昨日はハーフマラソンの大会に出る予定だったのですが、
会場の荒川河川敷が台風19号の被害に遭い、復旧が間に合わないということで中止になりました。
参加費の一部は寄付されるとのこと。
よろしくお願いします!
ということで、昨日も作業を続けていたので引越は完了しました。
あとはカーテンが届けば完璧。
続きを読む台風の被害の映像を見て、大変そうだ、募金しようと思うのは、偽善?
でも、どんな思いからでもお金に変わりはないのでできることだけしようと思います。
こんな時に遊びに行くのも不謹慎な気もしますが、月末の長野旅行もバスが動いているなら予定通り行って観光でお金を使って来ようと思います。
いよいよ明日、事務のパートも最終出勤日。
パートなので毎日来るわけじゃないので、今日会うのが最後の人と別れを惜しんだりお礼を言ったり。
昨夜はお姉さま方とこじんまりとお別れ会。
女子会コース3時間飲み放題で4時間以上お店にいたのに追い出されなかったのは嬉しい限り。
色々話に花が咲いて楽しかったです。
パートだけでも30人以上いるのでいくつもグループがあるけど不思議と嫌な思いをしなかった奇跡の職場。
(しかし、昨夜聞いたらかつては色々あったらしい)
明日は仕事終わりに不動産屋さんにカギを取りに行って、そこから怒涛の引越が始まります。
もう出勤しないんだ、と思ったら寂しくなりそう。
あと5回行けば事務のパートも退職です。
引継ぎ用のマニュアルも上司のOKもらって、同僚に教えながら引継ぎしてます。
今日は同じ島の仲間とランチしてきました。
来週は飲み会があるのですが、そちらは夜にでかけられるお姉さまたちがメイン。
今日はお子さんが小さくて夜に出かけられない若い仲間数人と。
いつもは事務所でお弁当を食べているので外ランチは久しぶりでなんだか嬉しい。
おしゃべりがはずんで社員さんに注意されるほど笑い転げたりしたっけ。
そんな懐かしい話をしながら、お礼を言って楽しくランチ。
面接で「女性が多い職場ですが大丈夫ですか?」と聞かれたけど、
全く心配がないくらい楽しい職場でした。とお礼を言うと
「私も!同じように聞かれたけど、いじわるな人がいない職場って初めてでした」と言っていた。
明日から私の代わりの方が来ます。
私の机を使ってもらうので、机を空っぽにしてきました。
あと5回は私はその日休みの人の席を渡り歩く一人フリーアドレス制になります(笑)
パートにはロッカーがないので、段ボールに「○○私物、捨てないで」と紙を貼って私物入れにしてしのぎます。
明日からどんな方が来るのかしら~ドキドキ。
係長と直接の上司の男性社員さんは明日はお休み。
週末の台風に備えて自宅の補修をしないと危ないそうです。(私たちは千葉市・市原市在住が多いのです)
代わりに制度の説明やソフトの説明をしておいて、と任されました。
うまく説明できるかなー。
今の同僚さんは私の指導のおかげでばっちり戦力になっているので、
彼女くらい理解が早ければ大丈夫。
早く行ってちょっと予習しなくちゃ。
私はトリプルという旅行サイトに登録していて、
色々な人の旅行記を覗いてはワクワクしています。
旅行記を載せると毎月抽選でAmazonギフト券や他の商品があたります。私も過去にいただいたことが。
その中で私のあこがれの方(私よりずっと若い女性)がいます。
中国に仕事で駐在していたこともあり(おそらく中国語が堪能)、
「蒼穹の昴」シリーズとからめて北京・紫禁城の旅のブログを紹介してくれていて、
前に「蒼穹の昴」を読んでいて面白かったなあと思っていた私は、
