一条工務店のi-cubeを建てる予定の我が家です。
モデルハウスだけでは伝えきれないことがわかると営業さんが言うので、
千葉にあるテクノロジーセンターを見学することにしました。
一条工務店で建てようとほぼ決めたので、今更という気もしますが最近お出かけしてないので楽しかったです。
もし、一条工務店にしようか迷っているなら、それが性能面でなら見学した方がいいかも、です。
デザインの好みが合わないとかで迷っているなら、あんまり見学は意味ないかも…
モデルハウス以外の施工例も見て外観のイメージなども見てほしいというので、
宿泊体験棟の見学も合わせて予定を組んでもらいました。
三郷の宿泊体験棟の見学
朝10時にマンションの前まで車で営業さんが迎えに来てくれてそこから三郷へ向かいます。
宿泊体験の方が帰った後は、お掃除の人が入って、夕方に次の宿泊体験の人が来るまでは自由に見学していいそうです。
いかにもi-smartぽい外観。
入口の門柱というかポストのあるところまでハイドロテクトタイルになっていて、
師匠(夫さん)は「揃えるとかっこいいね」などという。
このタイルは一条工務店から購入できるので、外構業者さんが貼ることもできるようです。
お値段はいかに?!
こちらの建物は30坪弱ということで、我が家の希望とだいたい同じ大きさ。
もう一組見学されている方がいたので内部の写真はありませんが、
トイレやお風呂の大きさ、押し入れやクローゼットの感じなどわかって良かったです。
おそらく、来月私たちが宿泊体験させてもらえるのはこちらの建物。
ハニカムシェードが少し折れていたのは多分「お子さんが泊まられるとこういうことがありますねー」と営業さんが直していました。
多少歪んでもすぐ直せそうです。ちょっと安心。
30坪弱なのに吹き抜けがあるとダイニングがとても明るい。
階段がオープンステアというのもあこがれる(この階段が2万円の追加で実現ですって)。
でも、我が家は吹き抜けにするより居室の面積を確保することになると思います。
これまで見てきたモデルハウスはどこも大きめなので、我が家の予定の建坪に近いもののほうが具体的に大きさなどわかって良かったです。
こちらの建物は、今販売中らしいです。
分譲地の見学
次も別の体験棟の見学の予定でしたが、途中で野田の桜の里という分譲地に寄ってくれました。
こちらには一条工務店で建てた家が多くあり、外観のイメージが分かるということで。
ゆっくり走ってくれて「このタイルはオレンジとホワイト」とか「ブラウンとピンクですね」などと説明してくれたり。
これが本当に良かったです。
印刷された見本やタイルを一つだけ見ても色のイメージってよく分かりませんが、
実際に建っているものを見ると、自分たちの好みがわかりました。
それにしても、それぞれのお家で個性があって、
タイルの色って5色しかないのに配色と色の配分でイメージって随分変わるものなんですね。
i-cubeでもハイドロテクトタイルにすると2色まで使えるというので、
我が家も2色使いたいと思います。
ホワイトとブラックで渋く作るか、ホワイトとオレンジで外構もレンガなんか使っちゃったりして少し南欧風にしてみるとか(笑)
参考にするために写真もこっそり撮りましたが、よそのお家なのでこのブログでは紹介いたしません。
車で移動中に営業さんが「あのお家はグランセゾンですよ」とか「あちらはi‐smartですね」などと教えてくれます。
このところの研究の成果でi‐smartとi-cubeはだいぶ見つけられるようになりましたが、他のシリーズはまだよく分かりません。
外構は、私たちの土地は少し道から高くなっているので(60㎝くらい)、駐車場から玄関まで何段か階段をつけたほうがよさそうです。
その施工例も見ることができて良かったです。
移動の途中で時間節約のためにコンビニでお昼ご飯を購入。
営業さんは運転しながらおにぎりをかじり、私たちは後部座席でお弁当。
ごちそうしてくれるなら遠慮せずにファミレスとか行っちゃえば良かったかも(笑)
テクノロジーセンター
住まいの体験会というイベントのときには抽選会もあるようですが、今はそういったイベントもなく見学のみです。
モデルハウスで断熱のトリプルガラスなどは知っていましたが、ここの床暖房の体験棟は体験してみてよかったです。
地盤の改良の話や防シロアリのための木材の加工の話などから始まり、
省エネ体感のエリアも通過。
一番右は、樹脂サッシと防犯とガス入りの3枚ガラスは全然寒さを感じません。
上のサーモグラフィ画像で見ても寒さが伝わってないのが分かりますよね。
