緊急事態宣言が5月末まで延長されましたね。
我が家は新聞はとっていないので、情報としてはTVが主です。
普通の主婦の私がコロナ関連についての報道からうける印象を書きます。
我が家なりのステイホーム
昨日(5/1)は165人の感染者が確認されましたが、少しずつ外出自粛の効果が感じられる東京都。
このままだんだんと感染が抑えられていくといいのですが・・・
「ステイホーム」中年夫婦だけの我が家なりの近況を書きます。
仕事について
師匠(夫さん)は週に一度の出勤で、あとはテレワーク。
とは言っても機密事項が多いらしく家でできる仕事が限られるためか、
今年度は師匠の会社は業績が伸びないようです。
社労士事務所勤務の私は週3回のパート勤務は出勤し、
お子さんがいる先輩女性は在宅勤務。
先生は毎日出勤しています。顧客の方から助成金など電話に追われています。
タイムカードが送られてきたり、給与明細を出力して発送するとか、手書きで提出する書類などがあるため全員が在宅勤務とはいかないのが現状です。
WEB明細とか、すべてが電子申請になるとか仕組みが変わらない限りすぐにテレワークには変更できません。
買い物
「スーパーには3日に一回程度」という指針が示されましたが、我が家はもともと週に2回くらいしか買い物に行きません。
以前は週末に師匠と二人ででかけていましたが、今は「代表者」で行くように。
師匠にはメモを作りお願いしますが、
主婦なら「豚汁にしようと思ったけど、鶏肉の方が安かったら筑前煮に変更」なんてことも可能ですが、師匠に頼むときは具体的に書かないと。
「豚肉こまぎれ:100g当たり150円以上だったら買わない。代わりに鶏むね肉を買ってきて下さい」と書く。
メガパックで100gあたり88円を見つけてきてくれて素晴らしい!
二人暮らしなので、まとめ買いをして作り置きなどで5日に1度も可能です。
外食
外食も近所の居酒屋によく行っていましたが、今は家飲み。
焼き鳥屋さんの店内も営業していましたが、我が家はテイクアウト。
チゲ鍋やチヂミも冷蔵庫一掃で。
豆苗やレタスは自家製です。
家でダラダラ食べるのも良いけど、自分では作れないものもたまには食べたい。
やっぱり、終息したら月に1,2度は外食したいですね。
ランニング
名古屋ウィメンズマラソンが終わってから、コロナが拡大し始めしばらくランニングしていませんでした。
ゆっくりでいいから走りたいと最近師匠と河川敷に行くようにしました。
しかし、マスクをしていない人が案外多くてイラっとします。
テレビで見るほど有名なランニングコースではないので、混んではいませんがやっぱり息が荒くなるのでできればマスクをしてほしい。
私は日焼け予防も兼ねて。
お見苦しくてすみません。顔が分からないから自分としては恥ずかしさも超越してます。
これくらいしたら自粛警察も文句言わないでしょう。
大家業
私の物件は翌月分を前月末までに入金することになっています。
5月分なら4月末まで。
5月分を4/10に入金してあった入居者さんから、「自宅待機で収入が減って、給付金の支給もいつか分からないので来月分(6月分)が遅れます」との連絡あり。
その方は今まで遅れたことないし、6月分は6月末まで待つ約束をしました。メールだけのやり取りですが、丁寧にお返事書きました。
給付金が出たら早く払うというし。
甘いかな?まあ、更新もしてくれてるし。
更新料なんて丸儲けだから、最悪ひと月くらいはオマケしてあげてもいいかも。
9室中、その方以外は無事入金あり。
家賃保証会社を通しているからそちらに請求してもいいけど、できることなら約束を優先したい。
厳しくして退去されて空室になるより、信頼関係を維持して満室経営を続けたい。
「住宅確保給付金」の案内も掲示板に貼ってきました。
とはいうものの緊急事態宣言が延長になると、なかなか厳しくなると思われます。
月に6万ちょっとの家賃が払えない生活って、苦しいですね。
ローン完済してると優しくできるなーと思えました。
私のお財布事情
大家業はとりあえず5月分は満額入金されています。
それ以外の収入は変わりなく。
申告所得税の引き落としが5月になったので残高も現時点では潤沢。
そして、職場と自宅以外はほとんどでかけないので(たまにスーパーと荒川河川敷)、お金を使わなくなりました。