そのブログ主さんのお勧めの本を読みました。
張作霖爆殺事件がテーマです。
事件を日本軍の若手将校が極秘裏に調査し、小説は報告書(手紙)のかたちで進んでいます。
あ、語り手はもう一人(?)張作霖を載せた機関車も語っています。
今となっては真相を知っている現代の日本人として、当時の人たちがどう思っていたのかを想像しながら読む作業で面白いです。
これを読んでいたら、私はこのシリーズの張作霖がとても好きなので
「中原の虹」を読み返したくなり戻りました。
登場人物が何人もいるのですが、それぞれの立場で見る当時の時代が興味深い。
張作霖は、貧しい出自で、貧乏を憎む。貧乏を作り出した世を憎む。
民が飢えないような国を作りたくて、時に冷酷や残虐なこともするけれど、
一貫しているその姿に民衆は「白虎張」「万人喜」とたたえ、
のちに「東北王」と呼んで支持する。
また、その子分たちもみなつらい過去を持っている。
この小説ではあえてそうしている理由が書かれています。
この視点が新鮮だったーー。
張作霖の子分の李春雷が個人的に好きで、最後の再会シーンでは号泣。
家で読んでいて良かった。電車の中だと危ない危ない。
二度目でもやっぱり面白い。
そして、この小説に出てくる「梁文秀」という状元の役人と「李春雲(春児)」が気になって、シリーズ最初の「蒼穹の昴」に戻ってみたりして。
(図書館に返してしまって写真はないです)
短編の「珍妃の井戸」はそれほど印象に残ってないので再読せず。
清を植民地化しようとする欧米と日本にも嫌悪感があるけど、
当時の農民のおかれた現状があまりに悲惨で、本当に悲しくなりました。
主人公の春児は宦官になるのですが、
その選択をしないと生き延びられないくらい一家は悲惨な暮らしをしているのです。
一方で、王族や官僚、地方の有力者たちは贅沢三昧。
李鴻章がこの小説ではかっこよすぎです。
中国史って、たいてい王朝の最後は農民反乱で既存の王朝が崩壊すると、
別の王朝が新しく国を建てるの繰り返し。
今の共産党政権も崩壊寸前なんじゃないかな。
香港のデモを武力で鎮圧する様子などを見ると末期症状に思える。
格差社会も昔の比ではないんじゃない?
「蒼穹の昴」はずいぶん前にドラマにもなったけど、やっぱり原作を読んでほしいです。
そして、今シリーズ最新作も旅行記サイトで教えてもらって読みました。
満州国建国の時代です。
またまた色々な人の目線が面白いです。
溥儀の皇妃で離婚をした淑妃の言葉を通して語られる溥儀。
満州国に派遣される日本の軍人の中にも満州国のあり方に疑問を持つ人がいたり、
張作霖のかつての子分たちもそれぞれの思いからバラバラになっていたり。
関東軍の暴走が出てきて、嫌な時代になってきました。
「蒼穹の昴」「中元の虹」と出てきていた梁文秀が重要な役で出てきて、
思わず実在の人物かと思ってしまう。
2巻の最後はまたまた号泣。
自分でもこんなに簡単に小説家の術中にはまるのが情けないけど、
小説家ってすばらしい職業と思う。
書かれた文字のつながりで、読む人の心をゆさぶって
せつないような悲しいような少し救いもあるような気持ちにさせるって。
歴史家ではないから、架空の人物を登場させて、その口を通して思いを述べられるのもいいですよね。
ただし、4巻で「え?ここで終わり?」という終わり方で不完全燃焼。
続編をぜひとも!期待しています。
おとといから明日まで師匠(夫さん)は仲間と屋久島に登山旅行。
6月中旬に9月末退社の宣告を受けて、引継ぎ後7月下旬から有休消化に入ってます。
