日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

時給アップを喜べないなんて

今日は、副業の一つである事務のパートについての話題。
 
職場は、ほぼ扶養の範囲内で働く主婦ばかり。
フルタイムではなく、若干時短で勤務日数も少ない。
その分人数だけは多い。ワークシェアっていうもの(笑)?
 
主婦だから、子供の病気や介護で突発休もあるけど、
「おたがいさまよー」でフォローしあえるいい雰囲気の職場。
時給が安いけど、主婦が働き続けるには融通が利くことがやっぱり大事。
私は大阪のお義父さんの介護のために2週間連休することもできた(周りのフォローのおかげ)。
社員さんたちはみんな優しいし。
時給は安いけど、できればこの職場はできるだけ続けたいと思う。
 
 
そんな中、来年度から時給が30円UPするらしい。パチパチパチパチ♪
 
しかし、パート仲間は喜んでいる人ばかりとは限らない。
 
パート仲間たちは、社員さんたちの3/4未満の労働時間(だけど、私以外は週20時間を少しだけ超えている)。
それが、たった時給30円UPするだけで、協会けんぽに本人加入しなければいけなくなってしまったのです。
所得税についてはギリギリ大丈夫)
社会保険の本人負担が時給アップ分よりもはるかに大きい。
 
それよりも、
社会保険に本人加入となると、だんなさんの扶養からはずれるし、
会社によっては扶養の手当もけずられてしまうことも。
協会けんぽより、だんなさんの健保組合のほうが福利厚生が良いこともあるしねぇ。
 
私は、マイナンバー導入のときに勤務日数を減らしたので
(実家から給与をもらって社保加入してるので、色々紐づいて副業がバレたらまずいかなと)、
今回の時給アップは素直に嬉しい。
 
このままでは世帯収入が減ってしまうので、
勤務日数か勤務時間を減らすか、
いっそもっと稼げる職場に転職?なんてことがもっぱらの話題。
 
時給アップを素直に喜べないなんてなんかおかしくない?
雇用保険もあるし、社会保険に本人加入したほうが将来の年金のためにもいいとはみんなわかってるんですよ。
 
でも、転職するのもなかなか・・・
自分以外の要素で主婦が仕事をするのを難しくしているように感じます。
 
 
千葉は交通の便がとても悪いところが多くて家族の送迎が必要だし、
介護問題もそうだし、聞くところによるとPTAの役員になったらものすごく拘束されるとか。
 
 
私が正社員だったのははるか昔だったけど、あんなに働けたのは子供がいなかったし、
親が元気だったから。
 
 
 
内閣官房のサイトから「すべての女性が輝く社会づくり本部 」の今年の議事要旨を読んでみたけど、
「女性活躍」の政策と総理がいう成果は、身近な主婦の話からは実感できないなあ。
まあ、これも景気がいいという話が実感できないことと同じかな。
一部の人だけでなく、そのうち一般に波及することを期待しますよ。
 
 
来年度についてどうしたいかご家族と相談してくださいと投げられていて、
私はできれば今のメンバーと仕事を続けたいから、どうかみんなやめないでー。