夫さんの本棚を整理していたら、私と出会う前に奈良で寺巡りをしていた旅の記録が出てきました。
あきっぽい夫さんらしく途中で終わっていましたが、パンフレットや絵葉書をはりつけ、けっこう細かく感想を書いているので見入ってしまいました。
つきあっているときのやりとりはメールがメインで、夫さんの字をあまり見たことがなかったので、こんな字だったんだなあと思いながらしみじみ読みました。
「~であった」という普段は言わない、書き言葉も新鮮に思える。
二人で行ったお寺もあれば、いつか行こうねと言っていたお寺もあり。
夫さんは化学者なのに寺とか仏像が好きだったので、よく二人で行きました。
先週の調停2回目もそこそこ辛かったので、ご褒美に旅行してきました(KPOPのライブだけでなく、旅行までしてしまう大盤振る舞い)。
夫さんの行った寺を辿るだけだと途中で泣いちゃうかもしれないので、個人的に興味のある天皇陵めぐりもプラス。
旅ブログのほうで、順次アップしていきますね。
奈良は暑かったし、途中で洗車機の中にいるかのような豪雨にあったり、夏は旅行に向かないと思いました。
ご褒美旅行といいながら、修行のようでヘトヘトになりました。
夫さんと同じものを見ながら、心の中で感想を言いました。
奈良は、東大寺周辺はすごく混んでいるのですが、法隆寺や薬師寺はそうでもなかったです。
空いているからメソメソしててもばれない。
夫さんに以前似ていると言われた吉祥天女像。
浄瑠璃寺の記録もありました。
こちらは夫さんと二人で行ったことがあり、秘仏の吉祥天女像を見たときに「しゃおれんに似てるよね」とすごくうれしそうに言っていたけど、微妙・・・
そりゃあ、中宮寺の半跏思惟像に比べたら、こちらのほうがはるかに近いかもしれないけど。
旅日記には、写真だけ貼ってまだコメントを書いていないページがあり、そこには「そろばん教室」や「幼稚園」の写真も。関西出身の夫さんの通っていたところなのかな。
いつか行ってみようと思いつつ、もしかしたら、夫さんが旅行してからも20年くらいたっているから無くなっているかもしれない。
もう少し年をとったら、思い出の品も整理しないといけないかも。
自分のものは捨てられるけど、夫さんのものはなかなか捨てられそうにありません。