気分は夏休み。
でも、色々変わりました。
xiaorenretirementlife.hatenablog.com
これで私も今の仕事をやめることになりました。
そして、夫婦でお世話になっている歯医者さんにも予約を入れて治療を完了してもらいました。
師匠はインプラントを2本も作った上客なんです(笑)
私もインプラントにしたかったけど、骨が薄くてインプラントができなくてブリッジにしました。
本当に私たち夫婦は、歯に関しては若いころに気づいて大事にしていればこんなことにならなかったのにと後悔することばかりです。
他の歯医者で「抜かなければだめだ」と言われた歯を、抜かずにちゃんと使えるようにしてくれた院長先生を信頼しているので、引っ越してからもたまにはメンテナンスにくる予定です。
他にも、病院の経過観察の検査予約を入れたり(転院するから紹介状を書いてもらわないといけないのかしら?)、
美容院も今月末あたりでと思っていたけど引っ越し先で新規開拓するより今のところで行っておこうかと先日行ってきたりとか。
千葉に来てからも引っ越しを2回したけど市内だったから、今回の引越は都内に戻る引越なのでまたちょっと違いますね。
ただ、今回は私は出勤していますが、師匠(夫さん)が家にいるので、引越の手続きやら何やらをやってくれるのでとても楽ーー♪
家事もかなりやってくれるので、このまま師匠が再就職しないで家にいてくれてもいいけど、やりたい仕事なら妻は応援するしかないですね。
2か月間は月会費1850円というキャンペーン価格の時に入会し、
ロッカーやタオルも入会特典で無料期間だったし、
しかもいつ退会してもペナルティ無しだったので本当にお得でした。
9月は師匠の会社の福利厚生を利用して法人会員価格7500円(税抜)でした。
私はダイエットのために一生懸命通っていました。
7月23回・8月18回・9月10回(9月は早朝長距離走をするようになってジムで走ることが少なかった)と、3か月で入会金を含めても14,200円しか払っていないのに51回も行ったので1回あたり278円。
体も引き締まってきたし、なかなかに有意義な3か月でした。
しかし、師匠(夫さん)は、登山に行くとしばらく筋肉痛で動けなくなってジムに行かないので、あんなに張り切って入会したのに月に4回くらいしか行ってないかも。
キャンペーン価格だったからいいけど、正規の値段で入会したら月に9500円もかかるから高級クラブ活動だわ。
ジムからしたら、入会だけして来ない会員が多いほうがいいのかもしれないですね(笑)
それなのに、引越先でも「再就職するまでまたジムに入ろうかな」とか言ってる。
もったいない・・・
師匠は有休消化中になぜか宅建を取ると言い出し(私が受かっているから)、
勉強を初め受験申し込みをしましたが、結局挫折。
途中で再就職しようと思いなおしたこともありますが、
どうしても仕事に必要で受かりたい!と思わなければ勉強って続かないですよね。
夫さんは飽きっぽいので多分試験までに挫折するだろうと思っていたら早々に勉強をやめていた。これまでで最短かも。
自慢じゃないけど、私は受けると決めたら投資費用がもったいないので、必ず受かるよう頑張ります。
参考書だけで社労士と宅建に合格し、ハングル検定も独学で合格し旅行に役立ってます。
逆にいうと、受かりそうもないものには、お金と時間をかけるのが無駄なので挑戦しません。
社労士の資格は以前の仕事で役にたったけど、宅建は・・・これから役に立てるようにどうにかしたい!
