日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

「限界集落株式会社」「こちら北国、山の中」を読んで

 
今回は2冊紹介。

黒野伸一著 「限界集落株式会社

 
郵便局もバスも撤退するような過疎の農村を舞台に
祖父の土地があったからとやってきた元エリート会社員が、
その村の人たちと、その村に就農体験で来ていた街でやっていけなかった若者も交えて
村を立て直す物語。
街で暮らせなかった若者たちの問題も適材適所で乗り切るあたり爽快~。
当然後半でピンチもあるけど、みんなで乗り越えていきます。
「こんなにうまく行くわけないよ~」と突っ込みたくなるけど、
前向きで読んでいて気持ちいい。
ドラマ化しないかな~、すでにしてるかな。
私が思うに主人公の優は田辺誠一さんはいかがでしょ?
六本木にマンション持ってて、農業知らないのに農業法人の経営再建して、虫がこわい。
冷たい人かと思いきや人情家。私の中ではイメージあうんだけどなー。
 
しかし、この村の人たちは食べるものを作れるから
限界集落と言ってもいざとなればなんとかなるのでは?と思ってしまった。
 
最寄駅からバスで20分以上もかかるちょっと郊外にある新興住宅地は、
今はみんな車で移動できるけど、あと2、30年たったらどうなるんだろう?
年金収入しかない高齢者ばかりの街。病院やスーパーは?
そんな街があちこちにある千葉市がちょっと心配でもあります。
 
 

三上亜希子著「こちら北国、山の中 農家の嫁の事件簿」

 
色鉛筆のイラストで綴られる北国の農家の四季。
かわいい絵とすべてが優しい目線でほのぼの。
後に旦那さんとなる人の「農家って楽しいよ~」の言葉につられて
その家を訪れるうちに嫁入りに至るあたり、
亜希子さんも旦那さんもその家族の人もいい人なんだろうなぁ。
なんかほっこりしました。
 
こういった本を読んで楽しくなったりはするし、
人生の楽園」という番組を割と好んで見ていたりするんだけど、
多分私が田舎暮らしをすることはないと思います。
なぜなら私は動物が苦手だし、車の運転もできないから。
 
なので、ベランダ園芸がやっとやっとです。
春になったので、今年も食料生産にいそしむことに・・・
第一弾はミックスレタスとパセリ。
たくさんのレタスの芽が入っていたポット苗を買ったので丁寧に植えつけ。
来週からはそろそろ収穫できそうです。
シソとバジルの種まきは今週末の予定。
きゅうりはGW頃かな~。
 
あ、野菜だけではなくて花も育ててますよ~。
ビオラが満開だし、シクラメンもまだ咲いてるし、北向きの玄関わきにはリーガースベゴニアも。
花じゃないけど多肉ちゃんも観葉植物も元気です。