

関裕二氏の「天武天皇隠された正体」

 
こちらはトンデモ歴史だけど意外と面白かったです。
昔から天武天皇天智天皇の弟ではなくて、異父兄弟ではないか?!説があることを知っていましたが、
この本ではその父をすごい大物に推測していました(笑)
ネタバレになるので書きませんが、ちょっと大物すぎ。
 
 
皇極女帝は舒明天皇と結婚して、天智天皇天武天皇と間人皇女を産むのですが、
その前に漢皇子を産んでいる。その漢皇子が天武天皇じゃないか、っていう話は有名なのですが、
私は関氏の説に半分納得、半分はちょっとねぇ・・・
 
 
以下は私の愚説です。
田村皇子(のちの舒明天皇)は特に力のあるわけでもない子連れの王族(宝皇女のちの皇極)と結婚するのですが、蘇我氏の法堤郎女を娶っていてすでにバックがあるのになんのメリットがあるの?って感じ。
多分すでに宝皇女はそんなに若くないし。
だけど、もし、その子連れの子の父が大物で、子供ごと元恋人をもらってくれるなら天皇にしてもいいよーって
言われたら案外受けちゃうんじゃないのかしらん。
田村皇子は舒明天皇として即位するし、
夫の死後、皇后だった宝皇女は皇極天皇として即位して、
その時に乙巳の変が起きますが・・・
乙巳の変が起きることを皇極女帝は知らなかったみたいだし、
漢皇子は青年くらいになっててもいいのに、乙巳の変中大兄皇子(天智)が中心で漢皇子も大海人皇子(天武)もまったく活躍していないあたり(少なくとも日本書記には全く出てこない)、
漢皇子って実はその大物の子供だったんじゃないのー?!
 
 
なーんて、宝皇女はすごい美人でたんなる略奪婚でそんな裏取引なんて無かったのかもしれないけど。
 
 
妄想です、すみません。
 
 
私が学生の頃は少女マンガに歴史ものが充実していて、
山岸涼子「日出る処の天子」で聖徳太子を学び、
里中満智子「天上の虹」で大化の改新から長屋王の変までを学び、
長岡良子「眉月の誓い」のシリーズで藤原不比等や倭女王などを学んだわー。
どれも本当に秀逸でした。
そうそう、不比等の父は本当は・・・とかもありましたねぇ。
 
今も天智天皇天武天皇のマンガがあるらしく気になります。
レンタルするかネットカフェで読み切るか。
 
私にマンガの才能があれば、漢皇子の話をマンガに描きたいです。残念。