今年の年末年始はカレンダー的に長期休み。
青森に住む末妹が姪を連れて泊まりに来たいと言うのでOKしたが、こんなに長期に家を不在にして良かったのだろうか?(いつもはちゃんと義実家に挨拶に行っているからいいんだよと言うので、詮索はしない)
片道10時間かけて車で来た。
我が家に泊まるのは節約のためもあるらしい。
年末は、妹も姪もそれぞれ用事があって勝手に出かけ、
年始は一緒に出かけて、自分じゃ行かないところだったので、新鮮で面白かった。
私は三姉妹の長女で、次女がこじらせてて最近仲が良くなかったけど、元日の父も含めての食事会は穏やかな雰囲気で進み、一安心。
久しぶりに次女からお年玉をもらって、姪が驚きつつも喜んでいた。
(次女のところの甥と姪も来れば、私からもお年玉をあげられるのに)
姪が縁結びに御利益があるというので東京大神宮へお詣りに。
参拝するまで1時間半も待って、さすが東京の神社は違うなあと感心。
姪のおみくじが小吉で微妙だったけど、お守りも買えて満足だったらしい。
(私はおみくじはひかない。病気とか嫌なことが書いてあったら凹むから)
妹と姪もKPOPにはまっている。
私はCNBLUE一択だが、彼女らはアイドルグループにいくつか推しがいて、さらにはオーディション番組も見ている。
この秋、薦められて見ていた番組が「プロジェクト7」というオーディション番組。
私はMCのイ・スヒョク(俳優さん)が背が高くてかっこよいと思うが、若い子たちの一生懸命な様子を応援していた。
ちょうど、姪たちが来た日が、デビューする子たちが決まる最終回で、運転で疲れた妹は途中で挫折したが、私と姪はデビュー組を夜中までかかって見届けた。
正直、私はどの子たちでも良いのだが、姪には一大事らしく、友達とLINEしながら、色々盛り上がっていて面白かった。
今回の行きたい場所の一つに、その番組とのコラボカフェがあった。
川崎のスィーツパラダイスというデザートバイキングの店。
案内された席が、姪の一押しイ・チェンのポスターの前で欣喜雀躍していた。
基本の食べ放題だけでなく、姪は別料金のコラボメニューをお年玉を使って注文していた。
顔がプリントされたココアに思わず苦笑するが、姪っ子はいたって真剣。
ココアもコースターも絵柄を選べるわけではないが、姪としては好きな子が当たったらしく喜んでいた。
ちなみに、ここのバイキングは妹が、コラボメニューのココアは姪のおごり。
この顔がプリントされたココアが一杯700円(コースター付)
妹が「こんなのに、お年玉使うの?」とあきれていたが、それが女子高生ってものかも。
ちなみに私は青い髪のアベユラ君(日本人でダンスがうまかったけど、途中で落ちた)が気に入っていたので、「れんおばちゃん、アベユラ飲んで」ともらった。
いい商売だなあ、店内には同じような若い女子がいたし。
「川崎、都会だなあー」「こんなところ住みたいな」などと言う。
姪は学校推薦で東京の大学に来たいらしく、ただいま学年10位以内をキープ中。
そのとき、どこに住みたいかも夢を見ているところ。
今回、我が家に一週間泊まって、「れんおばちゃん家は、イオンモールもあって、東京に近くて、なんでもあって便利」と言っていたが、
最寄り駅まで車で40分の自宅のある町に比べたら、そりゃあ当然かも。
車の運転ができなくても、困らない場所に住むというのが、私の条件の一つだったから。
妹がすいパラをおごってくれたので、不動産オーナーの伯母としては、「ホテルのブッフェとか行きたいところ予約していいよ」と気前のいいところを見せてみた。
ベイブリッジと東京タワーを見ながら、贅沢なブッフェを堪能して満足しました。
この他にもローストビーフや、鯛ラーメンなども食べました。
スィーツは全制覇できず残念。昔ならできたのになあー。
妹と姪は、こちらが気持ちよくなるくらい喜んでくれるのでおごりがいがある。
「青森にはこんな景色がよくて、おいしい食事のできるところなんてないよー」
「れんおばちゃん、ありがとうー!」と言われたら、
「東京の大学受かったら、お祝いにまたおごってあげるよ」と言っちゃうよね。
用事のない日には、岩盤浴付の健康ランドに行き、夜はお菓子を食べながら、「推しの子」「ハイキュー!!」のアニメを見て(「ハイキュー!!」はシーズン1しか見切れなかった)、どうでもいい話をしていた。
実の妹なので、「髪の毛を落としたら、コロコロかけておいて」とか言えるし、食事の準備や洗い物も頼みやすい、というか「泊まらせてもらっているからやるねー」と率先してやっていた。
私が、冷蔵庫や食器棚を勝手に開けられるのが嫌な人だと気を遣うのかもしれないが、全く気にならないので、ゴミ袋のセットまで頼んだりした。
「お姉ちゃんは、私たちがいて、気を遣って嫌だった?」と最後の晩に聞かれたが、
「気を遣ってないし、嫌じゃ無いよ。いつも静かに暮らしているから楽しかったよ」と答えたら、
「来年の年末も長いんだよねー。また泊まりに来てもいい?」と聞く。
夫や義実家は大丈夫なら来てもいいけど・・・
こだわりの我が家を、「お姉ちゃん家は素敵だね。かっこいい」と褒めてくれたが、それは来年も泊まりたいというアピール?
「将来的に老後、一緒に住みたいよー」とまで言い出すから、「一緒に住みたいっていう友人もいるから考えさせて」と答える。
老後、誰かと住むのは楽しいだろうか、気を遣うのだろうか。
庭の手入れができなくなったり、階段を上れなくなったら、施設に入ったほうがいいとは思うが、
それまではこの家で一人暮らしの予定。
あとどれくらい年末年始を過ごすのだろう。
1人でさみしいのは1人だからでなくて、夫さんがいないから。
でも、誰かいると、普段のような「誰ともしゃべらない日」ではないから良かった。
今朝未明に妹たちは帰ったので、バスタオルやシーツ類を洗濯して、布団を干してから仕舞って、またいつもの静かな日常に戻ります。