日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

宅配ボックス論争に敗れる

外構工事は順調に進んでいるようです。

 宅配ボックスを再依頼する

一条工務店から残土処理費用が39万も戻ってくるので、黒土を入れる追加工事を依頼(12万円也)、それでもまだ余裕があるので、もう一度宅配ボックスの導入を提案しました。

もう一度というのは、かつて宅配ボックスの設置予定があったから。

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Panasonicのコンボ HPから写真をお借りしました

初めはこちらのコンボという商品を希望。

でも今回はこちらとほとんど同じ大きさの別シリーズを発見。リーズナブルな価格なので、こちらを外構業者さんにお願いするメールを出しました。

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樹脂製のコンボライト

 

メールを送る前に夫さんも読んで確認していたと思ったのに・・・

翌日の夜、外構業者さんから見積の返事のメールが届いた後で、「やっぱり宅配ボックスはやめない?」と言い出す。

二人で相談して決めたことを、いつも後から何かを思いついて変更を言い出すところが、家づくりの一番のストレスでした。またかーーー。

そして、その理由は?!

 

当初は宅配ボックスを予定していました 

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外構案の初期の頃

門柱の後ろに宅配ボックスを置く予定でした。

この後、隣家との境界の塀なども変更したのですが、この宅配ボックスについて夫さんがやめたいと言い出して取りやめたのです。

理由は「退職後はほとんど家にいるから宅配ボックスはなくても大丈夫。こんなに大きいのは外観上嫌だ」そう。

そこまで言うならといったんは引き下がりました。

 

宅配ボックスをめぐる夫婦の論争

今はマンションなので宅配ボックスがあって不在通知はクール便と書留などごく限られています。

日時指定もだいぶできるようになりました。

とは言っても、やっぱり宅配ボックスって便利ですよね。

時間を気にしないでいいし、接触もしないし。

私は再配達を頼むのは悪いと思ってしまうのです。配達員さんが大変だろうなあと。

最近、置き配というのが流行っているけど盗難被害もあるらしいし。

 

以下二人の言い分です。黒字は夫さん、青字は妻です。

 

①「日時指定ができるものが多いし、これからはほとんど家にいるから大丈夫」

←これからは戸建てで、二階にいるときにすぐに応対できないとせっかく受け取れるものも受け取れなくなる。

また、時間指定とは言っても、2~3時間の間ソワソワ待つのが結構ストレス。

考えてみれば、夫さんが家にいるときはたいてい私もいるので、夫さんは好きな時に長々とトイレに行ったり、昼寝も自由にしている。パンツ一丁のときも多いのに大丈夫?

←「俺がいるときに何か届くのであれば、ちゃんと起きているようにする。しゃおれん(妻)のモノも受け取る。」

←二人で暮らし始めたころ、宅配ボックスがない団地に住んでいて、その頃夫さんは本当によく通販を利用していた。それを夜間指定とするのだけど、19時までに帰ってこれるのは私だったので(夫さんは仕事だから)、受け取るのは私だった。電車が遅れたら間に合わないと思ってそれこそ駅から走って帰ってきたこともあった。私は時間指定したときにいなかったら、配達員さんに悪いと思ってしまうから。
そんなことがあるから、宅配ボックスを入れたいと思うのですよねー。

 

②「我が家は雨ざらしの所に設置するから、荷物が濡れてしまう。台風のときとか濡れてしまうのでは」

・台風のときにはそもそも配送はないのでは?

・完全防水ではないけど、防水とかいてあるから荷物は大丈夫そう。

←「配達伝票に押印する装置になっているけど、ここから雨が中に入ってしまう。」

←それならここに厚手ビニールとかでカバーをつければ?めくって伝票を押してもらえばいいんじゃない。

もしくは、玄関の横のウッドデッキのところなら庇が深いから濡れない。

←「袖壁があるから宅配ボックスに気づかないのではないか。」

(もうこれなんか屁理屈ですよね。子供か?!)

 

③「コンボライトは樹脂製というから劣化してしまう。接着剤でタイル地に設置したら剥がした時に汚くなってしまう。」

←永久にもつモノなんてない。劣化したらまた取り換えればいいし、同じ場所に設置したらタイル地の傷みも分からない。

 

結論 

夫さん「せっかくのこだわりの門周りに大きな宅配ボックスを置きたくないんだ。」

  

結局はこれでした。

 

「住んでみて、しばらく様子を見て、必要に応じて後からまた考えよう」との結論に。

「必要になったらちゃんと考えてね」と念を押しました。

 

 

結局は自分のこだわりでした。妻の意見を無視した発言に正直しょんぼり。

書いていても、妻の意見のほうがまともなことを言っていると思う。

「夫さんの理想の生活は妻の不便不自由の上に成り立っている」と気づいてほしかった。

しょんぼりしながら、外構業者さんに返信メールを書いていたら、気が引けたのか珍しく夕食後の皿洗いから鍋類まで洗っていた。

外構業者さんに断りのメールには「夫の反対により宅配ボックスはとりやめることになりました」と書きましたよ。(夫さん了承済)

 

もし、これで夫さんが約束していたのにうっかり昼寝などしていて家にいるのに受け取れないなんてことがあったら、すぐ設置します。

後付けのものとかホームセンターで売っているので、それこそ次の日にはすぐ買って設置です。

夫さんはもしそうなった場合、駐車スペースには置くのはいいと妥協案を出してきました。駐車スペースのほうが道から丸見えだと思うけど?

こだわりポイントがよく分かりません。

 

こんな本を読みました

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瀧本哲史「武器としての決断思考」

宅配ボックス論争に敗れモヤモヤとしていた日、夫さんの本にこんな新書が。

ディベートの方法について書かれていました。

単なる口答えではなく、論破することを目的とするのでもなく。

メリットも、「内因性」「重要性」「解決性」、デメリットも「発生過程」「深刻性」「固有性」にわけて考え、それぞれについてツッコミをいれるように是非を考えていく。

興味のある方は読んでみてください。

「就活中のA君が第二志望群からのある会社の内定を得たけれど、このまま就活を続けるべきか否か」なんて例題は面白かったです。

 

この本を読んでいても、結局は感情論で思いの強いほうの意見が通ってしまうのが夫婦なのかも・・・

滅多に「〇〇が欲しい」と言わない私が珍しく欲しいと言ったのに。

ま、「様子を見て必要に応じて考える」と言ったから(言わせた?)考えましょう。