やりたいことを色々言っていたわりにはあまり実践できてない師匠(夫さん)ですが、登山だけは平日の空いているときに満喫してます。
鳥海山、鳳凰三山、高妻山、宮之浦岳に行ってました。
厳しくて私がついていけないところばかり。
日本百名山制覇をめざす師匠はこれで75座登頂。
私も今月末からヒマだけど、もう山のシーズンは終わってしまうからなー。
私の真似をして始めた10年日記。
習慣になっていないので2,3日まとめて書いてるみたいです。
私の師匠(夫さん)観察日記も相変わらず続いています。
※追記 11月初旬に九州登山旅行しました。その8日間あたりから日記も挫折しました。(私は続いています)
あと8回行ったら事務のパートは年休消化に入って退職。
そんな中、職場のお姉さまたちが我が家に来たいというのでご招待。
まる8年今の職場にいたのに、我が家に職場の方が来るのは初。
このお姉さま方は韓流ドラマにはまり、かつて私が添乗員として一緒にソウルにお連れしたお姉さま方です。
xiaorenretirementlife.hatenablog.com
あまりに好評で第二弾もあった。その時はもう一人増えて4名のお姉さま方をお連れしました。
xiaorenretirementlife.hatenablog.com
あれから5年たち、日韓関係が悪くなったり、お姉さま方も介護だ孫の世話だと忙しくなりなかなか第3弾が実施されず。(要望はあったけど)
一緒に韓国旅行したメンバーなので、お料理もそれらしく。
キンパではなく、房総巻というのが千葉らしいですよね。どれもおいしかったですが、奥のバラは細ーく切った生姜と薄焼き卵でできているとっても食感がよくて美味しかったです。でも、お姉さまは手前の菊が菊に見えないと不本意そうでした。(菊と言われたらそうかな?ですが、美味しいお花の海苔巻きでいいですよね)
楽しくおしゃべりしながら、旅行の写真を見たり、趣味の話をしたり、
最後はプレゼントやお餞別(商品券までもらってしまった・・・)をもらったり。
私からもプチプレゼントを用意していたけどもらいすぎたーーー(汗)
正社員で働いていた頃、同期の子たちはまだ独身で仲良くなった子もいたけど、既婚者の私とは線引きされてました。
ましてや、正社員で働いている年上の女性はバリキャリ女性しかいなくて、「私は頑張ってきてエライ」感満載で飲み会で隣になっても、おしゃべりするというより「お話を拝聴する」感じでした。
仕事なので、別に友達作りに行ってるわけでないからいいんですけどね。
千葉にきて、パートでゆるーく働き始めてから、
眉吊り上げて一生懸命働かなくても、家族や趣味を優先しながら働くこともアリなんじゃないかと気づかされ、
世代が多少違っても楽しくつきあえることがわかって新鮮で楽しかったです。
まさか一回り以上年の違う方と楽しく旅行できるとは思ってもなかったし(笑)
「他人に気を使うくらいなら一人旅のほうが気楽」と思っていた自分が、他人を案内してても旅行を楽しめるということが新発見。(お姉さま方は、何を見せても喜んでくれて、何を食べても美味しいと言ってくれたからなぁ。ツアーではこんな体験できないと言ってくれたの)
来年度から雇用形態が変わって休みもとりづらくなりそうだし、今辞めるのはちょうど良い機会だったんだけど、居心地が良かったからやっぱり淋しい。
洗い物を終えて、ちょっとしんみりしてしまいました。
師匠(夫さん)が、「日本は将来必ずハイパーインフレになるから、お金で持っていても無価値になるから、マンションを買ったほうがいいのではないか」と言い出した。
言っていることがよくわかりません。
師匠の「ハイパーインフレになる」説は藤巻健史氏の「日銀破綻」という本によるものです。
説をまとめるのは大変なので、興味のある方はぜひお読み下さい。
私はずっと賃貸でいいと思っていましたが、「賃貸で家賃を払い続けるよりも、
マンションを買ったほうがインフレになったときのリスクヘッジにもなるし、ローン控除を使えば節税効果もある」と言います。
あれ?「賃貸でいい」は我が家の総意だと思っていたのに。
引越を検討していた時に、賃貸マンションを探しつつ分譲マンションも見ていて、素敵なマンションを見つけ今の師匠なら買えてしまうので、上記の意見が出た模様。
ちなみに無職の師匠は半分を自分が現金で、残り半分は私がローンにすれば住宅ローン控除を受けられるという考えです。
私「リスクヘッジという点では、ハイパーインフレになるリスクより首都直下型地震のほうがリスクが高いんじゃないの?そうなったら、資産価値はなくなるよ」
師「新しいマンションなら免振だから大丈夫」
私「マンションだけ残っても、水道とか電気とかインフラがダメになったら復旧するのに時間がかかって住めないよ。
それに、首都直下型地震が来たら治安が悪くなって東京も危ないんじゃないの?」
治安悪化⇒ハイパーインフレなの? それともハイパーインフレ⇒治安悪化?