先月は家計費に8万円、共済3200円・スマホ代2500円など固定費と、コンビニランチ代で8500円くらい(職場での唯一の楽しみだったランチが、行きつけのお店がみな休業しているため)。
家賃と光熱費15万円は師匠が払ってくれている。8万の家計費もステイホームだと残ります。
友達にも会えないし、旅行に行かないとなるとほんとに私はお金を使わない。
一律10万円の給付金は生活補填ではなく、景気回復の意味もあるというので私も受給してしっかり使おうと思います。テレビを買い替えようかな。
ふるさと納税で多肉植物をいただきました♪
緊急事態宣言が全国に適用拡大されたものの、
相変わらず週3回は地下鉄に乗って出勤しています。
師匠(夫さん)は週1だけ出勤し在宅勤務。
コロナウィルスの感染拡大で5月に予定していた関西旅行を取りやめ。
楽天トラベルで申し込んでいた夜行バスとホテルをキャンセルしました。
どちらも楽天ポイントで申し込んでいたのでポイントで返金されたのですが、
期限切れが近いものがあったためふるさと納税に使うことにしました。
届いたのがこちら♪
和歌山県有田市から届いた多肉植物20種(8000円の寄付)です!
返礼品はだいたい3割といわれていますよね。
でも、2400円でこれだけの種類をそろえるのはまず無理でしょう。
一つ一つに属と名前がついていて、育て方のコツや手書きのお手紙まで。
カランコエ4種、クラッスラ2種、クラフトペダルム2種、セダム6種、エケベリア2種、そのほか1種ずつ4株とすばらしい充実ぶり。
姫秀麗やピーチネックレスなどすでに持っている子もいましたが、初めましてのもいて、とても嬉しい。
なかには「この子はすごく大きくなりそう」な予感のする子もいます。
多肉植物は育てやすくて可愛らしくて葉っぱが落ちてもそこから芽や根が出て増えるという健気さもあってとても好き。
可愛がって育てていきたいと思います。
最近の停滞した気分が癒されました。
すみません、甘く考えていました
おはようございます。
東京オリンピックの1年程度の延期が発表されましたね。
選手のことを思うといい判断だったと思います。
関係者のみなさまはこれから調整が大変だと思いますが成功のためにお願いします。
東京はオーバーシュート寸前
先日、コロナショックについて
「なんでも自粛ではなくて、予防しながら日常生活を送ってもいいなじゃないかなあ」とか
「緊急対策については、余裕がある人は自衛して政府に頼らない。
本当に必要な人に必要な対策がとれることを支持する」
などと書きましたが、どうやら甘い考えだったみたいです。
すみませんでした。
xiaorenretirementlife.hatenablog.com
東京では、感染経路の不明な感染者が増加中。
感染者数も全国最多、累計で171人になったと(3/24)
師匠(夫さん)も私もマスクをしているとはいえ満員電車で通勤しています。
電車は最近暖かいこともあり換気のため常に窓が開いています。
うがい・手洗いをしているとはいえ、これで大丈夫かしら?
我が家はマスクが新品があと40枚くらいしかないので、
私はガーゼのお手製マスクを、師匠も不織布のマスクを洗って消毒して使っています。
何度か洗うとよれよれになるのでそうしたらやっと新品に替えている状態。
トイレットペーパーはやっと買えましたが、マスクはどうにもならず。
私も師匠も元気ハツラツですが、感染して無症状で媒介していたらと思うと心配です。
週末にはよく二人で下町の飲み屋に行っていましたが、家呑みにしています。
通勤以外では電車にのらず、自転車で公園や土手の桜を見にいっています。
小売店、観光業や飲食店を応援したいのにーー!
ニュースなどで「自粛疲れ」と言って繁華街で遊んでいる若者を見ると
危ないと思ってしまいます。
(3/25 21:00追記 とうとう東京でも週末の外出自粛要請が出ました。
寸前ではなく、もうオーバーシュートが始まったのかもしれません)
テレワークはワーママに優しい?
私の職場では、先輩女性が産休に入るのですが、テレワークを導入するようです。
育児をしながらの女性に負担をかけてはいけないのですが、
私としては繋がっていてくれると思うとすごく心強いです。
無理のない範囲でお仕事を続けてもらえたら。
育児休業給付金の申請は私にお任せください!