マンション暮らしは、それほど寒くもないはずですが、私の寝室は冬は「シベリア」。
結露をとらないとカーテンまでビショビショです。
結露をとらなくていいだけでだいぶ冬の朝が楽になりますね。
この設備が貴重な91㎝×91㎝のスペースを占有するロスガード。
これが空気をきれいにしながら夏は暑い空気を涼しくしてから室内に入れるようですよ。
私は「ふーん、すごいねー」くらいで通り過ぎたのですが、理系男子の師匠(夫さん)はシステムを理解しないと気が済まないらしく、熱心に営業さんに聞きまくっていました。
i-cubeの家は、ロスガードや全館床暖房や太陽光システムのスイッチや管理の画面が壁についていて、「こういうの好きかも」とは師匠の談。
男子はこういうメカっぽいのが好きですよね。
2×4ではなく2×6の厚い壁、柱には釘の位置が色付けされていて、技術に差が出にくい様子。
バルコニーやお風呂などもユニットではめこむから水漏れしないというのも安心。
私の父は大工さんなので(最近は高齢で仕事してないけど)、
「工場で作った壁を組み合わせるなんて大工仕事じゃない」とか言いそうです。
でも、厚い壁で高断熱高気密で耐震の家のほうがいいと思うの、
施工を頼まなくてごめんなさいと内心父に詫びる。
写真はありませんが(撮影禁止だったので)、この後「温熱環境実験棟」へ行き、常温の状態で血圧を測ってから、冬の部屋(室温7度)で5分過ごし、床暖の部屋(22度)とエアコンの部屋(28度設定)の部屋を体験しました。
寒い部屋は、当然ですが半そでの服装ではハンパなく寒く、血圧が10以上上がったのには驚きました。
そして、床暖の部屋は、「あったかーい」というわけではないのですが、床に座っても立っていてもちょうどいい。
物足りない気もしましたが、次にエアコンの部屋に行ったら前言撤回です。
エアコンの部屋は、床がひんやりで座る気になれず、立っていると顔がぽうっとします。
まさに、「いつもの冬」の状態でした。
いつも暖かモコモコ靴下をはいてスリッパをはいて、エアコンが苦手なので重ね着してひざ掛けしてます。
戸建ての「冬寒くて夏暑い」イメージは一掃されますというけど本当にそうかも。
当初、「全館床暖房なんてもったいない」「熱交換システム?そんな高価なものいらない」「高気密・高断熱だけでいいよ」くらいに思っていましたが、
温度差で血圧があんなに上下するなら、終の棲家はやっぱり快適なほうがいいですよね。
こう思える人なら、i-cubeに向いてます。
こだわりの外観やインテリアがある人には向かないかも。
私たちは、キッチンや洗面所などの設備は標準のものなら大きさ以外選ぶ余地がないのも逆に迷わなくていいかも。
これが他のメーカーなら、キッチンは「リクシル?Panasonic?タカラ?どうしようー」ってなってしまうけど、i-cubeならi-STANDARDのものしか選べません。
(オプションにすれば高いバージョンもありますが、他メーカーとか入れる人はほとんどいないらしい)
ショールームのスペースも種類が少ないのでカタログ通りで特にわあって感じではないです。
それでも、床材や建具の色など実際に見たほうがいいですね。
見学後はフリーの自販機で好きな飲み物をもらって飲みながら今後の予定を相談。
営業さんが私たちと同世代の穏やかな口調の方なのも安心してあれこれ話しやすくていいです。
契約後、設計士さんや建築業者さんと打ち合わせする時も同席してくれると言っていたし。
一生に一度しかない大きな買い物だから、担当の方との相性って大事ですよね。
ネットでは「契約を急がせる営業さんが嫌だった」なんていう書き込みを見たけれど、そんなこともなかったです。
来月には宿泊体験棟もさせてもらう予定です。
栃木の工場見学会は普段はバスが出るらしいのですが、今はコロナ自粛のため実施されていないようです。
抽選会でオプション設備を当てたいので早く再開してくれないかしら。
今年のおでかけは、まさか宿泊体験と工場見学会だけ?
節約とコロナ自粛のために、今年だけは我慢しましょうか(笑)
迷いに迷ったハウスメーカーですが、来週一条工務店と契約します。
ざっくり示してくれたスケジュール表では
10月末に土地の引き渡し、11月中に解体、地盤調査、
年内に地盤工事、1月から着工5月上旬に建物の引き渡し。
もしかしたら、土地の引き渡しも前倒しになるかもしれないし、
だからそれまでに打ち合わせはしっかり進めておかないといけないし、
解体工事で特に問題がなければ、年内に着工できるかもしれないし、
なんて言ってはいましたが、
引越はほぼ一年近く後だと思うと待ちきれないです。