日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

ドラマの感想備忘録2024.9

スノードロップ

スノードロップは花の名前

チョン・ヘイン君が出るので見始めたが、ディズニープラスではなく、Bsjapanextで見たので、CMが多い。16話を倍の32回で放送するって・・・・

 

設定が1987年の軍政時代の女子大の寮。

北朝鮮工作員スホ(ヘイン君)が、韓国の安企部に負われて負傷して女子大の寮に逃げ込んでくる。

ヒロインのヨンロは、民主化を求めるデモで兄が捕まったこともあり、スホを警察に負われている大学生と思ってかくまい介抱する。

この辺は、見つかったらどうしようというハラハラや、ヨンロがスホに抱くほのかな思いとか、見ていても面白かったんだけど、

銃撃戦や女子寮に立てこもりが始まるあたりから、「このドラマはどうやって終わるんだろう?」と思い始める。

選挙のための工作を指示した上層部の思惑(ライバルをスパイの仕業として撃ったり)や、え?この人もスパイだったの?とか、もはやカオス。

韓国の安企部工作員北朝鮮工作員を追って女子寮に潜入するも、選挙に勝つためにスパイも人質ごと爆破しちゃうのがいいんじゃないかなんて、上層部が言い出したりして。

ありそうーーー。

上層部のご婦人たちは、人質の学生の命より、自分の夫が事件をうまく解決して出世することだけを祈ってるし。

当初は自爆して名誉を守るといっていた北の工作員も、南の安企部工作員の説得により、「自分たちはたんなる駒だ。学生たちを助け、自分たちも助かろう。生きて家族の元へ帰ろう」と南北で協力する。

 

番組ナビゲーターの女性も途中「ちょっとやりすぎって気もしますよね、いつまで続くのこれ?」「でも、最後はいいので、頑張って見続けましょう」と言うほど。

ヘイン君じゃなかったら、挫折したかも。

「ソンジェ背負って走れ」のキム・ヘユンちゃんがこのドラマでは、自分だけが助かりたくて、いらんことばっかりしてイライラさせる。

 

このドラマは、放送中に大統領府に「歴史を歪曲している。放送中止しろ」の国民請願が集まったとか。

南北の上層部が繋がっていて、大統領選の前に北の工作員が南で事件を起こそうとしていたから。

時代劇であれほど、史実無視のドラマ作っていながら、民主化運動時代のような近代とか、北朝鮮がからむと気にするんだなあと、ちょっと感心する。

日本で、史実と違うってドラマに文句言う人っているのかな?

いたとしても、放送局や製作者にいうよね。今はSNSで炎上するのかな?

 

頑張って最後まで見たけど、最後は学生たちは助かるけど・・・で、ハッピーエンドでもなく、切ない終わり方だった。

うーん、このドラマで言いたかったことってなんだろう。

それにしてもヘイン君は軍服も私服もスーツも似合う、眼福眼福。

 

「軍検事ドーベルマン

軍検事ドーベルマン

ト・ベマンはお金のために軍の検事になった男で、軍の御用弁護士と組んで、黒も白くするような軍の裁判をしてきた。

新任のチャ・ウィンは「自分は軍人ではなく検事(法に勝る階級はない)」と言って、正義のために突き進む。

実は、チャ・ウィンは父親の会社(軍事産業)を乗っ取ったノ・ファヨンに復讐を考えていて、ト・ベマンを仲間にしようと近づいてきた。

ト・ベマン自身は子供の頃のことを忘れていたけど、両親がノ・ファヨンに殺されていたことを知らされ、軍内部の不正を暴きながら、一緒に復讐しようとする話。

ノ・ファヨンという人は女性ながら師団長に上り詰め、自分の出世のためなら息子も捨てるくらいの人。

息子の不祥事から目をそらすために軍隊に入れて、わがまま息子が軍隊生活になれなくて脱営すると最前線に送るような母親。

このドラマを見ると、軍で出世する人ってまともな人はいないんじゃないかと思う。

弁護士もうまく甘い汁を吸おうと、そしてあわよくば会社を乗っ取ろうと絡んでくるし。

不正だらけ。

まあ、それをこのドラマでスカッと成敗してくれるんだけど。

軍隊でいじめられた一等兵が銃乱射事件が起こしたり、階級によるパワハラがあったり、韓国は望まずして軍隊に入るから、事件が多そう。

仲間のハジュン(サブ男優)が、ウィンに振られて裏切るパターンかと思ったけど、そうではないのでご安心を。(ちょっと無理矢理な感じだったけど)

 

 

「家いっぱいの愛」

原題は「家族×メロ(恋愛ドラマ)」

娘と父で、母(妻)を取り合うポスター。真ん中の文章は「家族みたいなこと言うね!」とでも訳すのかな。

 

設定に無理はあるけど、家族について考える、まあ良いドラマだった。

11年前に家族に金銭的に迷惑をかけて離婚していなくなった父親が、大金持ちになり、アパートの新しい大家として戻ってきた。

昔と違ってはぶりがよくて、弟はすっかり父親になついていろいろ買ってもらったりしているけど、高校時代から母親と二人必死に家計を支えてきた姉のミレは、父親に消えてくれと言い放つ。

苦労続きの母エヨンは、娘の気持ちもわかるけど、やり直したいという元夫の言葉に揺れたりもする。

えーーー。そんなことってあるかな? やることなすことすべてだめで、ヤミ金に手を出したりして、やっと離婚して追い出したのに、金持ちになって戻ってきて、やり直したいってそんな。

などと文句を言いながら見ていた。

 

娘のミレがどうしてあんなに父親を嫌うんだろうかと母親が顧みると、父親への愚痴をずっと聞いてもらい、相談相手にしてきたからだと気づく。

母娘べったりは良くないと、母親が無理矢理娘を一人暮らしをさせたり。

ミレも父親と接するうちに、自分の知らなかった事情を知って、父親を理解するようになり、「再会しなければ憎み続けていたけど、再会して良かった」と思ったりする。

 

ミレの仕事関係も面白く、彼氏となる警備員(実は社長の息子)とのあれこれや、社長役のチョン・ウンイン氏はいつも悪役ばかりなのに、今回は癖はあるけどいい社長であり父親で良かったーー。

彼氏がSHINeeのミンホだったり、アパートの住人たちも知ってる俳優さんたちばかりで私にとっては顔なじみ。

それにしても、もう少し聞き取れるようにならないかなぁ。

 

今、見ていて楽しいのはNHKの「団地のふたり」。

小さな事件はあるけど、気楽に見れる私と同世代の中年女性ふたりのあれこれ。

キョンキョンが中年女性になるなんて・・・

 

こういうのを探そう。もしくは大好物のラブコメ

飽きてきたかなと違う系統に挑戦したけど、復讐とかヒューマンドラマとか疲れる。