通勤時間がないのはワーキングママにとっていいと思います。
感染の危険がないのはもとより、
先輩はお迎えの時間のために昼休みを削っているから(涙)
4時半までの勤務時間をお昼休みを30分に減らして4時に帰ることにしているのです。
ネット環境が整っても紙ベースの仕事もあり、全員がテレワークにはできないし、
私はまだ先輩や先生に聞かないと進められない仕事ぶりなので
マスクをして出勤していくしかありません。
先輩の産休とテレワークの導入はコロナショックと関係があるかわかりませんがいいことだと思います。
助成金・給付金
現金給付ではなく、商品券の案も出てきましたね。
所得制限がないなら、期限付き商品券にしてくれれば地元で買います!
助成金の相談も、ちらほら職場に来ています。
社労士の先生と税理士の先生は丁寧に答えています。
こういうときに力になれる知識は素晴らしいですよね。
でも、結局は事業主の考え方次第。
雇用調整助成金も、事業主が休業補償をしてその申請をすれば出ますが(その相談なら先生はちゃんと乗ってくれるのに)、勝手に「有給使って自宅にいて」とか言ってたら助成金の対象になりません。
日雇いバイトならたんに「物量減で明日のお仕事はありません」といわれるだけで補償も何もない。
ワイドショーもこういう補償についてわかりやすく説明してくれたらと思います。
買い占めや困った人たちの動画よりも役立ちます。
(追記4/4 助成金は大幅に減収した世帯を対象に30万円という線に落ち着きそうですね。非課税世帯が中心となるようです。自己申告でスピーディーに。本当に困っている人に届くように、虚偽申告などないように、有効に活かされることを望みます)
資産保全のためには
笑っちゃうほどの株価の大暴落。
少額なので悩むほどではないのですが、iDeCoもかなり目減りしています。
iDeCoやNISAは政府が老後の生活の補填として推奨していましたよね。
去年の2000万問題の報告書にも運用例として載っていたような・・・
でも、こんなに減ることがあるなら国民に薦めていいのかな?と思いました。
投資は減ることもあるけど、増えることもある。
増える方ばかりを強調していたような・・・
控除になり、将来の年金の補填にもなると思って良いと判断していましたが、
やっぱり増えなくても減ることのない定期預金のほうが安全なのかとも。
でも、インフレになったら預金で保有していると確実に目減りしてしまう。
今回のコロナショックは働き方、資産保全など色々なことを考える機会になったと思います。
現時点では何が正解かわかりませんが考えないより考えた方がいいということで。
それでは時差通勤といいつつも十分混んでいる地下鉄で出社します。
最近読んだ本から 比べられるということ
コロナショックで図書館がずっと休館中で淋しいです。
カウンターでの予約本の受け取り・返却のみ。
足立区の図書館は民間委託しているので、お休み中の職員の方の雇用はどうなっているのかと心配になります。
お子さんがいなくても、該当業種でなくても、自宅待機で収入が減った人は対象になるといいのですが。
さて、今回は読んで色々思うことあり、の本多し。
2019.12月の読書ノート
最近読んだ本を忘れないうちに読書メモ。
メモするのを忘れて図書館に返してしまいあやふやなものも多いため。
浅田次郎 「日輪の遺産」
メキシコ旅行中に読み始め、快晴の下プールサイドで読み切って泣いてしまった。
フィクションですが、あるかもしれないと思いつつ読んでいました。
既に映画化もされていたんですね。
知り合ったとたんに亡くなった老人の手帳には、終戦直前の信じられないようなできごとがつづられていた。当初は事実と思えなかったが、手帳を読み進めていくうちに、また関係者と会って話を聞くうちに「誰にも話すことができなかった真実」の辛さを知ってしまう。
主人公たちの戦後抱えてきた辛さは想像できないです。
あの戦争を生き延びた方たちってみんな多かれ少なかれ辛さを経験しているのに、それを乗り越えて穏やかに日常を送っているということに驚嘆します。
品の良い老婦人の久枝さんという女性はまさにそう。
