日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

「私の夫と結婚して」のドラマにはまる

友人が今年に入ってから「すごく面白い!」と勧めてくれていた韓流ドラマ。

「私の夫と結婚して」

アマプラ未利用の私は見られなかったけど、退院後にお見舞いに来てくれた友人が設定してくれたおかげで、日曜夜から見始めて、途中でやめることができないくらい面白くて、時間は余るほどあるのでもう見終わってしまった。

今はロス・・・現時点で今年のベスト1かも

次は字幕なしで見てみようかな。私は好きなドラマは何度も見ます。

ざっくり設定

お人好しで真面目なジウォンは、胃がんで死にそうな時に、モラハラクズ夫のミンファンと親友のスミンが浮気していて、しかも保険金を当てにジウォンが死ぬのを待っていることを知ります。

浮気現場に踏み込んだ時に、ミンファンに突き飛ばされて死んでしまったジウォンですが、10年前の2013年に戻っていて、もう一度人生をやり直すという設定です。

 

ジウォンのことを好きだった部長はジウォンの葬儀に参列後、交通事故で亡くなってしまい、そして、彼も2013年に戻ります。

 

ただ人生をやり直すだけではなく、「起こることは起こる」から、事象を防ぐのではなく、誰かに引き受けてもらう必要があるということに気づき、
クズ夫のミンファンをあざと女のスミンに結婚させようという復讐を始めていきます。

ジウォンや部長が変わっていき、クズたちの自業自得というか因果応報なところが痛快です。

 

ジウォンは、美人で頭がいいのに、気が弱くて、モラハラで金にルーズな彼氏ミンファンにいいようにされていたり、(ジウォンを結婚に適した女と言い、スミンと浮気はしても、当初はスミンと結婚しようとはしない)が、

スミンに「私たち반쪽(訳では『相棒』と出ていたけど、直訳だと『半分側』、自分の半身ということ?怖い親友関係)でしょう」といわれて、何でも譲らされてきました。

 

このミンファンというクズ夫や、あざとい女のスミンが「現実にいそう」だったのに、後半部長の元婚約者が出てきてから、犯罪まで計画しはじめてドロドロに。

 

ドラマなので、ハッピーエンドで終わるということはわかるんだけど、どんな風に復讐していくのか気になって、途中でやめられませんでした。

配信が終わって、まとめて見られて良かった。友人に感謝。

ネタバレになるのでこれ以上は書けません。

俳優さんと演出がいい

友人が「部長がとにかくいい」と言い続けていて、
部長役の俳優ナ・イヌさんのインスタのフォローまで始めたらしい。

私はナ・イヌさんは好みのタイプではなかったけど、
部長は、金があって(実は財閥3世)、ルックスが良くて、一途にヒロインを愛して守ってくれる恋人という、世の女性の憧れを具現化してると思った。

私はジウォン役のパク・ミニョンさんがすごく好きで、彼女のドラマはほとんど見てるけど、これは一番面白いかも(「キム秘書は一体なぜ」や「成均館スキャンダル」もよき)。

病気で死んでしまう設定だからか痩せすぎだったけど。

あざと女のスミンがちやほやされていたけど、絶対ミニョンさんのほうがかわいい。

スミン役のソン・ハユンさん、ミンファン役のイ・イギョン氏が、「こんな奴いそう」感が絶妙に強くてよかった。

この二人がドラマを盛り上げてくれたと思う。

イチャイチャシーンは、部長が真面目なので割と控えめ。

脇役のラブラインも適度で良かった。

ジウォンは釜山出身という設定なので、初恋の人が釜山弁を話すのもよい。

ヨンファがたまに話す釜山弁と同じように感じた。デジクッパ(豚汁)も釜山の名物だし。

だけど釜山である必要あったのかな?

 

やり直せるならいつに戻るか

友人と、ドラマじゃないけど「もしやり直しができるならいつに戻れるか」という話をした。

友人は30歳の頃と。

「仕事のやり方や恋愛をもっとうまくやれていれば、違う今があったんじゃないか」

 

私は、大学一年の頃かな。

クズ前夫(当時は学生でお金がなくて、風俗やキャバクラにも行けないから、本性が分からず)とは付き合わず、
就職のため上京していた夫さんを探し出して付き合い始める。

夫さんは三高(死語)のメガネ男子で、女子慣れしてないから、猛アタックすれば多分落ちるはず。

夫さんが「しゃおれんとの子なら賢い子になったのに」と生前言ってくれたように、多分賢い子に恵まれて、今ごろ一人じゃないかも。

夫さんと再婚して幸せだったのに、病気の発見が遅れて一人になってしまったから、
「システム上30年以上は戻れないけど、3年なら戻れる」というなら3年でもいい。ギリ間に合うと思う。

 

実際には戻れないから、これからの人生を後悔なく生きていくしかないですけどね。

 

自分を大切にしよう

自分さえよければいいとか、人を利用したり、人の幸せが許せない人というのは確実にいる。

ドラマの中で、ダメな夫に尽くしてきた課長が「優しくしていれば変わってくれると思っていた」というセリフがあったけど、人間は変わらないからそんな人だと分かったら離れるほうがいいと思った。

 

友人や家族のために、自分を犠牲にするのは違うと思う。

同じように、自分のために、他人を利用したり犠牲にするのも違う。

そばで見てるのがつらいなら、陥れるとか幸せを奪うのではなく離れればいいだけ。

他人が幸せだからって、自分の幸せが減るわけではないから、羨んだり僻んだりする暇があったら、自分の幸せのためにできることをしたい。

漠然とそんなことを思っていたけど、このドラマのスミンを見てつくづくそう思った。

(まあ、私も先日までイナゴ兄弟を嫌い抜いていましたが、お金の問題だけなら私のほうが余裕があるから、決着した今は思い出すことも無くなりました)

 

仲の良いご夫婦を見ると羨ましいけど、だからって夫さんとの思い出が消えるわけではない。

健康で美人な人になりたいけど、僻んでもなれないことは分かっているから、できることをしないと。

今更美人である必要は無いし、再発とか他の病気が見つかったら夫さんに会えると前向きに受け入れたい。

 

経済的にも困ってなくて、懸案事項も片付いたから、
今後の人生で大きな決断や選択を迫られることはないかもしれないけど、
選択が間違っていたと気付いたら、軌道修正というかやり直して、
なんとか平穏な日々が送れるようにしたい。

 

誰も傷つけたくないし、自分も傷つけない。

自覚なくても傷つけることは仕方ないとしても、意図して傷つけない。

そう思うと、やっぱり庭仕事してドラマ見て推し活する引きこもり生活しかないかな。

 

ドラマの感想から、変な方向へ話がずれました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。