実際の引越前から住民票を移し登記を進めていたのは、土地の不動産取得税の軽減を受けるためです。
そして、先日無事に申請が終わりました。
軽減を受ける要件
「軽減を受ける要件」は、土地に住宅を新築した場合と新築の建売住宅や分譲マンション、中古の戸建て住宅など色々要件が違います。
我が家の場合は、土地に住宅が新築された場合の土地の不動産取得税の軽減に該当します。
敷地の取得時期:令和4年3月31日まで
軽減要件:敷地を取得した日から3年以内に住宅が新築されたとき、または敷地の取得者が敷地を取得した日前1年以内にその敷地の上に住宅を新築していたとき
住宅の要件:新築の場合、床面積が50㎡(戸建以外は40㎡)以上240㎡以下のもの
軽減される額
次のどちらか多い額が減額されます。
◎45,000円
◎土地の1㎡あたりの価格×住宅の床面積の2倍(1戸につき200㎡を限度)×3%
令和3年3月31日までに取得した宅地評価土地については、1㎡あたりの価格が1/2になります。(これがなければ非課税になったのにーーー)
我が家の場合、土地の評価額が17,271,143円で、面積が199.49㎡なので、
1㎡あたりの価格=17,271,143÷199.49×1/2=43288.242
住宅の床面積は93.35㎡なので、
43288.242×93.35×2×0.03=242457.43
242,457円と45,000円の多い額が減額になるので242,457円となりました。
我が家に届いた不動産取得税は259,000円だったので、そこから242,457円が減額され、100円未満切り捨てで16,500円となりました。
軽減の威力すごいですねー。
ほっと一安心です。
県税事務所に持っていったもの
印鑑
納税通知書
土地・住宅売買契約書
住宅の登記事項証明書
我が家は住宅の所有権保存登記が済んでいましたが、まだ建築中の場合などは納税の猶予ということで建築請負契約書や建築確認済証など必要な書類が変わります。
事務所の方に書類を見せて、コピーを取ったらその場で返してくれます。
納税通知書も計算しなおして、10分くらい待っていたら新しいものを出してくれました。
(ただし、後で軽減の通知書が届くまで元の納税通知書は保管しておいてくださいと言われました)
この後、建物の不動産取得税も来ます。
住宅の価格から長期優良認定住宅の場合1300万円が控除されますが、一条工務店の家は評価が高くなるという噂を聞くので心配です。
小ぢんまりした家なのでどうか評価を低くしてくれるといいのだけど(笑)