マッカーサーがフィリピン独立のために用意した莫大な財宝を山下将軍が盗み出し、終戦直前に軍の最高幹部たちが日本の復興のために移送し隠そうとする。
終戦を決めた政府首脳たちから指令をうけた少佐と中尉とその部下曹長は、それを受け入れられない陸軍幹部たちから狙われながらも密命を遂行する。
反撃のための新型爆弾と教えられた女子中学生たちは一生懸命作業するも、終わったところであの玉音放送が流れる。
戦後来日したマッカーサーは財宝の行方を探し始める。
財宝はどうなったのか?女子中学生たちは?少佐は?中尉は?というのは読んでみてください。
映画化したときは現代の部分は大幅に変わっていて、少佐の臨終にたちあった丹沢は出てこないそうですが、そのほうがテンポがいいかもしれません。
悲しい話でした。でも、いい人たちも多く出てくるので読み終わってからも嫌な気持ちにならなかったです。
遠藤周作「侍」
メキシコ旅行中に現地ガイドさんが薦めてくれた本。
江戸初期にノベスパニヤ(現メキシコ)との直接交易を目指して伊達政宗の使者としてメキシコに向かった支倉常長たちと彼らを利用して日本への布教を推進しようと企む宣教師の話。
資料が少なくて現在も本来の使節の目的などはよく分からないそうですが、結果として使節がメキシコに向かっている途中に禁教令が出て、戻ってきても評価もされず、お役目のために切支丹になったことで却って処罰を受けたりと、なんだか理不尽極まりない。
小説では支倉常長は身分が低い侍で、会ったこともない殿(伊達政宗)のために辛い旅を続ける。自分の領地の荒村を思いだし、切支丹になったら先祖たちになんと詫びようと思いながらも、役目のために表向きと心に思いながら改宗する。
宣教師ベラスコはモデルがいるようで、モデルの宣教師も激しい気性の持ち主だったようです。
読み終わって「理不尽で支倉常長が可哀そうすぎる」と言ってたら師匠(夫さん)は現地ガイドさんお薦めの本だけど読むのやめようかなあと言い出す始末。
城山三郎「望郷のとき 侍・イン・メキシコ」
こちらもメキシコの現地ガイドさんのおすすめ。
第一部は、支倉常長に随行した侍たちの話。遠藤周作の小説では、支倉常長たちも途中で遭難しても仕方ない身分に描かれていましたが、こちらでは支倉常長は正使として立派に描かれていて、主人公たちはさらに身分の低い御徒組や漁師から乗組員になったものなど。
支倉常長がスペインからローマに渡って絶望的な交渉をしている間、メキシコに残された彼らは、故郷に帰れるのかどうか不安になり、心を病んでしまうものや、現地の女性と結ばれて残る決心をするものなどさまざま。
でも、それだけの話で、あれ?これで終わり?と拍子抜けの感じ。
第二部は、城山三郎氏が支倉常長とともにメキシコに渡り、そのままメキシコに残った人々を探す話。明治以降の移民ではなく、江戸時代初期の使節となるとほぼ資料はなく痕跡もない。日本語に似た言葉があったり、風俗が似ていると言っても偶然であったり。
城山氏は、興味があって探しているのだが、途中で民族とか国家とか国籍は人間にとって何かと疑問を感じだします。
移民三世の青年が祖父の日本人を意識するのは、日本人を優れた民族と考えてそのことで自らの血を優れたものだと意識しようとしているから有用であるからで、有用でなくなれば日本人であるという意識も失われる。
「要は、よく生きさえすれば、何国人・何民族であろうとという構わないことである。個人にとって、国家とか民族とかは拘束を感じさせるものではなく、本来その程度のものであってよいのではないかー」(238P)
多民族国家のメキシコにあっては祖先に日本人がいるかどうかはあまり重要ではない。との文章に納得!
最近のテレビは「日本ってこんなに素晴らしい」「日本のすばらしさを外国人が訪れて感動する」という番組が多いですが、
日本人が素晴らしいのではなくて、丁寧な仕事ぶりを許される環境を作ってきた社会が素晴らしいのだと思います。相手を尊敬する、その社会であれば外国人が日本社会で「日本らしさ」を伝承していくことも可能だと思いますが、その点が難しそう。
効率や利益優先になって事故が増えてきたように思いませんか?