トルコに初めて行った時(1994年)、5000円を両替したらすごい札束になって驚いた。
その後多分2006年頃に二度目に行った時はデノミ後できれいなお札で桁数も少なくて「便利ー♪」と思った。
その二回とも特に旅行者としては危険な目にも合わず、社会が混乱しているとか治安が悪化しているという印象はなかった。どちらもイスタンブールに限った話ですが。
実際はずっとインフレが続いているようですが、「ハイパーインフレでも、国が破綻するとか社会が混乱するとかはないんじゃない?」と言うと、
「ハイパーインフレになったら借金がある人にとってはチャラになるからいいけど、やっと作った資産がある人には打撃だよ。格差がなくなるから社会が混乱するとは別なんじゃないか」という。
大金持ちはうまく海外に資産を移しているけど、それができないちょっとだけ資産があるようなまさに我が家のような層が打撃をうけてしまうという。
でも、どれだけ準富裕層がいるのかわからないけど、それらの人が騒がないのかしら?渋々受け入れるしかないの?
今のように国の借金が増え続けているのに、量的緩和という政策をやめず、赤字を減らすための増税も行わないと必ずハイパーインフレになるというけど、
その時期はいつ?
師「それは分からない」
私「ハイパーインフレになって財産が無価値になるくらいなら、今の経済政策をやめるような政策に替えればいいのに」
師「選挙に負けるからそんなこと言えないだろう」
私「個人や国の借金がなくなっても、物が買えなくなったら生きていけなくなるから困るから、そうはならないようにするんじゃないの?」
師「でも、今の安倍さんの政策では、いつか行き詰るんだよ。
だけど、今の政治家は年とってるから自分が生きているうちは大丈夫だからやめようとしないんだ」
もう、どう言っても敵わないような言われ方。
私「じゃあ、もういっそ借金して起業しようか。円安に備えて輸出企業。失敗してもハイパーインフレになればチャラじゃない」
あきれ顔をされる。
師「それがいつ来るか分からないから、リスクヘッジをとっておこうと考えてるんだよ」
上記の本では、ドルと仮想通貨を薦めてる。
師匠は研究熱心なので、色々調べているようです。
師「海外に資産を移せればいいけどできないからなぁ」
いつかいつかと言ってるうちに年とってしまうんだから、
それに死ぬまでに使い切ろうと思ってるんだから、
貯金なんてしてないで好きなだけ旅行したもの勝ちじゃない?
あと30年のうちに大地震かハイパーインフレが来るなら来るで、それまで楽しく暮らして使い切っちゃったら諦めればいいじゃん。
再就職なんてしてる場合じゃないよー。
と言ったらお気楽でいいねぇ、みたいな顔をされた。
いつか来るといわれる大地震も怖いのに、ハイパーインフレとか怖がらせないで欲しい。
世の中の人はどう思ってるだろう?
老後に備えて投資しろと薦めてるのは、預貯金より株式とかの方がマシだからなのかしら?
