先月、無事土地の引き渡しが完了しました。
無事に土地が私たちのものになったので、もらった鍵で物件を見に行きました。
ちゃんと荷物は片付いているかなー?
お隣さんにご挨拶 あれれ?
先月のあの残りっぷりからどれだけ追い上げたの?くらいきれいになっていて一安心。
解体工事の見積もりはとっていますが、一応家の中も見て残置物を確認してから最終的な契約ということになっています。
一条工務店との工事着手契約を11月頭くらいにしようか、などと考えていました。
と、お隣さんがちょうど外にいらしたのでご挨拶。
こちらのお隣さんは我が家と境界ブロックを共有しているお家で、
我が家がブロックを解体し、我が家側の敷地に低いフェンスを立て直すことに合意してもらっています。
(費用は全額我が家が負担)
「ブロックのイメージ図ができたらお持ちします」と言うと、
「どうしても、ブロックの建て替えをしないとダメかしら?よそは建て替えなんてしてないのに」と前回とは全く声のトーンも違った感じで言い出します。
「古くなっているし、家が費用は負担しますので、この際なんで」と師匠(夫さん)が言うと、
「傾いてるわけじゃないし、修理じゃだめなんですか」というお隣さんに、
言いかえしたそうな師匠をおさえ「また改めてご挨拶に伺いますね」といったん撤収。
「費用は家が出すって言ってるのに。新しいほうがいいのに」と納得がいかない師匠。
お隣さんは高齢のご夫婦二人住まい。
私たちの買った土地は、古くからの分譲地でみな境界のブロックは古いままです。
みんなと違うのは嫌なのかな?
建物の解体や建て替えがうるさいのに、さらにブロック塀の解体や建て替えは一日中家にいるご夫婦には負担かも。
いくら費用はこっちが出すと言っても変化を好まないのかな。
真意は分かりませんが、前回とかなり違う印象ですっかり気が引けます。
引っ越す前からご近所トラブル?
「嫌だったのに無理に壊された」なんて言われたら、後々町内会でうまくやっていけないかも。
たしかに、古い(築40年以上)けど傾いてもいないし大きなひびもない。
残すしかないかなー。
今回がいいチャンスと思ったんだけど。
建築基準法にひっかかる?
当初は既存のブロック塀を壊して、メッシュフェンスにする予定でした。
ブロック塀の解体だけで12万、フェンスなしのブロックだけの一次外構で50万くらいという見積もりが出ていました。
それがかからなくなるから、金額的には結果オーライなのかしら。
その日は夕方外構業者と打ち合わせがあったので、既存のブロックを残す方向で外構を考えることを伝える。
すると「既存のブロック塀は高いから完了検査で建築基準法に引っ掛かるかもしれません」と言われる。
今のブロック塀は地表から高さが180cm弱あります。
お隣は地面が高いから120cmくらいですが、我が家は駐車スペースにしようと考えているので高さが180cmくらいになってしまいます。
120cm以上のブロック塀には控え壁をつけないといけないんですね。
玄関までの階段を広くとろうと考えていたのに、まさかの控え壁。
古いブロック塀に新しく控え壁をつけるのもなんだかねぇ・・・
でも、建物の完了検査と既存のブロック塀って関係あるの?
第三の方法
壊すのもダメ、残して控え壁というのは我が家がちょっと・・・
考えたのは妥協案ともいえる「ブロック塀の高さを下げる」案。
120cm以下になるようにブロック塀を切断します。
そして、同じ高さくらいの新しいブロックを我が家側に作ってそこに目隠しフェンスを作ったらどうだろう?
(メッシュフェンスが嫌なのかな?と思ったので)
これなら、今のブロック塀とほぼ同じ高さだから、お隣さんとしては視界は変わらないはず。
メッシュフェンスより、ルーバーフェンスのほうがお値段が全然違うのが痛いけど、一次外構がなくなったことを思えば、これくらいの贅沢は予算内。
ブロック塀を削ることに「ご理解ご協力」をお願いしなければ。
最悪、控え壁という案もあるけどできれば避けたい。
「そもそも、完了検査の時に土を盛って『外構工事で花壇にする』って言っておけば高さがあっても通りますよ」なんて一条の営業さんは言う。
ほんとかな?引き渡してくれるの?
再びお隣さんと
解体前にメーターなどを撤去しなければいけなくて、平日に私だけが現場に行きました。
その時にお隣さんとお会いしたので再び立ち話を。
「お話いただいたように、ブロック塀はまだ使えるので残すようにしました」と言うと、
「あらー」とお隣さん。この「あらー」はどういう意味?
「ただ、高さが建築基準法にひっかかるらしいので、少し高さを低くする必要があるみたいなんですね」と私が低姿勢で話す。
「具体的なことが決まったらまたご連絡しますので、ブロック塀の高さを低くする工事をしてもよいですか」と。
お隣さんは「いずれやらなきゃと思っていたけど、こちらは年金暮らしで」と言い出す。
「あ、費用はこちらが出しますし、ブロック塀は残しますので」と言うと
「まだ主人に伝えてなくて。ちょっと具合が悪いものだから。待っててくれませんか」と言う。
待つって何をーー?
「あの、解体工事は来月からですが、ブロック塀は壊さないですし、
ブロック塀の高さを低くするのは建物が完成してから、春以降になると思うんです」と伝えると
「そうお、なにせ、具合が悪くて。私もこれから病院なのよ」と一向にかみあわない会話。
でも、終始ニコニコとお互い愛想笑いで会話は終了。
とりあえずブロック塀を壊さないことは伝わった?
その後、お隣さんは自転車で病院へ向かわれました。
師匠に言うと
「説明する時も俺じゃない方がいいかもしれない」と言い出す。
納得してくれた?
後日、解体業者さんと一条工務店の営業さんと現地の確認。
解体業者さんと契約しました。11月上旬から解体も始まります。
契約後、業者さんがご近所に挨拶をしてまわりました。
まず、お隣さんに行ったのですが、一条の営業さんがニコニコとブロック塀を残すことと建物工事後の外構工事のときにブロック塀の高さを低くすることなどを伝えると、
お隣さんはニコニコと聞いてくれる。
愛想がすごく良いのはなぜーーー?
「うちもだいぶ前でしたけど建て替えして・・・お互い様ですものねぇ」なんて言っていた。
たしかに、よく見ると比較的新しいお家なのです。
お互い様だから、建て替えの騒音などは大丈夫ということなのでしょうか。
解体業者さんにもニコニコ。
納得してくれたと思っていいのでしょうか。
これなら一条の営業さんが言ったら、古いブロック塀を壊して立て直すことにも同意してくれたかしら?
とか思ったけど、費用的にもだいぶ変わるし、実際今のブロック塀はまだ使えそうなのでこのまま使うことにします。
外構工事と解体工事については、この2週間ほどバタバタとアレコレありましたが、
なんとなく決着したようで安心しました。
と言っても、完成するまで気を抜けませんが。