お客が店員に対して不寛容になってきたのも気になります。
とりとめない感想ですみません。
湊かなえ「白ゆき姫殺人事件」
化粧品会社の美人OLが殺されて、会社の同僚が容疑者として疑われる。取材するフリーの記者に証言する人たちの勝手な憶測。ネットでも色々な意見が飛び交う。
資料として証言者の話、週刊誌の体裁の記事、ネット上(架空のマンマローというツイッターのようなサイトがでてきます)の書き込み、最後に犯人逮捕の新聞記事といった形で小説ができあがっていて、面白い形の小説でした。
でも、湊かなえだけあって、イヤーな気持ちになる人たちばかり(笑)
それってこの作家さんがうまいってことですよね。
解説にあった「取材する記者のリアクションが薄いと微妙に話を盛ってしまうところに既視感を伴って迫ってくる」というくだりに納得。
登場人物たちは悪意もなく(自分の言葉を真実と思っているから)他人について語れるところが怖い。
無責任な報道で個人情報がさらされたり、炎上したり拡散されたり、こういった事件って実際にありそう。
ところで、師匠(夫さん)は「美人だと性格良さそうに見える」というが、私の経験上自分のことを美人だとわかっている人って性格悪いような気がします。多少のことなら許されるというか。内心どんなことを思っているかは別としてそうでもない普通の人は感じ悪いふるまいをできないような気がするのですが、みなさんはどう思います?
あぁー、若かりし頃「姫」にケンカ売られた時に、勝てないケンカは買わなきゃ良かった(笑)私には援護してくれるおじさんたちはいなかったのにーーー。
山内マリコ「あのこは貴族」
今回面白かったのはこちら。
東京の上流階級の箱入り娘の華子は良い結婚することが幸せだと信じて焦る。紹介されて巡り合った同じ階級の幸一郎と結婚することになるもどこか不安。親に大事にされて育ってきて、同じように夫にケアしてもらえるかどうかということに。自分が恵まれていて、苦労を知らない中身のない人間だということも知っている。
一方、地方から猛勉強して慶応に入り経済的な理由で中退し水商売を経てIT企業に入った美紀は、幸一郎と関係があるも、幸一郎は結婚相手としては自分を選ばないことを知っている。
幸一郎が誰から見ても好青年なのに情が薄いという設定が笑える。
そして、美紀がとった行動がかっこよすぎる。
他の作家さんならドロドロしそうだけど、気持ちよかった!
なので、この本は読後感がとても良いです。
苦労知らずの華子も最終盤で成長を見せるし。
「日本は階級社会」「金持ちは金持ちとしかつるまないから自分たちを普通と思ってる」「個人として接するときは親切だけど、違う階層とはつきあわない」「女性は分断されている」等々辛辣な言葉が連なる。
私はタクシーで移動してオークラのラウンジが落ち着くという階層に生まれていないし、そんな友人もいないからぴんとこないけど。
大工の娘がカトリックの大学に入って、外人の先生と帰国子女たちの会話を聞いて「この差はどうにもならん!」と思ったけど、内部生がいる学校ではなかったから、同じように猛勉強して入ってきた地味な友人たちとつるんでいて楽しい学生時代でした。
時代はバブル期、クラスメイトの幾人かはあっという間にきれいになっていったけど、私にはその魔法はかからず、男性におごってもらったりせず、自力で稼ぎ自分で欲しいものを手に入れる人生を過ごすことになったから。
相手の親の価値観で私の親のことを言われたらやっぱり悔しいだろうから、玉の輿なんて乗らなくてよかった(そんな話は全くなかったけど)
東京出身だけど、いかにも「東京」といったところは興味ないし、ラグジュアリーな東京はいまだに知らないし。下町が私のふるさと!
地方出身の美紀が、東京出身の華子や幸一郎を見て、東京でも地方でも限られた世界の中で完結している人たちはいるということに気づき、自分は自由だと思うところが良いな。
若いころは選択の道がたくさんあって自分の選択が正しかったのかどうか迷うけど、半世紀も生きてると選択に多少の間違いがあってもどう過ごしてきたかで、人生に対する満足度って大差なくなるような気がします。
残りの人生は健康かどうかが大きく関係しそうだから、健康第一で行きます!
夫さん再就職決まりました!