ずっと貧乏でやっと小金ができて安心してるのに、あんまり怖いこと言わないでほしい。
著者も政治家なんだから、「個人の見解」と言って本を書いて儲けようとしてないで、せめて自分の党の統一見解くらいにして自民党や日銀に申し入れるくらいにすればいいのに。
来月退職予定の私ですが、今の職場は来年から雇用形態が変更になるということで先日事務のパートを集めて説明会がありました。
今までは、月に14か15日勤務で1日6時間、年額で余裕で扶養の範囲内です。
私は14日勤務ですが、同僚と相談して忙しくない月の中旬に連続1週間休んで旅行に行ったりもしていました。月末月初に連勤しても平気。
介護や子供の用事で突発で休んでも「お互い様」でみんなで助け合ってとてもいい職場です。出勤日を振り替えて年休使わないようにしたりしていました。
それが、来年からは2パターンから選べという。
続きを読む『不動産投資にだまされるな 「テクニック」から「本質」の時代へ』
こちらは、題名ずばり不動産投資の本です。
2018年11月に初版なので、「かぼちゃの馬車」のシェアハウスやレオパレスなどのサブリース契約などの問題も解説しています。
ずいぶん前のように思えるけれど。
代々資産がある人が行っていて成功している不動産業は、きちんと自分で理解し奇抜な税金対策などとらずごくまっとうに行っている。
サービスの進化でハードルが下がって一般庶民まで行えるようになったが、数字や法律に弱い「専門家に任せておけば安心」の人が参加できる業界ではない、と断言している。
著者の言うことが、私の不動産経営の方針と合っているので読んでいてストレスがなく、また自信にもなりました。
軽い気持ちで「将来の年金の補填に」と始められるようなものではないと言ってます。これから不動産投資を始めようと思っている人はぜひ読むべき。
確かにアパート経営をすれば収入は増えるかもしれませんが、
借金をしてはじめたとしたら、返済に追われ、税金や経費もかかるし手残りはサラリーマン時代より減るかもしれないですよ。
証券マンは株を買えないのに、不動産の営業マンは物件を買える。
本当に良い物件なら自分が借金してでも買うのにそれを勧めてくるのは「買ってもらって儲けたいから」と。セミナーなんてまさにネギカモ状態ですよ。
大家さんが、自分の利益を増やしたいならできるだけ間に業者を入れないこと。
著者は家賃収入が年2000万円以下なら、管理会社も税理士も入れず、掃除やリフォームも(障子の張り替えくらいなら)自分でやるべきと言っています。
確かにねぇ、客付けは不動産会社に頼むとして(仲介手数料はとられるけど)、
確定申告なんか自分でできるし、リフォームや掃除も自分でできるし、または自分で業者を探して相見積もりとらせて頼むことも可能。
管理会社の言われるままに紹介された業者に頼んで言い値で払うなんて怖すぎる!
業者を探せない?
サラリーマンなら仕事で新規の取引先を見つけることをしてるじゃないですか。
それくらいのことができないで不労所得を得ようなんて甘いと思います。
それに、築浅の頃なら特に手間がかからないので管理料は取られ損ですよ。
私も最初の頃は、空き室になるたびに家賃を下げざるをえなかったけど、下げ止まったら家賃はまるまる手に入るからお得な感じです。(税金はかかるけど)
もちろん、入居者さんには必ず家賃保証会社に入ってもらうことをお勧めします。
連帯保証人には逃げられることもあるし(かつて逃げられそうになったことがある)、
まず保証会社の審査が通ることを入居の条件にすることが大事だと思います。
(普通のOLさんなのに、保証会社の審査に落ちた方がいて断ったこともあります)
自分で取り立てをするのはしんどいけど、家賃保証の会社はプロなので。その保証会社の利用料を払うのは入居者で、それすら惜しむ人はちょっと危ないから断ってもいいと思います。
第4章の「絶対に負けられない人のための12の鉄則」にはへぇーと思うこともありました。
・35年間地価が変わらなかった場合に、買い替えと保有であれば保有のほうが資産は増える。(なんと!地価が10年ごと10%上がった場合も10年ごと10%下がった場合も保有のほうが有利なんです)
→買い替えは積極的に考える選択肢ではないようです。
・売却についても例を示しています。「持っているより売却したほうが得」というケースは限定的なので、早合点しないようにとも書いています。
などなど。
自分も大家だけど、ローンを完済するまではハラハラでした。
15年の返済期間を2度の繰り上げ返済で11年に縮めて完済し、
やっと自分のものになりほっとしています。
これから不動産投資を始めようと考えているみなさま、
メディアに出てくるような「スター大家」さんを目指さなくてもいいので、
でも人任せにせず、自分で判断して堅実に資産を築いて安定した生活を目指しましょうね。