梅雨が明けましたね。これでやっと本格的に庭仕事ができます。
これまでも週末だけでなく毎日のように庭に出て寸暇を惜しんで作業していました。
花壇ができました♪
とはいっても、花壇だけです。まだ庭は途中です。
ここに至るまで、本当に色々ありました。
夫さんと険悪になり、「新居が全くワクワクしない!」発言まで出るほどでした。
この後、通路予定地に防草シートを貼り、花壇の土壌改良をしてからの植え付け、最後にリアル人工芝を敷いて当面の作業は完了です。
庭の奥の畑部分は余裕ができたらやります。今は黒マルチで覆って雑草を防いでいます。
豪雨対策をしないと
実は、引越して間もなく我が家にも大量の雨が降りました。土石流被害が起きたあの豪雨の日です。
ちょうどその日は私はパートを休んでいたので庭を見ていたのですが、すごい雨でした。
割りばしが刺さっているのは通路にする予定の目印。
しかし、この水も雨が止んだら引きました。
「すごく水がたまるけれど(そもそもこの日は災害が起きるくらいの凄い雨だった)、雨が止んだら3時間もすれば引く」ということを伝えたくて写真を撮って夫さんに見せる。
すると、夫さんは「こんなに水びたしになるんだったら植物はダメになるよ」という。
以前から夫さんは我が家の庭を「水はけが悪い」と主張していました。
昨年の地盤調査(一週間雨が続いたさなかに行われた)の時に私は立ち会ったけど、当時の庭にみずたまりはなく、今は当時の土に黒土も搬入しているので「水はけが悪い」とはそれほど思っていません。
なんだか、ワンオペ育児で頑張っている妻の気分に共感できるような気がしました。
「うちの子はいい子なのに、よく知りもしないで『出来が悪い』と言ってくる父親」のように思えてしまって(笑)
実際、庭仕事のメインは私で、夫さんはたまに草取りをしてくれたりウッドデッキを洗ってくれるくらいです。
花壇も防草シートも妻が一人でやりました。
土を踏み固めるのも自重を活かして踏んだり飛んだり。
この時ほど太っていることを活用できたことはない。近所の人から「あそこの奥さん、庭でエアー縄跳びしてる、痩せようとしているのかしら」と思われているかも。
タコやランマーは実家の工務店にはあるけど、車が無いので借りるのが面倒なので。
高さのある花壇を作ろう
当初はレンガを並べるくらいの簡易的な柵の花壇を作る予定でした。
でもそれでは花壇に水が流れ込むこともあるし、花壇の土が人工芝に流れることも十分考えられる。
ということで、花壇を作ることにしました。
花壇は、ふるさと納税で手に入れた碧南市の「らくらくレンガ アンティーク調ブラウン」です。
プラスチックの目地板がついていて、穴のあいたレンガを組んでいけば素人でも花壇が楽に作れるという優れもの。
碧南市に5万円寄付をすると、笠木12個、穴あき24個、半ます2個で外周240cmの花壇が作れます。(楽天やAmazonでも売っています)
本来はメインの花壇だけこちらにするつもりが変更しました。
私は今年のふるさと納税枠15万3セット分を寄付。夫さんも5万円、1セット分を寄付しました。
もともと踏み固めておいたところに小石を踏み入れて積んでいます。
もし、ゆがんだとしても簡単にやり直しができるのがいいところ。
レンガの重みでゆがむかどうかも見たくてぬかるんだ地面でも作業しました。
素人でもこんなにきれいにしかも簡単に作れるのでこれは楽しい。
個人的には多少ゆがんでも味があると思っているのですが・・・
翌日、夫さんに「強度的に心配だから、一直線の花壇は止めた方がいいんじゃない」と言われる。
「子供が乗ったりしたら倒れるでしょ。」(っていうか、この花壇に座ったり乗ったりする人はいないと思うけど)
確かに、ぐっと押せば動きそう。
強度的に弱いというのは言われれば納得なので、花壇の形をコの字にしました。
そして、花壇と花壇の間もあいたので、そこには大きめなテラコッタの鉢を置いてもいいかもしれないと思います。
このあたりからイライラ・・・
ここまでサラっと書きましたが、実はだいぶ私は夫さんと険悪になっていました。
簡単に作れるとはいえ、花壇をつくるのはそれなりに疲れました。
しかも、私ははじめ曲げようとしていたのに、夫さんが「一直線にしたら大きくて豪華になる」と言うのでその通りにしたのに、次の日になって「強度」のことを言いだす。
まあ、実際その通りだし、その時は納得して私も作業したのだけど、
作業してない人が「より良いものを考えた」と横からあれこれ言ってくるのはなんだかねぇ。
振り回されたと文句をいうくらいなら、初めに「いや、一直線にしないで曲げる」と初志貫徹すればよかったのか・・・
水はけの問題について
夫さん「水はけが悪いと植物が育たないから浸透桝を埋め込んで改善しよう。もしくは、今ある雨水桝に横穴を開けて庭の水の排水をよくしたほうが良い」という。
私「そもそも豪雨の時には水びたしになるけれど、いずれひくんだから、浸透桝を埋めることの必要性を感じない。
そもそも庭に浸透桝を埋め込むのは穴を掘るのはとても大変だし、素人が埋める程度の浸透桝がこの庭の水を全部ひきうけることはできないから結局は水浸しになることに変わりない。自然に水をひくのを待つしかない」
プロの農家ではないのだから、豪雨が続いて多少植物がダメになったとしても、それはそれで悲しいけど仕方ないのでは、と私は思っていた。
花壇を作って水浸しから回避できるのだから、これ以上浸透桝などの手立ては要らないと。
夫さんは「これからも災害レベルの豪雨は割とひんぱんに起きるようになっている。だから最善の手立てをうつべきだ」
分かる。分かるけど・・・・そこまで言うなら、庭に新たに暗渠排水を作って、今ある雨水浸透桝の排水管に繋げたら完璧だと思うけど。(もうこれはプロの仕事)
先週末、関東地方に激しい雷雨がありました。
「もし、この雨が明日の朝まで引いていなかったら浸透桝を埋め込もう」と夫さんに言われる。
もうこの日は悔しくてよく眠れませんでしたよ。
夜中2時頃、起きだして庭を見に行って水が引いているのを見てガッツポーズでました!
改善しようと思ってくれるのは分かるけど、どうも私のかわいい子に難癖つけてると思ってしまう。もっと私のかわいい子(庭)を信じてよーーー。
これって私が悪いの?
愚痴満載ですが、明日も作業を続けます。
早く地植えしてあげたい紫陽花とブルーベリーが待っているのです。