日々のあれこれーのんびりくらし

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終の棲家で花遊び❀

ドラマ感想備忘録2023.11

今月からU-NextをやめてNetflixに乗り換えました。

今月は推し活と旅行が忙しくて、LCCや新幹線に乗るときにダウンロードした動画を見るのがちょうどいい。

Netflixはテレビだと倍速視聴ができないのが惜しい。

「今日もあなたに太陽を―精神科ナースのダイアリー」

一生懸命でかわいいダウン

原題は「精神科病棟にも朝は来る」です。

医療ドラマは凹むから見ないようにしていたのに、ちょうどものすごく落ち込んでいた時だったので、逆に心が病まないようにするにはどうしたらいいかと思って見た。

その答えはなかったけど、とても良かった。

心を病むということは特別なことでもないし、適切な治療で治ると安心した。

「弱い人が心を病む」ような偏見を持っていたけど、「優しい人」が危ないんだなあと思った。

もちろん、そんな簡単なことでもないのは承知しています。

 

患者に誠実に向き合う看護師のダウンは、忙しい内科ではお荷物扱いで精神科に回されてしまうけれど、精神科で色々な失敗を重ねつつ、患者たちとの出会いや、師長や同僚の看護師たちとの関係から成長していきます。

師長さんが素晴らしいです。ついていきたい。

医療ドラマだけど、お仕事ドラマでもある。

主人公以外も考えさせらせました。

幼馴染が一流企業で働いているうちにパニック障害になって、実家の手伝いをしていたけど、投薬治療をしながら再就職して、ワークライフバランスをとりながら働き続ける。

ワーキングママの看護師さんは大変だなあとも思ったし、

毒親につきまとわれつつ、最後は自分のやりたいことをみつける看護師さんもいい。

妻が自殺してしまって自分を責めて、心が病んでしまった夫の回は辛かったし、公務員試験に落ち続けて、ゲーム世界と現実世界がわからなくなっていたソワン氏が自殺してしまったときは号泣。

その後、担当看護師だったダウンも心を病んでしまうけど、
このドラマは、辛いだけの話ではないです。

辛いけど、希望を感じると言うか。

一年前は自分でも危ないと思う時があった。

西国巡礼を始めて無理やり動いたけど(それも良かったかどうか微妙)、家に一人でいて泣き暮らしていたから。

今も泣いちゃうけど、泣かない日のほうが増えてきたかな。

規則正しい生活をしてちゃんと食べて運動もするというのは予防になるんですね。

ブコメばかり見ていたけど、こんな風に、希望を感じるドラマもいいと思いました。

 

「この恋は不可抗力」

SF9から抜けて、俳優に専念することにしたロウンのドラマ。

何百年もの間呪いに縛られる家系の弁護士シンユ(ロウン)と、廃屋(巫女の家)の取壊しがきっかけで知り合った公務員の女性ホンジョ(チョ・ボア)。

そこで、手に入れた呪術書で、好きな人(市長の補佐官)と両想いになる呪術を仕込んだのに、なぜかその呪術水をシンユが飲んでしまい、彼女がいるにも関わらず、ホンジョに甘々の言葉をかけて言い寄ってくる。

そして、補佐官も一度ふっているのに、なぜかホンジョが気になって三角関係。

身長が190cmもあってイケメン(でも、私の好みではない)と、市庁のビタン(ビジュアル担当)と言われる補佐官(さわやかだけど、ビジュアル担当とまでいう?)の三角関係は、どっちでもいいかなー。

やっぱり、三角関係ものはどちらかに肩入れできないと盛り上がらない。

初めのうちは、シンユが呪術によって行動するのは、王道ラブコメだわーと楽しく見ていたのに、前世の因縁が結構めんどくさく、ホンジョのストーカーと、シンユの元彼女が極悪なので(結局、犯罪者だった)、ラブコメでここまで盛り込む必要あるかなー?と思って、後半疲れた。

ブコメは量産されるから、差別化のために設定が奇抜なものになるのかな。

 

「シュルプ」

まず、忘れないようにざっくり設定をメモ。

朝鮮王朝時代の架空の王の時代の話。

病気で亡くなった世子の代わりに王位についたのが現在の王。

真相は病気では亡くなったのではなく、毒殺されていた。

実は、現在の王の母(大妃)が、自分の息子を王にしたくて、当時の世子を殺害し、ライバルの王妃(世子の母)を廃して、世子の弟たちも殺害していた。

大妃は、現在の王妃(息子の妻)が気に入らなくて、王妃と世子とその弟たちもみな抹殺したい。

現在の世子は亡くなった世子と同じ病気で苦しみ、亡くなってしまう。

そこから、新たな世子選びと、並行して亡くなった二人の世子の犯人捜しが進んでいきます。

現在の韓国の受験戦争を彷彿とさせるような熾烈な後継者争い。

嫁姑問題みたいな気がしないでもない。

後宮同士の駆け引きもすごかった。

諫択後宮(王妃を選ぶ選抜に漏れた両家の娘たち)と、承恩後宮(王に召されて後宮に入った。侍女出身)の対立や、いくら優秀でもバックがいない承恩後宮の王子は世子になれないとか、なかなか大変そうだった。

王妃ができた人で、世子の弟が無事に次の世子になり、悪事を働いた大妃は失脚するのでまあ良し、かな。

サスペンスというかミステリー?要素の強い時代劇で、歴史的事実は全くないので、時代劇と思って見るとちょっと違う。

面白かったけど、史実に基づいた時代劇を見たいのに。

毒殺された世子が、前に見た九尾狐のドラマのソヌ先輩で、あっちではいいところなしのイタイ先輩だったのに、このドラマではいい人だったー。

 

「キングザランド」

2PMのジュノが出ているので見たけど、うーん。

頑張って見終わったドラマでした。

財閥の息子が異母姉と後継争いの末、従業員たちが「作り笑のない」ホテルを作るというのはいい話だとは思う。

福利厚生とかやりがいとか、またスタンダード客室にもスペシャルな部屋と同じサービスをするというのはいいことだ。(ドラマだからできる)

最優秀従業員のサランとの恋愛も別にイラっとはしない。

ホテリエとしてお客様を幸せにしたいと言って働いていたサランが、最後は退職してペンションのオーナーというのが謎だったけど。

最高級のホテルと個人のペンションではそもそも違うと思うけど、それでよかったのか?

そして、16話も必要ない。つきあう前のドキドキ部分が延々と続く。

アラブの王子が出てくるあたりから4話くらい飛ばしたけど、影響なかった。

これが、ヨンファのドラマなら多分全話見ちゃうけど。

多分、ジュノぺんのためのドラマなんだろうなあと思いながら見終えた。

 

ドラマも飽きてきたなぁと思いながらも、つい見てしまう。

たまに、すごく感動するものがあるから。