日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

田村由美「7SEEDS」にハマった年末

職場の人に薦められて読み始めてすっかりはまってしまったマンガです。

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全35巻と外伝1巻を借りました

アニメもやっているようですが、(まさに1月からシーズン2も始まるとか)

マンガにハマるとアニメ化されたときにがっかりするパターンもあるので見ようかどうか迷います。

記憶が濃いうちに感想を書きます。

ネタバレになるので、読んでいない人はこの記事を読まずにまず原作を読んでみてください。

少女漫画の絵が嫌いでなければとても面白いと思います。

 物語の設定

近未来、巨大な隕石の衝突で人類が滅亡するということがわかり、人類滅亡を阻止するためにいくつか計画されました。

その一つが「7SEEDS」計画です。

選ばれた7人の若者たちが冷凍され、目覚めた後の近未来の地球でサバイバルしながら成長していく話です。

春夏秋冬の5チーム(夏だけ精鋭チームと保険をかけて落ちこぼれチームの2チーム)とそれぞれのチームにガイドの40人から計画ははじまり、途中死んでしまった人もいて色々試練や事件もあり、新しい命も生まれ、新しい世界で生き抜いていこうとするところで、とりあえず話は終わります。

夏のAチームだけは、人工授精で生まれた子供の中から厳しい訓練と試験を経て選ばれた7人ですが、それ以外の人たちはいわゆる一般人で、自分たちがどうしてここに来たのかも知りません。

 

私が思う見どころ

絵柄は少女漫画ですが、選抜Aチームのところは残酷な話になっています。

シェルターで生き残る計画もあり日記に描かれたそのシェルターの最期の様子や、武器庫の船でお互いに殺戮しあった様子などがうかがえるところとか、少女漫画で良かったと思ったりもします。

 

私がこのマンガにハマったのは、登場人物たちの心理描写やセリフのやりとりがいいからです。

 

全く感情移入できない嫌なキャラもいるし、この極限状態でこんないい人でいられるはずないというキャラもいて、
私は割と素直で単純ないいおばちゃんなので、悪意のあるセリフや逆に気の利いた言葉などは思いつかないので「へぇー」と思いながら読んでいました。

当然恋愛や友情もあります。

 

基本的に、虫や動物が苦手なので、虫や動物と闘うシーンはあまり読まずに飛ばしていました。

 

好きなキャラ

高校球児の大スター荒巻鷹広が一番のお気に入り。ありえないくらいいい人でした。冬チームでただ一人生き残ってしまうのですが、冬チームの巻は泣きそう。

そして、口が悪くふざけているようで実は気遣いの蝉丸も後半割と好き。

女性陣では、かっこいい牡丹姉さん(ガイドとして事情を知って来た女性)とやっぱり前向きで正義感の強い花ちゃんが好きでした。

物語の序盤では、それぞれのチームは別々の場所にいて、それぞれ格闘しているのですが、後半でなぜか出会って、佐渡島へ集結します(詳しくは原作を読んでください)。

そうなると、影の薄い人もいてあまり出てこない人もいますが、キャラがそれぞれいて良かったです。

 

感想

マンガなので、若者たちが未知の生物や病気とも闘いながら生き残れたり、広い日本列島で九州から関東まで移動できたりします。

7つの富士にシェルターがあるということで、豊後富士の由布岳から、神奈川の荻の富士(経ヶ岳)まで移動するって普通無理でしょう?途中フォッサマグナで列島が分断されていて、太平洋と日本海が繋がっていたのに。

バラバラのチームが出会ったり、まして、海に流した瓶入りの手紙にアメリカの生き残りから返事が来たりなんて、盲亀浮木なみの確率で安易すぎる(笑)

そんなツッコミどころもかなりありますが、私はとても考えさせられ面白かったです。

 

隕石が衝突して人類が滅亡するということを知って、シェルターを作ったり「7SEEDS」計画を作ったりしますが、一般の市民は知らない。

「7SEEDS」計画に選ばれた子供の親は知っていたけど、黙って子供を送り出す。

当初、「未来で生き残った」ことを受け入れられなくて、みんな死んでしまったのにどうして自分たちは生き残ってしまったのかと悩むところとか。

恋人同士が違うチームで入っていて、最後また会えるのも良いところでした。

 

私はシェルターにも入れてもらえないことも分かっているし、生き残りたくないというか、生き残ったとしてもサバイバルできないからムダということと、

そんな中、もし自分に子供がいたら生き残っててほしいと思うか、最期を一緒にすごしたいかどっちかしらということ。

夫さんとはもちろん一緒に最期を過ごしたいけど・・・

子供がいないからそのあたりはよく分かりません。

 

昔、子供のいる友達は「子供と自分のどちらかしか助からないなら『お母さんの分まで生きて』と子供が助かる方法を選ぶけど、夫と自分のどちらか助からないなら『あなたの分まで生きるわ』と自分が助かるようにしてもらう」と言っていました(笑)

母は強し、でも妻はもっと強い!とその時は思いました。

 

地震や災害、そして去年のコロナとこのところ試練が多いですよね。

先人たちはその都度乗り越えてきたけど、コロナの変異種まで出てきて、人類が増えすぎないように何か見えない力が働いてる?とまで、このマンガを読んで思ったりしました。

自然界のバランスで増えすぎると結局その種は滅んでしまう、みたいな話あるじゃないですか。

天然痘やペストも克服したから、このコロナ禍も克服できると思うのだけど、そのための医療や化学の発展があるし、でも、私にできることは特にありません。

 

再び東京に緊急事態宣言が出そうですが、
身近に感染者も出ず、出張などの予定もないため(したがってPCR検査も受けたことがない)、
外食を控えて、職場と自宅の往復で近所のスーパーで買い物するだけのことしかできません。

私のアパートの入居者さんに飲食店で働いている人がいるから、その人が心配です。