調停2回目で、不動産鑑定士に依頼することで相手方と同意しました。
それ以外については、全部終わったら報告しますね。
色々ムカつくことが多くて、2回目の調停の後で、推し活と、旅行がなかったら病んでいたわ。
裁判所からの連絡と費用納付
7月初旬の調停で、不動産鑑定士を依頼すると決まったのですが、家庭裁判所から「鑑定士さんの見積が取れたので、料金をお知らせします」の電話があったのは、1か月半後のことでした。
鑑定費用は約41万、私と向こうで折半負担です。
連絡があってから、一週間ほどして納付書が届き、銀行の窓口で振込。
(ネットバンクから振り込むことは不可。窓口で受け付け印を押した納付書の控えを返送する必要があるため)
私は、納付書が届いたらすぐ振り込んだけど、向こうはどうだったんだろう?
振り込んでまたまた一週間ほどしたら領収書が届きました。
家庭裁判所から連絡があり、鑑定士さんと日程の打ち合わせをしてくださいとのこと。
この時点で8月末。
鑑定士さんも色々忙しいらしく、鑑定に来てもらったのは9月中旬でした。
7月初旬の第二回調停からけっこうかかりました。
鑑定書は10月20日までに家庭裁判所に届き、第三回の調停は11月末になるということでした。
11月にも友人と旅行と、推しのライブの予定があって良かった。
鑑定は15分程度
鑑定士さんと話した時に、鑑定時に必要なものとして、土地の売買契約書、建物の間取り図、建築資金の見積書、建築確認の書類などを言われていました。
コピーのために持ち出すのは何かあるといけないということで、写真を撮っていきました。
そして、室内の写真を数枚撮りました。
写真は実際に鑑定したということの証拠になるということです。
「素敵ですね」と誉められたので、きっと夫さんは嬉しいと思う。
だけど、不動産鑑定価格が上がると代償金の負担が大きくなるので、私としては「濃い色の建具や床のほうが高見えするからこっちにしたんですよー」とか言い訳してしまった。
鑑定価格はどうなる?
我が家はこだわって建てた一条工務店の小さな2LDK、土地は60坪あるけど。
以前、不動産屋に査定を出した時には(調停で参考として見せた)、
不動産屋の査定では、土地は買った時よりはかなり坪単価が高くなっていました。
建物も築2年だとそれほど下がっていない。
(近年の材料費、人件費の高騰で建築費用は上がっているようです)
建てたときとほぼ同じくらいの金額になっていたのでびっくりしましたが、「家が小さくて汎用性が低いから、いざ売るときは建物を壊して土地だけで売った方がいいかもしれない」と不動産屋に言われ、
それなら売らずに最後まで私が住んだほうがいいと思った。
鑑定士さんに、「こんなに新しくてきれいな家を壊すという考えは認められないので、土地と建物で算定します」と言われた。
売る値段と鑑定価格は違うとわかっているけど、なるべく低くしてほしいと願う私。
だけど、イナゴ兄弟(前妻の息子)が出してきた不動産屋の査定書では、土地の値段が買ったときのほぼ倍で、どうやったらこんな数字が出たんだ?と思うほどの高価格。
我が家が払った総額よりも1100万も高い数字って・・・
この値段で売れるなら売るよーと思うほどだった。
不動産屋は自社と契約してほしいから、当初の売り出し価格は高く設定するところもあるようで(売れなかったら下げればいいだけの話)、これだけの金額を出すなら、私なら都内で駅に近い便利なマンションに住むよ、と私は思う。
向こうの査定金額の半分(私がすでに半分の名義を持っているから)で皮算用していたら、代償金もかなり高額になるので笑いが止まらないだろうけど、そううまくはいくまい。
鑑定報告書が届きました
10月末に裁判所から鑑定報告書が届きました。
なかなか高額の鑑定金額でした。新築で建てたときより高いかも。
私のとった不動産屋の査定金額よりも高かった。がっかり。
昨今の在宅ワークの普及で、郊外でも人気というから、地価があがってるとは思っていたけど、けっこうビックリしました。
我が家がこの家を建てようと思ったのは、コロナ禍の初期の頃で経済が低迷し始めていた頃でした。
そして、売主さんが急いでいたこともあり、今思うと相場より安かったように思います。
鑑定書を読んだら、意外とこのあたり人気のようですね。
駅から15分以上も歩くというのに、この近所は環境がよいのか、我が家のように建て替えて引っ越してくる人が増加。
(ただし、売るときはたいてい二分割されてしまう)
まあ、イナゴ兄弟がとった不動産屋の査定よりは低いけど。
案外と受け入れられる
相続の話し合い当初は、色々傷つけられたことを思い出して、なるべく向こうに渡したくないと思っていました。
遺産がなくても、私は生活に困らないから、いっそ向こうが根をあげるまで待つつもりでもいました。
でも、「家とiDeCoさえ守れれば、金額でいつまでももめるのはしんどい」と、「速く決着して、縁が切れればいい」と思うようになりました。
そのため、調停に持ち込みました。
当初は調停は嫌だと言っていた相手方が、調停にしたいと言ってきたのは、もしかしたら、不動産評価額があがっているということに気づいたからかも。
今回の鑑定結果も、「うわあ、高いなあ」とは思ったし、そのことで私が受け取る分が減ったとしても、私の生活がどうにかなるということは全くない。
ただ、悔しいだけ。この悔しさはなんとか折り合いをつけられそうです。
これで、まだ大学生のこどもが三人いるとかならきついかもしれないけど。
会社に内緒で副業のバイトしてたイナゴ弟と違って、私には家賃収入があるから。
本当に大家さんで良かった。
生活に困ってたら、向こうの職場(某信金)に嫌がらせに行っちゃったかも(笑)
巡礼しながら、観音様にお参りしながら心の平穏を祈っていたから、寛容になれるようになったのかな?
父親の葬式に喪服でなくスーツで来るような非常識な人たちと早く縁を切りたい。
義実家との距離
大阪の義父は当初「ワシに遠慮しないで、どんどん戦え」と言ってくれました。
墓参りにきてくれた義妹さんに「どっちの味方にもなれないわ、ごめんね。法律通りになるようになるといいね」という微妙な声掛けをされたので、一気に心が冷えました。
義父が病気で大変だったとき、一人暮らしの義父の家に、私一人で2週間も泊まりこんでお世話したのに、全面的に私の味方にはなってくれないんだと。
実の子が仕事だからって、嫁が一人で泊まりこんであげたのにーー。義父はこのおかげで私の味方。
義妹さんは血のつながる甥が可愛いの?と思ったら、今後義父のことで頼られても、もう行くのはやめようと思った。
夫さんのいない今は長男の嫁でもないし。
以前は、義父にも二週間に一度くらい電話してたけど、このところはこちらからはかけてないです。
今後何かあったら、孫に頼ってくださいと返事します。
義父に孫が受け取る代償金の金額を教えてあげたいくらいだわ。
次回の調停で終わる予定です。
イナゴ兄弟がごねないといいのだけど。