師匠(夫さん)の再就職の確定出ました。
きっと大丈夫だろうと思ってはいたけれど良かったです。
ブログの副題「アーリーリタイア夫さんと主婦大家ののんびり暮らし」は変えなければ。
先日、大阪のお義父さんから「仕事どうなった?」と電話があったので(ふだんは電話代がかかるからかけてこないのに)、先ほど採用の話を伝えました。
「なんもお祝いはしないけどよかったなあ」と言ってもらえました(笑)
前の外資系の会社のように休みは取りやすいけど黒字でもいきなり社員を切るような会社ではなく、
日本の企業なので、勤務時間は長いけどいきなりリストラするようなことはないそうです。60歳以降も希望すれば定年延長あるみたいです。
「決まってよかったーーー!」と本当にうれしそう。
「あれ?別に働かなくても大丈夫だから合格できなかったらアーリーリタイア生活を楽しむって言ってなかったっけ?」
「そう思っていたけど、周りに『リストラされて行くところもなくてかわいそう』と思われたくないし、今までの知識が必要とされるならもう少し働いてもいいかなって」
就職したらしばらくお休みとれないようだし、これで安心して週末から旅行できます。
前の会社は車だし、白衣に着替えるからと(夫さんは研究職)チェックのシャツにセーターなんかで出勤してたけど、これからはスーツで行くので「スーツ買わなくちゃ。定期も買わないと。定期なんて学生の時以来だ~」て。なんだか声が弾んでますけど?
私も「行くところ」と「必要とされる場所」を探して頑張ろうと思います。
9年ぶりの就活、いったん休みます
やはり二社目もだめでした。
応募先(不動産関係の会社)の面接にもたどり着けず・・・
派遣会社の中での選考に落ちるって・・・
(追記12/4 一日あけて担当者の方からお電話いただき、理由を教えていただきました。敗因分析①に追記しました)
応募先の条件
応募先の条件は、
専門知識は不要(登録はしていませんが宅建合格してます)、
WordとExcelは基本的なレベル可(関数壊さない程度)で(それなら大丈夫です)、
仕事のブランク3年までOK(私は11月まで勤務していました)、
周囲とコミュニケーションを取りながら仕事ができる方(自信あります)、
ご家庭やお子様の都合でお休みの相談可能(子供はいないし介護はまだです)、
平日10時から17時まで週3~4日で時給1300円。
交通費全額支給。来年1月からの勤務。と、すごーく好条件。
「宅建を独学で合格できるくらい勉強が好きなんです!」とか、
「教員時代には生徒ともうまくやれていました!」とか、
前回の反省(謙遜もあり、緊張してあまり自己アピールができなかった)をふまえて自分のアピールポイントを伝えてみました。
敗因分析①実家の役員
師匠(夫さん)に言わせると、「実家の役員になって社保かけてもらってるなんていうから、すぐ辞めると思われているんじゃない?」と。
実家は家族経営の超零細企業でギリギリの役員報酬を出してくれてるだけです、と弁明したい。
役員になってることを内緒にしたいけど、社保の適用がからむと面倒なのでどうしても初めに伝えないといけないし。
すぐなんて辞めません!事務職に就けるのはこれが最後のチャンスなんです!
***追記12/4 派遣会社の方からお電話いただきました***
Wワークを認めない企業だったために、今回の応募は希望に添えないと選考に落ちた理由を教えていただきました。
念のため、確認しました。
・役員といっても出勤はほとんど無い状態だが、Wワークとみなされるのか
・wワーク可能という記載の企業(たまに書いてある)の中から探したほうがいいのか
担当者の方の返答は、正社員採用ではないので、Wワークについて認めることが多いからこれからも希望の企業があったら応募してください、とのことでした。
敗因分析②これからの仕事に対する展望
私は年齢がいけないと思っていたけど、こちらかも。
ゆくゆくは正社員になりたいとか、フルタイム勤務したいとかいう人のほうがいいですよね。
今はお子さんが小さくて週に3日しか働けなくても、お子さんが大きくなったら週5日で働きたい!となるかもしれない。
私が経営者ならスキルアップしたい!という人を育てたいし、応援したい。
初めから「週20時間未満が希望です」なんて言う人よりは。
私は、30代は正社員で家庭が壊れるくらい一生懸命働いて(前の結婚は色々あって壊れた)アパートの頭金をためて、40代で再婚して家庭優先の働き方もあり!と気づいて目からウロコ。ローンが終わった50代は家庭を優先して趣味も楽しみつつ、知識や資格も活かせたらうれしい。
書いていてあまりの自分勝手さに赤面です。
敗因分析③ネット応募
ネットで簡単に応募できる都心の好条件の企業にはそれこそたくさんの応募者がいるのだろうということ。
交通費全額支給なら多少遠くても都心で働きたい人はいるかも。
そんな激戦を勝ち抜くほどのスキルはないということに気づきました。
むしろ近所でひっそりと「従業員募集」をしている企業を探したほうがいい?!
職安で紹介してもらうのもいいかもしれない。
近所の企業にスキルが必要ないと言っているわけではないですよ、掘り出し物があるかも、ということです。
いったん休みます
仕事をしたいけど、その時に優先することは何かをもう一度整理するためにいったん就活はお休みします。
①社労士や宅建の資格を活かしたい
②社会と繋がっていたい
③家庭を心地よいものにするために家事をきちんとしたい
④趣味も楽しみたい
①を考えなければ、お仕事は何かあるはず。
「ママじゃなきゃやだー」と言われたことのない私。
「せめて社会に必要とされたい」とぼやいたら師匠(夫さん)に「俺にはしゃおれんが必要だよー」となぐさめられる。アラ還の夫さんに言われると素直に喜べないのは失礼?
50代でも無事に再就職できましたー♪という報告をしたかったですが、
応援してくださった皆様ごめんなさい。
そして、ありがとうございました。とても励まされました。
追記12/4
派遣会社の方から今回の不採用の理由を教えていただきました。
不採用と言われるとやっぱり落ち込みますよね。
これから少し休んで「この仕事に就けて良かった」「しゃおれんさんを採用してよかった」とお互い思えるような出会いに向けて闘志を養っていきたいと思います(笑)
待つのはとってももどかしい
9年ぶりの就活、一社目はあっさりフラれ、
二社目は不動産関係に応募しました。
宅建に合格しているのでそちらの業界にしてみたのですが、
仕事の内容はデータ入力や資料発送、電話応対などの事務です。
でも、業界の内幕に興味津々なので今回は積極的にアピールしました。
二社目は派遣会社の紹介ということで、
まず派遣会社に登録し、応募して、担当者の方から電話があり、
応募先の詳細説明と私の職歴とスキルの確認などをがあり、
「では、正式応募ということでよろしいでしょうか」と確認されました。
その後、社内で審査をして、応募先の面接を受けてそこで採用が決まるという二段階方式。
今、派遣会社からの返事待ちです。今日の夜8時までにメールで結果が来るそうです。
正式応募から二営業日後ということですが、どうでしょう。
もう午後3時。ダメでも結果は来るはずなのですが・・・
師匠(夫さん)は水曜日が再就職先の論文発表と役員面接の日。
前回の審査のときに入館証用の写真の提出も言われているので、ほぼ決まりだとは思うのですが。
夫さん曰く「とりあえず採用して、研修というかインターン期間でダメなら切られるみたいだよ」その割には、技術論文の発表など準備がとても大変そうなのに。
今日は二回目の失業認定にハローワークに行っていました。
師匠の就職はまだ確定ではないし、私のほうはどうなるかさらに不確定。
この宙ぶらりんな状態がとてももどかしいです。
そんな中、PCの起動がすごく遅くなったり、ネットがとても重くなって、コメントしている途中にページが固まって動かなかくなったりという怖い状況になったので、
「Windows10 遅い 改善」なんて検索してあれこれ試してみました。
すると、途中でネットにつながらなくなってしまいパニック。
「プロキシ」というものが自動で検出されなくなっていて、修正方法を試してもうまくいかず・・・
師匠は「かわいそうに」となぐさめてくれるだけ。
(師匠はPCを使うことはできても、手を加えることなどはほとんどしない)
結局、初期化したら治りました。起動も速くなったし、ネットも繋がります。
メールが受信できなくなったらどうしようと真剣に心配していました。
色々なことを再設定しなきゃいけなくて面倒で、これから多少遅くなっても下手にいじるのはやめようと思いました。
でも、起動するまでやページが変わるを待つのってとってももどかしいですよね。
せっかちな江戸っ子なもので。